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(回答先: イラク・レジスタンス・レポート 2005/12/09 投稿者 white 日時 2005 年 12 月 11 日 16:44:06)
□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/12/09
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106736596?page=1#106736596
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2005/12/11 (日)
※ 今日紹介する主な内容 ※
2005年12月9日付
◇ヒート: 米軍空襲で民間人14人が死亡、「集団懲罰」
◇カイム: 米軍がモスク閉鎖し市内での金曜礼拝を禁じる
◇ファルージャ: レジスタンスが米軍待伏せ、1時間の戦闘
◇ラマディ: 高性能爆弾で米兵4人死亡
◇米軍がマダイン封鎖し、急襲・拘束作戦を展開
◇ファウ半島: 強力な爆弾が英軍基地を揺るがす
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□イラク・レジスタンス・レポート 12月9日 金曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Friday, 9 December 2005
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http://www.albasrah.net/en_articles_2005/1205/iraqiresistancereport_091205.htm
◆アンバル州 Al-Anbar Province
◇ヒート: 米軍空襲で民間人14人が死亡、「集団懲罰」
US air raid leaves 14 civilians dead in apparent “punishment”
9日午前11時、イラク西部の都市ヒートで、米軍機が地元イラク人の民
家4軒に激しい攻撃をおこなった。
イスラム・メモの通信員は、地元の一般市民14人がアメリカ軍の空襲で
殺されたとヒートの病院が発表したことを伝えた。犠牲者のなかには女性と
子どもが含まれている。
通信員は次のようにレポートした−−攻撃はヒートの東ザウィーヤ村に集
中していた。この村にはドレイミ族のなかで最大の部族であるブ・ニムル部
族のメンバーが住んでいる。彼らはこれに先だって、イラク・レジスタンス
に協力すると集団懲罰で「痛い目」に遭うとアメリカ軍から脅されていた。
◇カイム: 米軍がモスク閉鎖し市内での金曜礼拝を禁じる
US occupation closes mosques in city of al-Qa’im
preventing Friday prayer services in city
米占領軍はイラク西部のシリア国境に近いカイム市の住民がモスクに行っ
て金曜日の集団礼拝に出席することを禁じた−−イスラム・メモが9日午前
11時50分の速報で伝えた。
同通信員は、米軍が拡声器を使って、治安確保のためにモスクは今日閉鎖
され、いかなる理由があろうと誰もモスクに行くことは許されないとアナウ
ンスしたと伝えてきた。通信員によると、米占領軍はモスクの入り口に多数
の装甲車を配置して、誰も入ったり祈りを呼びかけたりできないようにした。
身元を隠した傀儡(かいらい)イラク軍の中尉の証言をイスラム・メモが
報じた−−今回の措置は12月15日に米軍統治下で実施される「選挙」に
備えたもので、米軍がアンバル州全体に宣告した非常事態宣言の一環だ。
◇ファルージャ: レジスタンスが米軍待伏せ、1時間の戦闘
Resistance ambushes US patrol in al-Karmah at dawn sparking hour-long battle
9日の夜明け、ファルージャの東カルマー地区の中心部で、イラク・レジ
スタンス戦士が米軍のパトロール部隊を襲撃した。
イスラム・メモの通信員は、その攻撃がカルマー中心部で米軍とイラク・
レジスタンス戦士との銃撃戦を勃発させたという目撃者の証言を伝えた。レ
ジスタンス戦士は機関銃と携帯式ロケット砲を発射し、米軍ハンビー1台を
破壊、5人の米兵を死傷させた−−目撃者が話した。
医療関係者はイスラム・メモの取材に、米兵が銃口を戦闘現場近くの民家
に向けたため、一般市民6人が重軽傷を負ったと語った。アメリカ兵の銃撃
によってケガを負わされたなかには2人の子どももいるが、記事を書いてい
る時点で彼らの状態は安定していた。
