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□共和党議員がイラクとブッシュから逃げだす [イラク情勢ニュース]
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URUKNEWSイラク情勢ニュース （転送・紹介歓迎）
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2005/11/17(木)
［飛耳長目録 today'snewslist］
☆米国防総省はイラクでの白リン使用を認める ＡＦＰ通信
☆共和党議員がイラクとブッシュから逃げだす
☆選挙控えブッシュ離れ…イラク政策で身内の共和党反旗
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☆★米国防総省はイラクでの白リン使用を認める
PentagonconfirmsusingwhitephosphorousinIraq
ＡＦＰ通信 ２００５年１１月１５日
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http://news.yahoo.com/s/afp/20051115/pl_afp/usiraqbritainitaly_051115220512
ロンドン発、ＡＦＰ
米軍高官は昨年イラクの対ゲリラ戦に白リン爆弾が配置されたことを認めた
が、それが一般市民に対して使用されたというニュース報道は否認した。
米国防総省の広報担当ベナブル中佐は、ＢＢＣとのインタビューにおいて、
「白リンは通常弾だ。化学兵器ではない。それは非合法でも違法でもない」と
語った。
「われわれはそれを主として煙幕を張るためのものとして、あるいは場合に
よってはターゲットの目印として使用する。しかしながら、それは焼夷弾であ
り、敵の戦闘員に対しては使用されることもありうる」と。
イタリアの国営テレビＲＡＩは、先週、高性能の可燃性弾薬が、昨年１１月
にイラクの街ファルージャにおいて、ゲリラと一般市民に対して使用されたと
主張した。
共産党の副党首を含めて、イタリアの急進的左翼政治家は１４日、米国大使
館での抗議行動に合流し、ファルージャでそのような兵器が使われたという主
張について調査するよう国連に要求した。
ＲＡＩが放映したこのドキュメンタリー番組『ファルージャ－－隠された大
虐殺』は、米軍が一種のナパーム弾と白リンを戦闘で使用したと指摘したが、
その主張は米国務省からは否定された。
ロバート・タツル駐英アメリカ大使は、１５日付のインディペンデント紙に
掲載された書簡のなかで、「米軍はナパーム弾も白リンも兵器としては使用し
ていない」と述べた。
しかしベナブル中佐（米国防総省広報官）は、通常の砲弾ではターゲットに
できない陣地からゲリラを移動させるのに、白リンは有効な兵器だと語った。
彼はＢＢＣに、「それは焼夷弾として敵の戦闘員に対して使用された」と語
ったのだった。
「破壊力が強いだけの砲弾では損害を与えることができない掩蔽壕（えんぺ
いごう）のような陣地に潜む敵と戦うときには、・・・その陣地に白リン弾を
撃ちこむことは一つの戦法なんだ」と彼は言った。
「炎と煙の相乗効果－－そして時には戦場で爆発させることによって恐怖心
を起こさせる－－が、敵を穴ぐらから追い出すことになり、そこで強力な弾薬
によって彼らを殺すことが可能になる」。
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☆★共和党議員がイラクとブッシュから逃げだす
RepublicansCutandRunfromIraqandBush
antiwar.com ２００５年１１月１６日
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▼共和党議員がイラクとブッシュから逃げだす
RepublicansCutandRunfromIraqandBush
byJimLobe
http://www.antiwar.com/lobe/?articleid=8044
・・・ 名目上はまだホワイトハウスに忠誠を誓っているものの、共和党議
員たちは今やブッシュと距離をおくようになっており、特にイラク政策のよう
な物議をかもす問題および「対テロ戦争」の収容者への虐待からは意外なほど
の敏捷さで身を引きつつある。
中間選挙にむけた先週の共和党による行事に活気がなかった結果として、ま
たブッシュの支持率と信頼性が空前の低水準に下がりつづけている結果、共和
党の上院議員たちは長らくホワイトハウスの独占物であった政策決定権を奪お
うとしはじめているのだ。
彼らはさらに、来年中にはイラクから米軍の大部分を撤退させる準備を始め
た。
上院は１５日、２００６年度の防衛予算を４４００億ドルに修正する「ワー
