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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(27日)武装勢力がライオンを盗んだ目的は?
★(28日)ガザからの撤退者は大半が新居に
★(29日)ペレス氏もシャロン新党に参加か
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2005年11月27日(日)
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*ラファの検問所がパレスチナの管理のもとに通行を再開。自治政府の
アッバス議長は「国家建設に向けた一歩」だと語った。(H,P,I)
*労働党の政権離脱で空席となった閣僚ポストは、既存閣僚の兼任で対
応か。12月28日には国会承認なしに閣僚任命が可能になるため、
その時点でシャロン首相は新閣僚を任命するもよう。(P,H)
*テロ首謀者としてイスラエルで服役中のバルグティが、ラマラで行わ
れたファタハの予備選挙で96%の票を獲得。しかしシャロム外相は、
殺人者であるバルグティの釈放はありえないと語った。(P,H)
*シャロン首相が新党カディマにアラブ系市民指導者を勧誘中。閣僚ポ
ストを用意して、アラブ系市民の支持を集めることを狙う。(P)
*エズラ国内治安相が、自動車泥棒の対策部隊復活を閣議提案。イスラ
エルでは、パレスチナ人の窃盗団が年間2万台以上の車を盗み、自治
区に持ち込んで解体・売却している。(P)
*ナザレ在住の38歳のアラブ系市民が、ヒズボラ加盟の容疑で起訴。
警察組織などについて情報収集を行っていた。(P)
*ギリシャ正教会からエルサレム総主教に任命されたセオフィロス3世
が、同主教の任命を認めないイスラエル政府の姿勢を非難。(H)
*アラファト議長が昨年ラマラからヘリコプターで搬送された時に泣い
た女性記者は「偏向していた」とする声明をBBCが発表。(I,P)
*2ヶ月前に開園したガザの動物園から、武装勢力がライオン一頭とア
ラビア語を話すオウム2匹を強奪。大量の肉を食べるライオンを何の
目的で強奪したのか、関係者は首をひねっている。(P,H)
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2005年11月28日(月)
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*シャロン首相の新党カディマに早くも17人の議員が参加。労働党で
党首選に敗れたペレス氏も参加か。労働党のペレツ新党首は慰留に努
めているが、両氏の関係は冷え切っている。(P,H,7)
*ガザから強制退去された入植者1800家族のうち、1460家族は
すでに仮設住宅などの新居に入居したと政府が発表。政府機関では、
元入植者を優先的に雇用するなど、生活安定に努める。(P,7,I)
*リクード次期党首と見られているネタニヤフ元首相の車が、車上狙い
の被害に遭った。警備体制に疑問の声が出ている。(P,H)
*EU各国から人道支援と称して集められた数百万ドルが、自爆テロリ
ストや収監中のテロリストの家族支援に使われていた疑い。配分に当
たっていたアハメド・サルタナが起訴された。(H,7)
*武装勢力がガザの新聞社を襲撃。この新聞社は自治政府の腐敗を厳し
く糾弾する姿勢だったため、狙われたものと見られている。(P)
*シャロン氏が去ったリクードでは、シャロム現外相がネタニヤフ氏ら
にテレビ公開討論を呼びかけ。ネタニヤフ氏らは応じる構え。(P)
*エルサレム近郊のアナタ村で、防護壁建設現場の警備に当たっていた
警官がパレスチナ人の投石に遭い、片目を失明か。アナタ村は防護壁
でエルサレムから分離されるため、反対運動が起こっている。(P)
*西岸地区の入植者が205本のオリーブの木を切り倒したと、パレス
チナが発表。入植者組合は犯行を非難した。西岸地区は無法地帯にな
っていると、人権団体は告発している。(P,7)
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2005年11月29日(火)
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*労働党のダリア・イツイク議員が新党カディマに移籍を表明。シモン
・ペレス氏も「私が求めるのは平和であり、党は問わない」と語り、
カディマへの移籍を示唆した。(P,I,7,H)
*労働党内では、ペレス氏の離党を惜しむ声もあるが、幹部の間からは
「厄介払いができたのは、ペレツ氏の功績」との声も。(P)
*「ハマスがイスラエルを公認し、暴力を放棄するまではテロ組織リス
トから外さない」とEUのイスラエル駐在大使が明言。ハマスが武装
したままで政治に参加することは認められないと語った。(P)
*ガザで行われたファタハの予備選挙で、武装勢力が投票所を襲撃。選
挙管理委員会は選挙の無効を宣言した。ファタハの内部混乱でハマス
が大勝し、和平交渉が崩壊する可能性が高まっている。(P,7,H)
*バルセロナで開催されたEUと地中海沿岸諸国の会議で、あらゆる形
のテロを非難する決議を採択。外国の占領下にある場合は例外とする
条項を加えようとするアラブ諸国の要求は否定された。(P,7,H)
*左翼政党メレツが、総選挙後にシャロン首相が作る連立政権に参加す
る方針を、早々と表明した。(H)
*ヘブロンで国防軍に対する爆弾攻撃。また、ガザではカッサムロケッ
ト砲による攻撃があった。いずれも大きな被害は無かった。(H,7)
*ガザからの撤退は、シオニズムが霊的贖いをもたらさないことの証拠
だとする本を、ユダヤ教敬虔派のウォルプ師が出版。(P)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
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各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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