★阿修羅♪ > 戦争76 > 467.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051126-00000136-kyodo-intより引用
「限定核使用」に傾斜 70年代の米ニクソン政権
【ワシントン26日共同】ソ連とのデタント(緊張緩和)を進め、中国との関係正常化を試みた米ニクソン政権が1970年代、数千発の核弾頭で中ソ両国に壊滅的な打撃を与える「単一統合作戦計画(SIOP)」の実効性に疑念を抱き、より実現性の高い、限定的な核兵器使用の選択肢を模索していた経過が、26日までに解禁された米公文書から判明した。
ニクソン政権の安全保障政策に絶大な影響力を行使したキッシンジャー大統領補佐官(当時)が限定核使用に傾斜していたことは知られているが、公文書はこれを詳細に裏付け、具体的な議論の軌跡を伝えている。
現在のブッシュ政権は「使える核」によって米国の核抑止力に現実味を与えようとしている。30数年前のニクソン政権下でも、同様の発想で核使用を検討していた実態が克明に見て取れる。
(共同通信) - 11月26日18時33分更新