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http://www.asahi.com/international/update/1118/002.html
米海兵隊出身で「国防族」として知られるジョン・マーサ下院議員(民主)は17日、イラク問題で記者会見し、現在約15万3千人いる駐留米軍の即時撤退とイラク政策の全面的な転換を求めた。ブッシュ大統領は、期限付きの撤退は武装組織を利するだけだとして応じない方針だ。野党とはいえ、ベトナム戦争経験を持つタカ派議員による全面撤退要求は波紋を呼んでいる。
たびたび現地を訪問している同議員は、8割のイラク人が米軍駐留に反対しているという世論調査などを引用。12月中旬に予定される国民議会選挙の前に撤退を発表することで「占領の終結」を印象づけ、武装勢力に加わるスンニ派の政治参加を促すべきだと主張した。撤退完了のめどとしては、「6カ月以内が適切」と述べた。
同議員は自身のベトナム体験を踏まえ、「民衆が武装勢力の居場所を教えてくれないかぎり、ゲリラ戦には勝てない」と指摘。米兵の死者が2千人を超す中、「軍はできる限りのことをした。これ以上犠牲が続くのは忍びない」と述べた。