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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/11/21
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106669572?page=1#106669572
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集＆発行 山本史郎／イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2005/11/23 (水)
※ 今日紹介する主な内容 ※
２００５年１１月２１日付
◇米軍がラマディの北で新たな攻撃作戦を発表
◇ハバニヤ： 爆弾攻撃２件、米兵３人死亡、２人負傷
◇ラワ： カイムへの路上で爆弾攻撃、米兵２人死亡
◇バクバ近郊： 米兵が「間違って」イラク人家族５人を殺害
◇死の脅しを受け医師、教授がバスラ脱出を思案
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□イラク・レジスタンス・レポート １１月２１日 金曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Monday, 21 November 2005
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http://www.albasrah.net/en_articles_2005/1105/iraqiresistancereport_211105.htm
◆ディヤラ州 Diyala Province
◇バクバ近郊： 米兵が「間違って」イラク人家族５人を殺害
US troops reportedly kill five members of Iraqi family near Ba‘qubah
“by mistake”
米軍は２１日、バグダッドの北で自動車爆弾と間違って満員のミニバスを
銃撃したことを認めた。その銃撃の結果、民間人であるイラク人家族３人が
殺され、そのうちに２人は子どもだった−−米軍が発表した。米軍の攻撃に
よってほかに３人が負傷した。
イスラム・メモは、この銃撃を受けた生存者が子ども２人を含む家族５人
が殺され、このほかに４人が負傷したと話しているというロイターの記事を
伝えた。生存者の１人はロイター通信に、その家族は葬儀に出席するためバ
クーバからバラドに向かう途中で、そのとき米兵が近づいてきて発砲したと
語った。
◇レジスタンスがディヤラ州庁舎を砲撃
Resistance bombards Diyala Province puppet government building
イスラム・メモは２１日午後６時の速報において、バグダッドの北東に位
置するバクーバで、イラク・レジスタンス勢力が８２ミリ迫撃弾８発をディ
ヤラ州庁舎に撃ちこんだと報じた。
イスラム・メモの通信員は、８発の迫撃弾が州政府ビルを直撃したという
目撃者の証言を伝えた。
◆アンバル州 Al-Anbar Province
◇米軍がラマディの北で新たな攻撃作戦を発表
US announces new offensive north of ar-Ramadi
ラマディ在住のイスラム・メモ通信員は、メッカ時間２１日午後５時５分
の速報において、先ほど米軍がバグダッド西方約１１０キロに位置するラマ
ディの北で新たな軍事作戦を始めると発表した。米軍の新たな攻勢の作戦名
は米軍の発表をアラビア語に翻訳すると「くま＝熊」と名づけられた。
米軍が占拠して現地司令部を設置したアンバル州の州庁舎ビルでおこなわ
れた記者会見において、米軍司令官スチーブ・ホールは第２装甲師団の兵力
３００人以上がイラク軍兵士５００人とともに作戦に参加するだろうと語っ
た。通常だと、アメリカ軍の攻撃目標は「反政府ゲリラinsurgency」（米軍
はレジスタンスをこう呼ぶ）の鎮圧である。
記者会見に出席していたイスラム・メモの通信員は、ラマディの北に位置
するブ・ファラジュおよびジャジーラ地域が新たな攻撃目標の範囲に含まれ
ていると報じた。
◇ラマディ： レジスタンスと米軍が１時間続く戦闘
Resistance, US troops wage hour-long battle
イスラム・メモは２１日午前１１時３０分の速報で、ラマディ北東のスフ
ィヤ地区において、イラク・レジスタンス戦士と米軍とのあいだに激しい戦