米軍ヘリが現場に到着したために、アメリカ兵は現場からの退却が可能に
なった。ファルージャ市内ではいつものことだが、米軍は戦闘後には戻って
来なかった。
◇ラマディ: 高性能爆弾で米兵4人死亡
Four US troops reported killed in high-yield bomb blast in ar-Ramadi
9日朝のラマディ市中心部において、イラク・レジスタンスの高性能爆弾
が米軍パトロール部隊のそばで爆発した。
イスラム・メモ通信員は、攻撃は米軍のジール兵員輸送車を炎上させ、4
人を死亡、1人を負傷させたというラマディ警察関係者の証言を伝えた。こ
の爆発で直径4メートルばかりのクレーター(くぼ地)ができた。
この攻撃の直後、米占領軍は付近の民家を無差別に捜索したが、何も発見
できなかった。
◇雨が降らずアンバル州住民には不運続き
Lack of rain adds to misfortunes of residents of al-Anbar
アンバル州の住民は雨乞いの祈りをおこなうために砂漠地域に出かけた。
イスラム・メモ通信員はラマディ市にあるアル・ラーマン・モスクの導師ア
ハマド・アル・ジョマイリ師の話をレポートした−−例年の冬の雨が降らな
いという事実はイラク西部のほとんどの住民にとって深刻な問題を生じさせ
ている。ここでは穀物栽培用の灌漑(かんがい)と飲料水を降雨に頼ってお
り、住民の多くも農場で働いている。
◆バグダッド Baghdad
◇サイイディヤ: レジスタンスの爆弾で米兵が負傷
◇傀儡「ウルフ旅団」が中心部と北部でスンニ派拘束
◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇サマッラ: レジスタンスが米軍基地にミサイル攻撃
◇ティクリート: レジスタンスが米軍基地を攻撃
◆ディヤラ州 Diyala Province
◇米軍がマダイン封鎖し、急襲・拘束作戦を展開
US seals off al-Mada’in, launches raids, arrests
イスラム・メモは9日午後2時35分の速報で、米占領軍がバグダッド南
東のマダイン市全域で大規模な急襲・拘束作戦を遂行していると報じた。
アメリカ軍は9日夜明けに開始したこの作戦で、今まで15歳から50歳
までのスンニ派教徒36人を拘束・連行した−−イスラム・メモ通信員が目
撃者の証言をレポートした。この目撃者はさらに、拘束作戦がおこなわれた
民家では金銭と宝石も盗まれたと話した。
通信員は、米軍がマダイン市を包囲してすべての出入り口を完全にふさい
でしまったとレポートした。アメリカ軍は拡声器を使って地元住民に呼びか
け、市内に派遣された米兵を攻撃すれば「不幸な目に遭う」ことになると脅
した。
◆カルバラ州 Karbala’ Province
◇影響力拡大にイランがカルバラへの領事館開設か
Iran to open first consulate in Karbala’ as Tehran spreads its influence
イランは10日、シーア派の聖地カルバラに最初の領事館を開設すると見
られている。開設の理由はイランと傀儡イラク政府が着手している協力事業
を促進するためであり、またシーア派教徒のカルバラ巡礼を促すためである。
イスラム・メモ通信員は、バスラには2〜3日後に別の領事館がオープン
するという州知事事務所のランクの高い内部関係者の証言をレポートした。
地元イラク人のシーア派教徒の見解を調査したところ、イスラム・メモ通
信員は、彼らの60%がカルバラへの領事館開設をイラン人のイラク支配の
始まりだとみなしていることを確認した。親米派のシーア派聖職者シスタニ
の支持者はこの展開を歓迎している。
◆ムサンナ州 Al-Muthanna Province
◇サマワ: 11人の死体を発見、身元不明
◆バスラ州 Al-Basrah Province
◇ファウ半島: 強力な爆弾が英軍基地を揺るがす
Powerful blast shakes British camp on al-Faw Peninsula
イスラム・メモは9日午後3時25分の速報において、強力な爆弾がイラ
ク南部ファウ半島にあるイギリス軍基地で炸裂したと報じた。
イスラム・メモ通信員は、爆発のあと基地上空に煙がたなびいていたとい
う目撃証言を伝えた。
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オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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