★阿修羅♪ > 戦争76 > 743.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
最近、CNN(国際版)などを視聴していると、イランのアフマディネジャド大統領は自作自演でハルマゲドンを起こす危険な奴であるかのような報道が目立っています。
というのも、アフマディネジャド大統領自身が宗教心の強い人間で、元々はイスラム民兵組織の幹部であったこと、そしてイスラエル抹消発言、さらに最近何やら最後の審判?に備えよみたいなことを言ったらしいのです。
ただ宗教者なら信徒に向かって悔い改めよと説教するのは当たり前ですし、またイスラエル抹消発言もホメイニが存在した時代からイランでは語られていることです。
これはむしろ、イランの核開発疑惑とからめ、「イランは危ない、カルトの国だ、オウムのサリンみたいに核兵器をハルマゲドン自作自演で使うかも知れない」と一般視聴者に思わせるプロパガンダ的なものであると見たほうがいいのかもしれせん。
このイランの話、日本ではほとんどマトモな報道が(特にテレビニュース)されていないので実感できないと思いますが、欧米メディアではかなりの頻度で登場しています。もちろんイランが「良い国」に描かれることはほとんどありません。もちろん完全な悪の国とは描きませんよ。一応イラン・リベラル派が貧困層の失望を招いたみたいなレポートは送ってくるのです。しかしその中にこそっと「核弾頭を持っているかも」みたいな煽り情報をいれてみたり、あるいは「イラン大統領は米国大使館を占拠した狂信者か?」みたいな未確認だけどイメージ悪化が期待できる情報を入れこむ訳です。さらにイランの反体制派が弾圧に耐えて頑張っていますみたいなのもつけてくる(米メディアのキューバレポもたいてい同じスタイル)。露骨なイラン敵視報道よりもよっぽど悪質ですよ。視聴者は公平な番組だなと思いつつ洗脳されるでしょうね。「やっぱりイラン危ない、悪魔の国」と思ってしまう。
こういう類の報道が洪水のように流れ、そして既に米国の無人偵察機がイラン領空を侵犯しているという情報もありますから、米軍による何かしらのイランへの攻撃が近々あると考えるのが妥当かもしれません。もちろんそれは米国にとってはさらなる泥沼への道でしょうが、地中海に面した元ローマ帝国植民地住人の皆様はまたまた敵国が一つ自分たちの血を流さずに叩き潰されるわけでめでたしめでたしというところでしょうか。
そうそう最後に元ローマ帝国植民地住人の皆様のメディア操作のやり口がとある本に載っていたのですが、それがなんと飯島秘書官と同じなのですよ。記者連中と親しい関係を築き、特だねがあればまっさきに教える。インタビューにもすぐ応じる。そしてギブ・アンド・テークで操っていくと。米国のメディア関係者にはイスラエル高官の電話番号がかなり普及しているそうであります。
イラン外務省が、国連に、イスラエルの犯罪行為を非難するよう求めた(IRIB)
http://www.asyura2.com/0510/war75/msg/989.html
投稿者 田中大也 日時 2005 年 10 月 30 日
イラン大統領、反イスラエル発言を正当化 [読売新聞]
http://www.asyura2.com/0510/war75/msg/966.html
投稿者 あっしら 日時 2005 年 10 月 29 日