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(回答先: 「ガス室で大量虐殺なんて、そんなヒドイこと人間が人間にできるわけない！」だからホロコーストはなかった。とも言える。 投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2005 年 11 月 30 日 23:29:07)
Carlsonは「自国政府が国民を大量虐殺するようなヒドイこと」と言っています
私が忙しさにかまけて十分な訳を添えなかったのがいけないのですが、「殺しがあったか、無かったか」という話と、殺しがあったのは明らかでその上で「誰が殺したのか」という話は、まるで別です。
（思うに、戦争屋は嫌いださんはこの点を十分にお分かりの上で、こんな風に早とちりする人もいるのではないか、とおっしゃっているのでしょう。私の舌足らずのために誤解されやすい投稿になっている、というご指摘なのかもしれません。ただ、見出しだけを見て判断しかねない他の読者の誤解を避けるために申し上げておきます。）
９・１１でひどい虐殺が起こったことははっきりしており、それをTucker Carlsonは「イスラム教徒がやった」と思っている（そのように宣伝したい）わけです。本文にあるように、Carlsonはリバータリアンを自称している、つまり（伝統的な意味では）できる限り連邦政府の世話などにはなりたくないし税金も払いたくない人物のはずなのですが、それがここでは、「我々の税金で成り立っている連邦政府が自分の国民を殺すなどという邪悪なひどいこと」はありえない、と言っているわけです。
大昔のクレージーキャッツの歌じゃないですが、『アンタの政府を信じなさい。ホレ信じなさい、ホレ信じなさい。････』でなきゃ、アメリカ人やめろ！と、まあ、こういうことです。
しかも、Another Day in the Empire誌が指摘しているとおり、これは「うっかり」でしょうが、Carlsonは「何の理由も無しに」と添えてしまいました。もちろん理由は大有りなわけですが、この「連邦政府にゴマすって生きているリバータリアン」にとってはそんな理由など、結局はどうでも良いのでしょう。
『アンタの政府を信じなさい。ホレ信じなさい、ホレ信じなさい。････』
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。