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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20051208k0000e040019000c.html
【ロンドン山科武司】今年のノーベル文学賞を受賞した英国の劇作家、ハロルド・ピンター氏(75)が今月10日のノーベル賞授賞式で、イラク戦争を主導したブッシュ米大統領、ブレア英首相を「膨大なうそのつづれ織りをつむいでいる」と手厳しく批判する異例の演説を行うことが7日分かった。BBCなどが報じた。ピンター氏は現在入院中で授賞式には出席できず、式で流す演説をあらかじめ録音した。
演説でピンター氏は「大量破壊兵器を所有しているとしてイラク侵略を正当化した米国は間違っていた」と指摘。「第二次世界大戦後、世界に善きことであるかのように装って米国が武力行使し、世界を欺いた例は枚挙にいとまがない」と、米国を批判した。
イラク戦争で米国を支持した英国についても「(米国に)付き従ってメエメエ鳴くだけの哀れな子羊」と皮肉。「社会の真の姿を明らかにすることを我々市民はひるんではならない」と訴えた。
ピンター氏はイラク戦争中にも米英を批判し、ブレア英首相辞任を求める運動に参加した。
毎日新聞 2005年12月8日 10時06分