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米軍が「白燐(リン)弾は化学兵器と認識」 モンビオット氏らが指摘
http://www.asyura2.com/0510/war76/msg/356.html
投稿者 七瀬たびたび 日時 2005 年 11 月 22 日 12:14:43: bo2NmpzpRHGO6
 

http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2005/11/post_cc4b.html

机の上の空 大沼安史の個人新聞

〔NEWS〕 米軍 「白燐(リン)弾は化学兵器と認識」 モンビオット氏らが指摘

米軍がイラクのファルージャなどで戦闘に使用した白燐(リン)弾について、ほかならぬ米軍、国防総省当局が「化学兵器」であると認識していた事実が、英紙ガーディアンの著名なコラムニスト、ジョージ・モンビオット氏らによって明らかにされた。

 白燐弾を化学兵器でないと主張する米軍、米政府の言い逃れは。もはやきかない事態になった。

 モンビット氏は、同氏の調査員が探し出した、米カイサス州フォート・リーヴェンワースにある「米国指令部カレッジ」発行の「戦闘書(バトル・ブック)」の記述を、ガーディアン紙(電子版、11月22日付け)のコラムのなかで紹介した。

 それによると、「戦闘書」には、「WP(白燐)を人的目標に使用することは、地上戦の法に反している」と明確に書かれている。

 モンビオット氏はまた、同じコラムのなかで、ブロッガー(フリージャーナリスト)のガブリエル・ザンパリーニ氏がその存在を突き止め、自身のブログに掲示した、米国防総省の機密指定解除文書(タイトル:「燐(リン)化学成分の使用可能性について」、日付:1991年4月)に、以下のようなくだりがあることを紹介した。

 「サダム・フセインに忠誠を誓うイラク軍は、クルド人の反乱者とエルビルの住民……そしてイラクのドゥハク郡に対し、白燐(WP化学兵器を使用した可能性がある。WP化学成分は砲撃や武装ヘリで撃ち込まれた……」

 (大沼 注)
 こうした文書の存在が明るみに出た以上、米軍はもはや口をぬぐうわけにはいくまい。

 白燐という化学成分を使った兵器は、化学兵器以外のなにものでもないことは、当たり前のことである。

 モンビオット氏はコラムのなかで、「戦争犯罪(イラク侵攻)中の戦争犯罪(一般州民がいる都市への無差別攻撃)中の戦争犯罪(白燐弾)」といった表現をしているが、同感である。 

モンビオット氏のコラムは ⇒

http://www.guardian.co.uk/Columnists/Column/0,5673,1647998,00.html

ニューヨークで活動するイタリア人ジャーナリスト、ザンパリーニ氏のブログは ⇒

http://www.thecatsdream.com/blog/

Posted by 大沼安史 at 11:58 午前

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