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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/11/25
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0001075;jsessionid=wwyegwvd22
URUKNEWSイラク情勢ニュース （転送・紹介歓迎）
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2005/11/28(月)
［飛耳長目録 today'snewslist］
☆イラク・レジスタンス・レポート ２００５年１１月２５日付
◇カイム： 米侵略軍がシリア国境を５キロ侵犯
◇部族・宗教指導者、元将校が戦術一本化提案
◇傭兵らしき外国人がレジスタンスの爆弾で死亡
◇アザミヤ： 米軍が何度も捜索・拘束作戦を遂行
◇イスラエル企業がイラク官庁ビルの建設落札
◇バクーバ： 爆弾で装甲車が破壊され米兵死亡
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□イラク・レジスタンス・レポート １１月２５日 金曜日
■IraqiResistanceReportforeventsofFriday,25November2005
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http://www.albasrah.net/en_articles_2005/1105/iraqiresistancereport_251105.htm
◆アンバル州 Al-AnbarProvince
◇カイム： 米侵略軍がシリア領内に５キロ侵犯
USinvadertroopsreportedlydrivefivekilometersintoSyrianterritory
イラク人および他のアラブ人レジスタンス戦士と米占領軍のあいだで２４
日夜に激しい戦闘が発生したあと、米軍はレジスタンス戦士を追っているう
ちにシリア領内に約５キロの国境侵犯をおかした－－カイム在住のイスラム
・メモ通信員が伝えた。
イスラム・メモと電話で話したシリア国籍を持つマクル・アッ・ディブ村
の住民は、米軍戦闘車両がシリア領で完全に破壊されたあとイラク側に牽引
されていったと証言した。
イスラム・メモの通信員は、３時間ほど続いた戦闘で米兵２０人が死傷し
たとレポートした。アラブ人のレジスタンス戦士も多く殺された。
◇カイムの宗教指導者が米軍に殺された
Religiousleaderinal-Qa’imreportedkilledbyUSforces
イスラム・メモはカイム市発２５日午後５時の速報において、米軍が前日
（２４日）地元のイスラム法学者アブダラー・アル・アニ師とカイム・モス
クの導師を殺害したと伝えた。
◇ラマディ： 部族・宗教指導者、元将校が戦術一本化を提案
Triballeaders,religiousscholars,experiencedofficersformgroup
toadopttacticsinlinewithotherResistanceorganizations
ラマディの部族指導者を含むグループ、数人の宗教指導者、大学教授、そ
の他の知識人、そして米軍侵攻前に元イラク共和国軍の将校だった者で構成
されるラマディ市の拡大作戦会議は、１１月２３日（水曜日）に開催された
会合のあとに声明を発表した。この会議の公表された目的は、イスラム・メ
モによると、差し迫ったものと受けとめられているアンバル州の州都ラマデ
ィ市への米軍攻勢を防ぐためである。ラマディはバグダッド西方１１０キロ
に位置する。
ラマディのある部族指導者の自宅で開かれた２３日の会合のあと、アワド
・ハラフ・アル・ファラジ師はイスラム・メモに、米占領軍とその手先が今
後数日内に、アルカイダ組織を壊滅させるという口実のもとに、ラマディに
対して大規模な攻撃を準備していることを同グループは懸念はしているが、
