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□12月半ばまでに治安権限の一部を移譲か イラク駐留の米軍 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1510142/detail
12月半ばまでに治安権限の一部を移譲か イラク駐留の米軍
【アルジャジーラ特約27日】イラク駐留米軍部隊の撤退問題に関心が集まっている中、イラク移行政府の治安担当顧問ムワファク・アル・ルバイエ氏は26日、「米軍は近く、イラク軍に国内の一部都市および地域の治安権限を移譲することになる」との見方を明らかにした。
ルバイエ顧問はさらに、「ジャファリ首相が極めて近い時期に、同治安権限移譲に関し、米軍との間で合意、署名する予定」と言明するとともに、権限移譲時期については「(12月15日実施予定の)総選挙前までに実現するよう期待している」と述べた。
イラク国内では総選挙を控え、反米の抵抗勢力が「外国軍と戦っている」として、各地で爆弾テロなどを活発化させているが、ルバイエ顧問は「イラク軍に治安権限が移譲されれば、抵抗勢力の主張は根拠を失う」とも主張した。
2003年3月以降、イラク駐留を続けている米国軍は最近、フセイン元大統領がバグダッド北方の出身地チクリットの近郊に建設した元王宮施設を含む、一部軍基地の治安権限をイラク軍に移した。
米軍の撤退時期については、ハリルザド駐イラク米大使はこのほど、駐留米軍(15万8000人)の撤退は来年初めから開始されるだろうと示唆した。
一方、バグダッドの北方125キロにあるサマラで26日、爆弾を積んだ車が爆発、道路わきのガソリンスタンドに引火し、大爆発が起きた。
この爆発により、車約10台の車が炎上したほか、ガソリンスタンド近くにいたイラク人5人が死亡、16人が負傷した。この車による爆弾テロが何を標的にしていたかなどは分かっていない。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2005年11月27日18時35分