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(回答先: 韓国軍、1000人撤収へ 派遣期間は延長 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 11 月 20 日 20:37:50)
【社説】ザイトゥーン部隊の削減、韓米対立になってはダメ
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=69834&servcode=100§code=110
イラクに駐留中の韓国軍・ザイトゥーン部隊の削減問題をめぐって、韓米間に混線が生じている。国防部は18日、党政協議で1000人を削減するものの派兵を1年間延長する同意案を国会に提出する、との計画を報告した。ところが、その内容が報じられた後、米政府が「韓国政府からいかなる通報も受けていない」とし反発しているもようだ。
とりわけ、ブッシュ大統領が訪韓中の時点に「そんなことがあり得るのか」とし、不快感を示しているとの話も聞こえてくる。問題が浮き彫りになると、国防部高官は「2〜3カ月前から緊密に協議し、米政府も十分理解している」と説明した。国防部はまた、ブッシュ大統領が訪韓中の状況で、同問題を党政協議で協議したことについても「12月中に派兵延長同意案を国会で処理するためには、時間的にやむを得なかった」と釈明した。
ただし「非公開にしようとしたが、マスコミの協力を得られなかった」と付け加えた。釈明を聞いてみると、米国を刺激する意図はなかったもようだ。もちろん、敏感な懸案をさらに慎重に取りあつかえなかった部分は残念に思えるものの、すでに事前協議を進めてきたのが事実ならば、米政府も同問題をこれ以上拡大しないのが望ましいものと思われる。
ザイトゥーン部隊の削減に関連、今年4月にも両国間の不協和音が表面化している。米政府は「韓国が事前の協議なしに500人を減らした」とし疑念を示した。しかし、韓国政府は「派兵地域が減ることによって200人だけを削減し、イラクを掌る米軍中部司令部にもそれを通報している」と反論した。
ザイトゥーン部隊の派兵は、韓米同盟を再調整する過程で浮上した両国間の不協和音を解消する「触媒剤」の役割をたっぷり果たしてきた。イラク問題でどん底に陥った米国の立場から考えると、韓国のザイトゥーン部隊は大きな援軍であり、両国同盟の一つの象徴でもある。
今回、ブッシュ大統領がザイトゥーン部隊の派兵について何回も謝意を示したのも、そうした脈絡からだ。ザイトゥーン部隊をめぐって、両国間の不信が繰り返されれば、いずれにとってもプラスにならないだろう。両国は、これ以上不必要な誤解を招かないように、改めて緊密な連携体系を固めてほしい。
2005.11.20 19:28:38