十分な予測もできていると語った。切迫したアメリカ軍の攻撃は最近ではカ
イム、ハディッサ（ハディーサ）、タルアファル、昨年ではファルージャと
サマッラに対して米軍が展開した同様の攻撃を同じ方針に沿っておこなわれ
るはずだと指摘した。
全市を破壊するこの種の米軍の攻撃に先手を打って、拡大作戦会議はアル
カイダ・グループがラマディを避難場所としないよう説得するうえで、その
指導者と話しあうために代表団を彼らの指導者のもとに派遣することにして
いる。彼らの避難場所にされると占領軍に攻撃の口実を与え、「彼らが居な
いところであらゆる軍事力と最新兵器を動員してモスレムが破壊される」こ
とになる。
ファラジはイスラム・メモに、「私たちは米軍に市を崩壊させるための口
実を与えないよう彼らに要請し、その替わりに、他のスンニ派の街が戦闘の
結果としてこうむった苦痛から市を救うため、適切と思われる戦術を採用す
ることを促すつもりだ」と語った。
イスラム・メモは、「イラクのあらゆるレジスタンス組織は、一つの戦法
として攻撃して退却する、つまり『ヒット・アンド・ラン』の攻撃方針を採
用してきた」という元旅団長（准将）の言葉を報じた。この将軍は自分の名
前が出ないように要請したが、彼は有名な司令官であり、その名前は占領軍
が指名手配した「第２のリスト」に挙がっている。この司令官は、「ヒット
・アンド・ラン」（攻撃して逃げる）という戦術を使うことによって、「ア
メリカ軍に損害を与え、慌てさせることによってレジスタンスの所在地や、
どこを拠点にして作戦を遂行しているかを判らなくさせることができる」と
話した。
司令官は、「しかし、ある都市に入ってそこを軍事拠点や攻撃作戦の基地
にすることは、軍事的には愚かな行為であり、レジスタンスがどんなに大き
な軍事力をもっていようと、（敵にとっては）、その活動を終わらせること
が容易になる。米軍戦闘機はラマディのような都市ならいくらでも爆撃し、
２４時間後には瓦礫の街に変えることができる。それこそ占領軍の思う壺な
のだ」と説明した。
同司令官は次のように話した－－「（レジスタンス組織である）ジェイシ
ュ・アル・イスラミやジェイシュ・アル・ムジャヒディン、１９２０年革命
旅団、あるいはスンナ・グループやアンサール・アル・スンナの採用する作
戦が正しく優れており、占領軍に大きな苦痛と損害を与えていること、そし
てそのすべてが都市や特定地域を本拠地にしたり基地にする籠城（ろうじょ
う）作戦を採用していないことに注目している。しかし、今ラマディで起こ
っていることは理にかなっていない。アルカイダはカイムが破壊されたあと
市内に流入してきており、私たちはラマディの街が新たな基地にされるので
はないかと懸念している。このラマディは他の都市のような破滅に向かって
いるように思う。軍隊経験を持つ将校とイスラム法学者、部族指導者といっ
た市内の最良の人物で代表団を編成し、市内のアルカイダ組織の「首長」に
任命されている人物と会談することにした理由はこれである。私たちの姿勢
を伝え、占領軍による市の破壊を防ぐことを要請するつもりであり、「斧が
振り下ろされる前に」説得が聞きいれられることを期待している」。
さらに司令官は、１２月中旬に設定されたアメリカの後援する「選挙」前
に、ラマディ攻撃の口実を与えないようしなければならないとつけ加えた。
「私たちは全力をあげて占領軍を戦うにあたって、アルカイダ組織を含め
てレジスタンスを支持するが、そのような米軍攻撃が実行された時の市の運
命と何百人もの市民の死に関心を払わなければならない。ファルージャやタ
ルアファルで起こったような、占領軍による女性多数への暴行は言うまでも
ない」と司令官は強調した。
イスラム・メモ通信員は、アメリカ軍が数週間前に瓦礫にしたカイムから
逃れてたアルカイダ組織のメンバーが大勢ラマディに押し寄せてきていると
レポートした。また同通信員は、アルカイダが他のレジスタンス組織から粘
り強く繰り返された訴えを拒否したと報じた。
◇ラマディ： 東部の米軍宿営地をレジスタンスが砲撃
ResistancebombardsUScampineasternar-Ramadi.
