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朝日新聞からhttp://www.asahi.com/international/update/1117/007.htmlより引用
CIA漏洩、情報源に第3の高官 ウッドワード氏が証言
2005年11月17日13時48分
米紙ワシントン・ポストのボブ・ウッドワード編集局次長は16日、同紙の電子版に声明を発表し、米中央情報局(CIA)工作員漏洩(ろうえい)事件に絡んで03年6月にホワイトハウス高官から工作員の身元に関する情報を得ていた、と発表した。情報源の許可を得て14日に大陪審(非公開)で証言したという。
同紙によると、情報源はウッドワード氏に対し、自分の氏名が対外的に公表されることを拒んでいる。ウッドワード氏は、同時期に接触したカード大統領首席補佐官、リビー前副大統領首席補佐官=偽証などの罪で起訴=とのインタビュー内容についても大陪審で証言した。高官による漏洩はこれまでリビー氏のほか、現在も捜査対象となっているローブ大統領次席補佐官がかかわっていたと認定されているが、2人以外に「第3の高官」も関与していた疑いが強まったことで、今後の捜査やリビー前補佐官の裁判の行方に影響を及ぼす可能性がある。
元外交官ウィルソン氏の妻の身元について、高官はウッドワード氏に「CIAの分析官」と述べたという。ウッドワード氏は、ウィルソン氏の妻が工作員ではなく一般の分析官だと判断し、機密情報に当たるとは認識しなかった、という。
一方、ローブ大統領次席補佐官の弁護士は「ローブ補佐官はウッドワード氏の情報源ではない」と述べた。
ウッドワード氏はウォーターゲート事件で情報源「ディープスロート」を30年以上守った特ダネ記者。情報源の保護の目的のほか、自身が大陪審に召喚されることを避けるためにも、事実関係について沈黙を守ってきたと説明した。編集幹部にも先月末まで報告していなかった点については同幹部に謝罪したという。