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□イラク政府の治安担当顧問が拉致される 「イスラム軍」が犯行声明 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1532404/detail
イラク政府の治安担当顧問が拉致される 「イスラム軍」が犯行声明
【アルジャジーラ特約6日】「イラク・イスラム軍」を名乗るグループが6日、米国の治安担当顧問を拉致し、米軍が48時間以内にすべてのイラク人拘留者を釈放せねば、殺害すると脅迫した。
アルジャジーラは、イラク住宅省の治安問題顧問であるロナルド・シュルツ氏とされる一人の男性を映したビデオ映像を流したが、ビデオの信ぴょう性については確認していない。
きめの荒い映像は、両手を後ろ手に縛られて座っている金髪で、白人のような男性を映し出した。ビデオには「イスラム軍」のロゴが付いていた。ビデオはまた、米国のパスポートと「ロナルド・シュルツ」とアラビア語で記したカードを映した。
同グループはまた。このビデオの中で、米軍に対し、数次にわたる市街地攻撃で損害を受けたアンバル州住民に償いをするよう要求した。アンバル州のファルージャ、ラマディ両市が米軍の激しい砲火を受けている。
昨年、同じ呼称のグループは、イラクからのイタリア軍撤退の要求が拒絶されると、同国のジャーナリストを殺害した。
今回の拉致事件の数日前には、イラク国内でキリスト教平和団体の活動家4人(カナダ人2人、米、英国人各1人)が武装分子により拉致され、それとは別に、ドイツ人考古学者、フランス人技術者が拉致された。
フセイン政権の崩壊以降、イラクでは数千人の民間人が誘拐され、うち外国人は200人以上に及ぶ。
一部の外国人とイラク人の多くは営利誘拐団によるものだが、米軍主導のイラク侵攻に反対する武装分子も外国人を捕らえて、その政府にたいし軍をイラクから撤退させるよう圧力をかけてきた。多くの人質は解放されたが、約50人が殺害され、一部は断首の光景がインターネットを通じて流された。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2005年12月07日15時13分