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｜｜｜｜｜｜｜ シオンとの架け橋
＿＼＼｜／／＿ イスラエル・ニュース
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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(11日)ガザと西岸地区の自由通行を政府が拒否
★(12日)ハマスの停戦破棄宣言を自治政府が非難
★(13日)ガザ退去者の８割は現在もまだ失業中
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2005年12月11日（日）
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＊スウェーデンでノーベル賞の受賞式典。国際原子力機関のエルバラダ
イ氏、ヘブライ大学のアウマン教授らが受賞した。(P,H,I,7)
＊ガザと西岸地区の間を車列により自由通行するとの米提案をイスラエ
ルが拒否。エジプトからガザへテロリストが流入しており、ガザから
イスラエルへの入国を厳しく制限する必要があるため。(P,H)
＊スエズ運河でアルカイダが大規模なテロを行うとの情報が入り、エジ
プト海軍が厳戒態勢。付近での漁船の操業を禁止している。(P)
＊国防軍の担当者が、世界から集まった４０人近くの救急担当者にテロ
や地震での救援活動を指導中。数多くのテロで蓄積されたノウハウを、
世界各地での救援活動に活かしてもらう。(P)
＊ヘブロンで１７歳のパレスチナ人少女が国防軍兵士をナイフで刺そう
としたが失敗。逮捕されて取調べを受けている。(P)
＊エレズ検問所の近くでテロのためと見られるトンネルが発見された。
ガザ撤退後、この種のトンネルが発見されたのは初めて。(H,I)
＊テルアビブ近郊のヨッパで地元暴力組織の抗争で２人が死亡。この地
域では暴力組織が長年にわたり抗争を続けている。(H,P)
＊アラブ系市民の有識者が、パレスチナ側の史観による歴史教科書７万
部を配布。独立戦争はパレスチナ人虐殺、ヤシンは反占領闘争の指導
者などとするもの。教育省は学校での使用を禁止する構え。(P)
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2005年12月12日（月）
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＊シャロン首相がイランの核施設に対する攻撃命令を出したとイギリス
のサンデータイムズが報道。しかしイスラエル政府は「今すぐ攻撃す
る計画は無い」と否定した。(P,H,7)
＊モファズ国防相がリクードを離党しカディマに参加する方針を表明。
モファズ氏はリクード党首選に立候補しており、党員に「決してリク
ードを捨てない」とする声明文を送った直後だった。(P,H,7)
＊フランスとイスラエルの警察幹部がパリで会談。ロシアの富豪に対す
る資金洗浄疑惑のほか、最近フランスで頻発する暴動の対応策につい
てもイスラエルのノウハウを提供する。(P,H,I)
＊バラタ難民キャンプで戦闘。アルアクサ殉教団のメンバー１人が、手
榴弾を誤爆させ死亡した。(H,I)
＊ハマス指導者のマシャールが「年内で停戦は破棄する」と宣言。自治
政府の和平交渉担当者エレカット氏は「停戦について決断する権限は
自治政府だけにある」と語り、ハマスを非難した。(P,I)
＊労働党が候補者選びの方法を党員投票から委員会での投票に変更する
案を１１６人の運営委員会で投票にかけたところ、賛否が同数に。木
曜日に８００人の委員会で再投票を行う。(P,H)
＊ガザからの撤退により、ガザは占領地ではなくなり、ガザからの攻撃
や反撃には戦争法を適用すべきだとの見解を国が表明。人権団体がテ
ロリスト殺害作戦の違法性を問う裁判を起こしたため。(P,H)
＊ブラジルにナチス元高官のブルンナーが潜伏するとの情報は信憑性が
薄いと、シモンウィーゼンタールセンターの担当者が語った。(P)
＊２００５年のパレスチナ自治区の経済成長率は８％で、失業率は昨年
の２７％から２２％に低下するとの予測を世界銀行が発表。(H,P)
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2005年12月13日（火）
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＊ＥＵがヒズボラに続いてハマスと正式交渉を開始しようとしているこ
とに、イスラエルの外務省が抗議。両組織はテロ組織であり、こうし
た組織と関係を持つことは国際法違反だとするもの。(H)
＊ネタニヤフ氏の側近が、６１人の議員署名を集めてシャロン政権に代
わる連立を作ることを検討中。シャロン首相陣営は「選挙までの時間
稼ぎ」だとして激しく反発した。(P,7)
＊ガザから強制退去された元入植者の８割が失業中だと判明。(P,7,I)
＊総選挙での勝利が確実視され、続々と大物政治家が参加を表明してい
るカディマの党内では、入閣希望者が多すぎると懸念の声。(P,H)
＊国防軍がツルカームでイスラム聖戦のメンバー６人を拘束。拘束作戦
中の戦闘で、兵士２人が軽傷を負った。(H)
＊レバノンで今年２月に発生した元首相暗殺事件について国連が調査報
告を発表。強くシリアの関与を示唆するもの。レバノンでは昨日、反
シリア活動家が自動車爆弾により殺害される事件が発生した。(H)
＊アッバス議長がファタハの議員候補の大半を旧世代にする方針を示唆
したため、ファタハの新世代が反発。銃を持ったメンバーが各地の選
挙事務所を襲撃して、来年の選挙を実力阻止すると宣言した。(P)
＊３度も自爆テロの標的となったネタニヤのショッピングセンターでは、
警備員が続々と辞職中。３回も犯人が自爆した正面玄関前は、誰も警
備をしたがらないという。(H)
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［情報源略号表］
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ７ http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
［転載・引用・再配布について］
教会活動等の非営利目的ならばＯＫです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行：「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集：石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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