★阿修羅♪ > 戦争76 > 746.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
伊国営がまたリーク 伊軍駐屯地は戦場だった
先ごろファルージャにおける米軍の白燐使用ドキュメンタリーを放映した
イタリア国営RAI放送 ジャーナリストのシグフリード・ラヌッチ氏が、
イタリア軍の戦闘ビデオを放映。
大部分が国防省警察官で構成されたイタリア軍(自衛のみで、同盟軍の戦闘
には参加しない)。
自爆テロ攻撃を受けたり、サドル氏民兵組織との小競り合いはあったものの、
治安が比較的安定している地域で復興支援活動をしていたはずでした。
//////////
レップブリカ紙の記事
ナッシーリア橋の戦闘
発砲するイタリア人のビデオ
RaiNews24が04年のビデオを発掘。 カラビニエーリ(国防省警察)とイラク抵抗派が
撃ち合いする映像。
絶叫、絶え間ない射撃音、「やっちまえ ルカ、殲滅させろ」
ローマ発 -04年8月、ナッシーリア橋の戦闘。 イタリア軍と抵抗派の3回目の衝突は、
まごうことなき本当の戦争だった。 約1年の距離を置いて、先ごろファルージャに
おける米軍による白燐使用のドキュメンタリーを放映して世界の注目を引いた
RaiNews24衛星が、戦闘の局面をあらわにする未公開ビデオを放映。
レップブリカ紙はウェブ上に(2分割で)再掲載する。 白燐問題を掘り下げた
ジャーナリスト シグフリード・ラヌッチ氏の手による。
血なまぐさい映像ではないが、そこで語られる戦闘は(特に音声と声)すさまじさが
間違いなく伝わるものだ。 背景音は大口径砲弾の爆発、機関銃や小火器の乾いた音、
橋の向こうの見えないイラク側陣営を攻撃する’ミラン’ミサイルの発射音。
映像には煙雲と遠くでうごめくイラク人負傷者、不安と興奮と怒りのこもるイタリア軍
の声、一貫して戦闘中であることをうかがわせる。
射撃と着弾。負傷した’敵’が倒れるのが見えると怒声「やっちまえ、ルカ、殲滅しろ
くそったれ、殲滅しろ」。 しかし怒声と絶叫には、敵と味方の位置を知らせる
情報交換のそれも混じる。 友軍射撃を避けるために・・・・そして悪態
ブロウイング機関銃の故障で撃てない。 弾薬の無駄遣いを避けるよう促す声が、公/
非公式に聞こえてくる。
戦闘に参加しているイタリア軍は、カラビニエーリ・タスカニア落下傘部隊と第二
旅団の狙撃兵たち。 同じ兵士たちが明け方、朝、昼、夜と戦いを続ける。
今回のケースは白燐の告発のような’スクープ’ではない。 おそらく告発でもなく
既成事実だ。 しかしここには戦争がある。使えない武器、伝達のまずさ、友軍射撃の
恐怖など秩序はそこそこながら、死者と負傷者を伴う本物の近代戦争。 カリパリの
ケース(米軍に射殺された)からも推定される顕著な数の’友軍射撃’による犠牲が
伴う、米軍 英軍が戦っているのと同じイラク戦争だ。 ナッシーリアに平和を
もたらすために派遣されたイタリア軍の。
12月8日
http://www.repubblica.it/2005/l/sezioni/esteri/iraq73/battnassi/battnassi.html