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□アフガンでもイラク型の対米軍自爆テロ 巻き添えで市民1人が死亡 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1526709/detail
アフガンでもイラク型の対米軍自爆テロ 巻き添えで市民1人が死亡
【アルジャジーラ特約5日】アフガニスタン警察当局者によると、同国南部のカンダハル市で4日、米軍車両の通過に合わせた自爆テロ事件が起き、通りかかった市民1人が巻き添えで死亡したほか、米軍兵士ら2人が負傷した。
今回のテロ事件では、体に爆弾を巻きつけた男が米軍車両に対し自爆テロを起こした。米軍当局者によると、この事件で同軍兵士1人が顔面に負傷したが、生命に別状はなく、標的となった米軍車両にも損害は出なかったという。
アフガニスタンでは最近、自爆テロなどによる米軍および多国籍軍部隊で編成する国際治安支援部隊への攻撃が相次ぎ、今回の事件は過去2カ月間で8件目。
最悪の自爆テロ事件が起きたのは11月14日で、首都カブールに駐屯する北大西洋条約機構(NATO)主導の治安支援部隊が狙われ、ドイツ軍兵士1人と市民8人が死亡、15人が負傷した。
また、カブール近郊で9月28日に起きた同様事件では、アフガニスタン兵士8人と市民1人が死亡した。
警察当局は、一連の自爆テロ事件には、2001年12月に米軍により崩壊させられたイスラム原理主義のタリバン旧政権が関係しているとみて捜査するとともに、同政権崩壊から4年目を間近に迎え、アフガニスタンでも米軍を標的にしたイラク型の自爆テロが多発する可能性があるとして警戒を強めている。
一方、米軍当局者によると、アフガニスタン南部で4日、抵抗勢力への掃討作戦に出動していた米軍ヘリコプター2機が緊急着陸し、米軍兵士5人を含む計6人が負傷した。
負傷した米兵5人は生命に別状はないが、ヘリコプターは大破したという。緊急着陸の原因について米軍は「調査中」とだけ発表した。
これに対し、パキスタンのイスラマバードにいるタリバン関係者はこの日、「われわれはカンダハル近郊で米軍ヘリコプターを撃墜した」と明らかにした。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2005年12月05日16時09分