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□週末に交戦などで市民を含む64人死亡 「死」と隣り合わせのイラク [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1500755/detail
週末に交戦などで市民を含む64人死亡 「死」と隣り合わせのイラク
【アルジャジーラ特約21日】イラク駐留米軍の司令部は20日、同軍とイラク軍の合同部隊が19日、首都バグダッドの北西220キロにあるハディタでパトロール中に、道路わきに仕掛けられた爆弾攻撃を受け、市民15人が犠牲になったほか、米兵1人、抵抗勢力メンバー8人が死亡したと発表した。
米軍によると、対抗勢力は米海兵隊の武装車両の通過に合わせて爆弾を爆発させた。その際、多くの市民が爆弾の仕掛けられていた道路を近くを歩くなどしていて、巻き添えに遭ったという。
AP通信によると、米兵1人がこの日死亡したことにより、2003年3月に始まったイラク戦争での米兵の死者数は少なくとも2091人に達した。
一方、アルジャジーラがハディタの情報筋から得た情報によると、米軍は同市内の民家4軒を爆撃し、イラク人31人を殺害したという。遺体は路上に放置されているという。
また、イラク南部の都市バスラでは20日、英国軍の4輪駆動車が路上に仕掛けられた爆弾攻撃を受け、同軍兵士1人が死亡、4人が負傷した。同車両は爆弾の爆発とともに、道路わきの壁に激突したという。
フランス通信(AFP)によると、イラク駐留英軍兵士の死者数はこれで98人となり、そのうち65人が抵抗勢力などの攻撃で死亡した。
このほか、バグダッドの北西362キロにあるモスルでは19日、米軍とイラク警察軍がアルカイダ構成員たちが潜伏中とされる民家を包囲、交戦となった後、同構成員3人が拘束を嫌って自爆、死亡した。これとは別に、同交戦ではイラク人警官4人を含め9人が死亡した。
バグダッドの南西110キロにあるカルバラでは20日、フセイン元政権の与党だった旧バース党の元党員と14歳の息子の2人が、武装した集団に襲われ、殺害されるなど、イラクでは19、20日の週末だけで、少なくとも64人が死亡した。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2005年11月21日12時37分