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(回答先: イスラエル・ニュース １２/９ 投稿者 愚民党 日時 2005 年 12 月 10 日 01:03:41)
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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(4日)ラファの管理体制にＥＵ監視団も懸念
★(6日)ネタニヤで自爆テロがあり５人が死亡
★(6日)小泉首相が来年にイスラエルを訪問
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2005年12月4日（日）
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＊週末にカッサムロケット砲４発がネゲブ地区に着弾。ガザから退去し
た入植者らの仮設住宅の近くだった。国防軍は発射地点に対して空爆
による反撃を行った。(P,H,7,I)
＊ミサイル迎撃システムの「アロー」が迎撃実験に成功。核弾頭搭載可
能なイランの「シハブ３」と同程度の標的が使用された。(P,H)
＊金曜夜にガザからイスラエルに侵入しようとしたパレスチナ人を国防
軍が銃撃。１６歳の少年が死亡し、２人が負傷した。(P,H)
＊ガザ沖の航行禁止区域を航行中の２２歳のパレスチナ人を国防軍が射
殺。停船命令を無視し、威嚇射撃に対して応戦したため。(H,7)
＊ラファ検問所のＥＵ監視団が、テロリストが自由に往来する状況に懸
念を表明。イスラエル政府は自治政府に対し、現在の状況が続けばガ
ザからイスラエルへの検問を厳しく制限すると警告した。 (P,7)
＊自治政府のファイード蔵相が混乱するファタハに見切りをつけて新党
を結成へ。女性政治家として知られるハナン・アシュラウィ氏や、ア
ベド・ラボ氏らも参加すると見られている。(P)
＊ファタハの予備選挙では、バルグティに次いでラジョウブ氏が二位に。
しかし選挙がらみの混乱が拡大。ヘブロンではアルアクサ殉教団が選
挙管理事務所を襲撃、ガザでは部族抗争で５人が死亡した。(P,H,I)
＊自治政府のアッバス議長らがバチカンでローマ法王と会談。議長は法
王をエルサレムに招待する考えを示した。ベツレヘムのカトリック系
住民からの文書も手渡された。(H)
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2005年12月5日（月）
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＊労働党が候補者リストの枠組みを決定。人種や生活形態、女性、合併
時の合意などで多くの枠が埋まり、来年１月１７日の予備選挙で決ま
る部分は少なく、現議員から不満の声が出ている。(P,H,I)
＊国防軍の反撃にもかかわらず、日曜午後にガザから８キロ離れた地点
にカッサムロケット砲２発が着弾。住民が精神的ショックで治療を受
けた。国防軍はテロ組織指導者の殺害作戦を再開する。(P,7,I)
＊６１人の議員を集めて国会解散を阻止する動きがあるとの報道。しか
し実際には単なる「立ち話」だったと関係議員が語った。(P)
＊労働党首のペレツ氏が、兼職禁止規定によりヒスタドルート（労働総
同盟）議長を辞職。ネタニヤフ氏は「在職１０年で６０５回のストを
打ち、イスラエルをスト大国にした」と「功績」を称えた。(H)
＊ガザのパレスチナ人医学生がベツレヘムの大学で医療技術を学ぶため
通学の権利を求めて裁判所に２度目の訴え。２００３年にも同様の訴
えを起こしたが、国防軍は通行を拒否している。(H)
＊ハマスの依頼で国防軍兵士の誘拐を企てていたアラブ系市民がテルア
ビブ地裁で有罪に。報酬はたったの２０００シケルだった。(P)
＊アラブ諸国の世論調査でイランが核武装するとの予想が５３％。また、
イランに核武装の権利があるとの意見は６０％に達した。(P)
＊昨年９月から１年間に、北米からイスラエルに移民した人の９３％が、
イスラエルでの暮らしに満足しているとの調査結果。他の人にも移民
を勧めたいとの意見も７４％に達した。(P)
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2005年12月6日（火）
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＊昨日ネタニヤのショッピングセンター前で自爆テロがあり、５人が死
亡、６６人が負傷した。犯人は建物に入る前に自爆したため、被害は
爆発の規模の割には少なかった。(P,H,7)
＊イスラム聖戦がネタニヤの自爆テロの犯行声明を発表。犯人の両親は
「息子は彼らに騙された」と泣きながら語った。自治政府はテロを非
難し、犯行グループ逮捕に全力を挙げるとの声明を出した。(P,H)
＊自爆テロの再発を受け、国防軍は自治区を封鎖。シャロン首相はテロ
組織を徹底的に叩くよう命令した。(P,H,7)
＊自爆者を事前に発見し、何度も停止を命じた警官らが、犯人がバッグ
に手を入れて自爆するまで発砲しなかったことが判明。警察では、警
官の回復を待って調査を行い、今後の対策を検討する。(H)
＊小泉首相が来年初めにイスラエルを訪問へ。シャロン首相、アッバス
議長らと会談する。コーヘン駐日大使は「安保理入りを目指すには、
お金を出すだけでは不十分」と語り、日本の関与を歓迎した。(P)
＊イランは数ヶ月で核兵器を持てるとＩＡＥＡのエルバラダイ委員長。
しかし、軍事攻撃は報復の連鎖を招くと警告した。(P,H)
＊リクードのランダウ氏が党首選を辞退。右派の票をネタニヤフ氏に集
結できるとして、入植者組合は歓迎を表明した。(P,H,7)
＊国際赤十字社が、赤十字、赤新月のほか赤い菱形の「レッドクリスタ
ル」も標章として認めることがほぼ決定。枠の中には国により様々な
記号が入る。これでイスラエルのＭＤＡも加盟が可能に。(P)
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http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
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［情報源略号表］
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ７ http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
［転載・引用・再配布について］
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発行：「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集：石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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