★阿修羅♪ > 戦争76 > 787.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: ノーベル平和賞授賞式、IAEA事務局長が核廃絶呼びかけ(nikkei) 「核兵器の存在は意味がない」 投稿者 ロエンヒ 日時 2005 年 12 月 11 日 07:33:17)
中国新聞 http://www.chugoku-np.co.jp/
IAEAに平和賞授与 「核の番人」の努力後押し '05/12/11
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200512110019.html
【オスロ10日共同=八谷敏弘】国際原子力機関(IAEA、本部ウィーン)とムハンマド・エルバラダイ事務局長(63)へのノーベル平和賞の授賞式が十日、ノルウェーのオスロ市庁舎で開かれ、メダルと賞金一千万クローナ(約一億五千万円)が贈られた。
広島と長崎への原爆投下から六十年。北朝鮮やイランの核開発問題など核の脅威が高まる中、核不拡散への努力を続ける「核の番人」IAEAにとって強力な後押しとなる。エルバラダイ氏は演説で、兵器に転用できる核物質の管理強化や核軍縮が必要だと指摘。「核の闇市場が出現し核兵器や核技術が拡散、核軍縮は停滞している」と述べた。
ノルウェー・ノーベル賞委員会のウーレ・ダンボルト・ミエス委員長も「核拡散防止条約(NPT)の下での義務を深刻に受け止めるべきだ」とし、米国などの消極的な核軍縮姿勢を批判。「広島、長崎への原爆投下後、世界は悲劇を二度と繰り返してはならないとの思いを共有した」と表明した。
委員長はさらに「日本原水爆被害者団体協議会(の活動)をたたえる」と述べ、広島、長崎の被爆者に敬意を表した。
授賞式にはIAEAを代表して理事会議長の天野之弥駐ウィーン国際機関代表部大使が出席した。国連機関の平和賞受賞は、二○○一年の国連とアナン事務総長以来。
賞金はIAEAとエルバラダイ氏で等分され、IAEAは発展途上国の人材育成のための特別基金を設立。エルバラダイ氏は母国エジプトでの孤児支援活動に充てる。
事務局長はエジプトの外交官出身。国連本部駐在のIAEA事務局長代理などを経て、一九九七年十二月から現職。