闘が勃発したことをレポートした。
スフィヤ地区の住民はイスラム・メモに、戦闘は米軍がその地区の数軒の
民家を急襲したときに発生したと語った。軽・中量兵器とパイプ・ロケット
で武装したレジスタンス戦士が米軍兵士を攻撃しておよそ１時間も続く戦闘
となり、米軍ハンビー２台が使用不能となった。
◇ハバニヤ： 爆弾攻撃２件、米兵３人死亡、２人負傷
Three US soldiers reported killed, two wounded in double bombing
イスラム・メモは２１日午後４時の速報で、バグダッド西方に位置するハ
バニヤの幹線道路上において、イラク・レジスタンスの爆弾２発が米軍車列
近くで爆発したことをレポートした。
ハバニヤ在住のイスラム・メモ通信員は、幹線道路に仕掛けられた２発の
爆弾が米軍車列のそばで破裂し、ハンビー１台を破壊、もう１台を走行不能
にしたという目撃者の証言を伝えた。この爆発で米兵３人が死亡し、２人が
負傷した。
◇ラワ： カイムへの路上で爆弾攻撃、米兵２人死亡
Two US troops reported killed in bombing in Rawah on road to al-Qa’im
イスラム・メモは２１日午後１２時１５分の速報で、イラク・レジスタン
スの爆弾がカイムに通じるラワの道路上、米軍パトロール部隊の近くで爆発
したと報じた。
ラワ在住のイスラム・メモ通信員は、マフラク付近の高速道路脇に埋設さ
れていた爆弾が４台の兵員輸送車と３台のハンビーからなる米軍車列近くで
爆発したという地元住民の証言を伝えた。兵員輸送車１台が使用不能となり
米軍兵士２人が死亡した。他に米兵２人がこの攻撃で負傷した−−目撃者が
証言した。
◇サクラウィヤ： レジスタンスが米軍司令部を砲撃
◇アブグレイブ： 旧道で米軍車列に爆弾攻撃
◆バスラ州 Al-Basrah Province
◇死の脅しを受け医師、教授がバスラ脱出を思案
Sunni physicians, professors think of fleeing al-Basrah
after receiving sectarian death threats
イラク南部の都市バスラ在住のイスラム・メモ通信員は、２１日午後６時
５５分の速報において、この２日間に、２０人以上の医師と大学教授が未知
の人物から死の宣告を受けたとレポートした。
ある有名な心臓外科医はイスラム・メモに、死を宣告する紙切れを受けと
ったと語った。排他的な宗派主義のメッセージは、「バスラから出ていけ、
さもないとお前を殺す」と書かれていた。
バスラ大学のある教授もイスラム・メモに、１１月１９日に次のようにメ
ッセージを書いた紙切れを発見したと話した。「薄汚いスンニ派め、われら
が都市から出ていけ、したがわねればお前はラクダのように屠（ほふ）られ
るぞ」。
彼らはこのメッセージを深刻に受けとめていて、バスラ市内に住むスンニ
派の教授と医師全員が避難を考えている−−同通信員が伝えた。そうした脅
しのメッセージを受けとったうちの２人は、この２日のあいだに実際に暗殺
された。
総合的にみて、シーア派の排他的な親米集団であるバドル旅団がこの脅し
に関与していると考えられている。
◆バグダッド Baghdad
◇アザミヤ： レジスタンスが米軍司令部を砲撃
◇イラク国家警護隊の車列を道路脇爆弾が襲う
◇イラク治安部隊のパトロール近くでレジスタンスの爆弾破裂
◇レジスタンスがサイイディヤの米軍司令部を攻撃
◆バビル州 Babil Province
◇ラティフィヤ： 米軍司令部を激しく迫撃砲攻撃
◇ユスフィヤ： ２発の爆弾が米軍トラックとハンビーを襲う
◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇ティクリート近郊： 米軍の燃料輸送車列を爆弾が襲う
◇バラド： 米・イラク軍の合同パトロール部隊を爆弾が襲う
◆ニネベ州 Ninwa Province
◇モスル： レジスタンスが朝から傀儡警察に２度の攻撃
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オリジナル：
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース（URUK NEWS）のコンテンツです
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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