イスラム・メモは２５日午前１１時４０分の速報において、イラク・レジ
スタンスが迫撃弾４発をラマディ東部の米軍宿営地に発射したと報じた。
この砲撃を目撃したブ・ファハド地区の住民は、レジスタンス勢力が米軍
宿営地に４発の迫撃弾で砲撃し、上空に煙がたちのぼったと語った－－イス
ラム・メモが伝えた。
◇ラワ： レジスタンスが車で米軍車列に突入し爆破
◇ハディッサ近郊： 道路脇爆弾で米兵２人死亡
◇ハリディヤ： レジスタンスの爆弾で米軍輸送車列が炎上
◇ファルージャ： レジスタンスの爆弾が米軍パトロールを襲う
◆バグダッド Baghdad
◇タジ： 傭兵らしき外国人がレジスタンスの爆弾で死亡
Fourforeigners,believedtobemercenaries,killedinResistancebombing
２５日午後５時５分（メッカ時間）の速報において、イスラム・メモは、
イラク・レジスタンスの爆弾が装甲を取りつけた車列そばで爆発したと報じ
た。この種の車は米占領軍に雇われた外国人傭兵＝「警備契約者」が好んで
使うタイプのものだ。
この攻撃はバグダッド北の郊外タジ地区にある米軍キャンプに通じる主要
道路で発生した。地元住民はイスラム・メモの通信員に、装甲付きの４輪駆
動車５台から成る車列が通過するさい、米軍キャンプへの道路脇に埋設され
た爆弾が爆発したと語った。その爆発で車１台が完璧に破壊され、乗ってい
た４人の外国人が死亡した。
◇アザミヤ： 米軍が何度も捜索・拘束作戦を遂行
UScarriesoutwaveofraids,searchesandarrestsinal-A‘zamiyah
傀儡（かいらい）イラク軍の加勢を得て、米軍は捜索・拘束の波状作戦を
バグダッド市内アザミヤ地区で遂行した。２５日朝に始まってその日は一日
中続いた。
バグダッド在住のイスラム・メモ通信員は、米軍が２００人以上のイラク
軍兵士に支援されてアザミヤ地区を包囲し、アブ・ハニファ・モスク周辺の
一帯とラギバー・ハツン、カスラー、アタシュ、コルニチェの各地区で急襲
・拘束作戦を展開したとレポートした。
イラク軍のハユーン・アハマド大尉は、この作戦が「スンニ派武装勢力」
（彼はイラク・レジスタンス戦士という意味で使用）を狙った一連の掃討作
戦の一環だと話した－－同通信員が伝えた。
地元住民であるワリド・アル・アザミ医師は、通信員がレポートを書いて
いるときも作戦が続行されているとき、米軍が専門技術者とならんで大学教
授と大学生など３０人以上の地元住民を連行していったとイスラム・メモに
話した。
◇イスラエル企業がイラク官庁ビルの建設落札
ZionistcompanywinsUS$71millioncontracttobuildfacilitiesfor
“Ministries”
米国占領のポール・ブレマー時代に設置されたイラク復興再建委員会の情
報筋はバグダッドでイスラム・メモに、先週、イスラエル企業がイラクの傀
儡政府と７１００万ドルの契約に漕ぎつけたことを明らかにした。その契約
は「イラク政府」が発注したプロジェクトの一つで官庁と住宅の複合ビルお
よび道路補修の仕事である。
その情報筋は匿名を条件に、「ゴッド・インテンション」という名前のイ
スラエル企業が４つの官庁のために４ヶ所の複合施設を建設する契約を受注
した。その官庁には国防省と計画省が含まれており、住宅部分は両省の職員
に提供される。
その他にもイスラエル企業が米軍い保護されてイラク国内で仕事をしてい
る。レジスタンス勢力はしばしばバグダッドやイラク南部で活動するイスラ
エル企業を攻撃対象にしてきた。
◆バビル州 BabilProvince
◇ユスフィヤ： レジスタンスが米・イラク合同検問所を砲撃
◆ニネベ州 NinwaProvince
◇タルアファル： レジスタンスが「緊急展開部隊」を攻撃
◆サラハッディン州 Salahad-DinProvince
◇バイジ： レジスタンスが米軍基地を砲撃
◇ツズ・フルマツ： 傀儡軍のパトロールを爆弾攻撃
◇ドルイヤ： 内務省治安部隊に爆弾攻撃
◆ディヤラ州 DiyalaProvince
◇バクーバ： 爆弾で装甲車が破壊され米兵死亡
USsoldierreportedkilledwhenResistancebombdisablesarmoredvehicle
バグダッド北方のバクーバ市とシャハラバーンのあいだの道路において、
イラク・レジスタンスの爆弾が米軍装甲車部隊そばで爆発した－２５日午後
１２時３０分の速報においてイスラム・メモが伝えた。
ディヤラ州在住のイスラム・メモ通信員は、５台の米軍戦闘車両、２台の
ハンビーが通過するさい、道路脇にしかけられた爆弾が車列の近くで爆発し
たとレポートした。爆発で戦闘車両１台が使用不能となり、米軍兵士１人が
死亡、４人以上が負傷した－－目撃者がイスラム・メモに話した。
◇レジスタンスがサルマン・バクの傀儡軍司令部を砲撃
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