ナー修正案」を７９対１９で可決した。上院軍事委員会のジョン・ワーナー議
長の名前をとってそう呼ばれている修正案だ。それはホワイトハウスにイラク
から米軍が撤退する条件を明確にし、目標にむけた進展状況に関して提起報告
を提出するよう要求している。
同時にまた、軍事委員会の別の共和党議員リンゼイ・グラハムによって提案
された法案は、民主・共和両党が賛成して上院で可決された。・・・
そして上院は、ＣＩＡ米中央情報局を含むすべての米国機関に拘留者への拷
問と非人道的な措置を禁じる「マケイン修正案」を承認したのだ。
これら三つの動きはホワイトハウスが長く採用してきた姿勢に挑戦するもの
だが、ワーナー修正案をほとんどの共和党議員が賛成したことは、多くの点に
おいて、拘束者関連の他の２つの修正案よりも驚きであった。その理由を一つ
だけあげるなら、「対テロ戦争」で拘束した収容者にはジュネーブ条約を適用
しないという政府の方針に、かなりの共和党議員が賛成できないと表明するこ
とをためらわなかったのだ。
討議においては、政府はイラク政策を方針通り完遂すると誓約したにもかか
わらず、ワーナーは修正案の通過が理解されるべきことを明らかにし、共和党
議員はがまんしきれずに軍隊を遅滞なく速やかに帰還させようと決心したのだ
った。
ワーナーは自分の修正案は政府を困惑させるつもりでないと主張したが、多
くの傍聴者が修正案の表現はほとんど民主党の提案を基礎としたものだったと
指摘した。民主党案が（ワーナー修正案と）違っていた点は、ホワイトハウス
に米軍のイラク撤退の目安を含めて、特別情報をもっと報告書で提供すべきだ
と求めていた点であった。
一貫して米軍の撤退期限を設定することに反対し、イラク戦争を強く支持し
てきた民主党のジョセフ・リーバーマン議員でさえ、ワーナー修正案の通過は
イラク戦争の「転回点」となりうるもので、ブッシュ政府への議会の屈服が終
わったことを示したと語った。
ジム・ケーソンは、「これはサダム・フセインに対する軍事力行使を議会が
認めて以来、イラク戦争の遂行に関して最も重要な修正案である」と語った。
「共和党上院議員の大多数は政府の戦争行為への信頼を失ったという認識が明
瞭になった」。
・・・
※関連；
▼選挙控えブッシュ離れ…イラク政策で身内の共和党反旗
読売新聞 ２００５年１１月１７日
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20051116i218.htm
【ワシントン＝坂元隆】米上院は１５日、ブッシュ政権に対して、イラク駐
留米軍削減に向けた計画を示すよう求める法案を、共和、民主両党議員の圧倒
的多数の賛成で可決した。
ブッシュ大統領は、前日に「民主党指導者が過去にイラク攻撃を支持する発
言をしておきながら、開戦を批判するのは無責任」と述べて、イラク戦争の正
当性を訴えたが、身内の共和党にも反旗を翻された形となった。
この法案は、２００６会計年度国防予算案の修正条項として、共和党が提出
したもの。２００６年を「イラクの完全主権への移行期」と位置づけ、イラク
軍に治安維持の指導的役割を担わせることにより、「駐留米軍の段階的再配置
への条件を創出すべきだ」としている。あわせて、イラク政策と軍事作戦の状
況を９０日ごとに議会で公表するよう政府に義務付けている。
共和党多数の上院はこれに先立ち、民主党が提出した駐留米軍の削減時期明
示を求める法案は否決していた。だが、上院共和党があえて、同法案の“修正
案”を提出して可決した背景には、２００６年の中間選挙を控え、ブッシュ大
統領自身と大統領のイラク政策に対する支持率急落を懸念する同党議員の思惑
があったのは否めない。民主党のハリー・リード上院院内総務は、法案可決は
「イラク政策への不信任投票」と語り、「民主、共和両党が現政権の方針では
ダメだと認めたに等しい」と強調した。
議会は、２００１年同時テロ以来、共和党のみならず一部民主党まで加わ
り、ブッシュ大統領におおむね強い支持を与えてきたが、ここ数か月、政権の
ハリケーン対策の不手際を非難したり、大統領側近の最高裁判事指名を撤回さ
せたりと、“ブッシュ離れ”が目立っている。１６日付ニューヨーク・タイム
ズ紙は、今回の法案可決は、「イラクでの作戦に対する一般市民の支持が低下
するのを見て、ホワイトハウスから距離を置こうとする、大半の共和党議員と
民主党議員の新たな決意の表れ」と分析した。
（2005年11月17日1時4分読売新聞）
▼ニューヨーク・タイムズ １１月１６日
SenatePressesAdministrationforIraqPlans
米国： 上院が政府のイラク政策に圧力
http://www.nytimes.com/2005/11/16/politics/16cong.html?th&emc=th
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