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□『私は皮膚が溶けた患者を治療した』=ファルージャの化学兵器 [イラク情勢ニュース]
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0001064;jsessionid=xkafhwxsq1
URUKNEWSイラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2005/11/16(水)
[飛耳長目録 today'snewslist]
☆『私は皮膚が溶けた患者を治療した』=ファルージャの化学兵器
☆米軍が使用した白リン弾(化学兵器) 補足情報
☆イラク政府、内務省地下壕での拘束者虐待を調査
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☆★『私は皮膚が溶けた患者を治療した』
'Itreatedpeoplewhohadtheirskinmelted'
ダール・ジャマイルのイラク速報 11月15日
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**DahrJamail'sIraqDispatches**
**VisittheDahrJamailIraqwebsitehttp://dahrjamailiraq.com**
**Websitebyhttp://jeffpflueger.com**
『私は皮膚が溶けた患者を治療した』
インディペンデント
2005年11月15日付
ダール・ジャマイル
アブ・サバハは何か異常な事態を見ただと気がついていた。昨年の11月、
バグダッド大学のグランドにできた難民キャンプに座って、ファルージャから
逃れてきたり排除されたりした家族のために働いているとき、ファルージャの
ジョラン地区から来た住民が、もっとも激烈だった戦闘の模様を目撃したのだ
と話してくれた。
「彼ら(米軍/訳註)はキノコ雲のような煙をあげる奇妙な爆弾を使った」
と彼は話した。「それらの爆弾の破片は大きな火の玉となって、火傷したとこ
ろに人々が水をかけたあとでも、皮膚のうえで燃えつづけていた」のを彼は見
たのだった。
エンベッド取材(米軍への同行取材/訳註)をしてない1人のジャーナリス
トとして、私はファルージャから追い払われた住民たちと話すのに何時間も費
やした。ファルージャ郊外のサクラウィヤ地区で働いているファルージャ出身
の医者は、米軍による包囲期間中、「皮膚が溶けてしまった」犠牲者を治療し
たことを話した。
話をすることへの報復を恐れて、彼は名前をアハメド医師とだけ簡単に紹介
するように求めた。「私がみた患者や遺体は明らかに炎をだす兵器で負傷して
いて、他には榴弾(りゅうだん)による負傷はなかった」と彼は言った。
レバノン放送公社(LBC)の仕事をしていたフリーランスのカメラマンで
あるブルハン・ファサア氏は、戦闘がはじまって最初の8日間のさまを現地で
目撃した。「いたるところでクラスター爆弾(焼夷弾もその一種/訳註)を目
にしたし、弾丸を受けずに燃えて死んでいる多くの遺体を見つけた」と彼は話
した。「だから彼ら(米軍)は明らかに燃える兵器を使っていたんだ、特にジ
ョラン地区では」。
ファサア氏は、自分の写真の2〜3コマをロイターに売ったものの、LBC
の方は彼の提供するテープ(ビデオ)を放映しようとしなかった。彼は米軍兵
士から撮影器具を取りあげられる前に、幾つかのテープを市外に密かに運び出
していた。
焼夷弾の使用を秘密にしようとする米軍の企みとおぼしき場面を目にした者
もいた。「アメリカ兵がファルージャのそばを流れるユーフラテス川に相当数
の遺体を投げこんでいた」−−市外に追放された住民の1人アブドル・ラザク
・イスマイルが説明した。
2004年12月までファルージャで働いていたアハメド医師は、「ジョラ
ン地区の中心部では、米兵たちが爆撃された民家をまるごと除去しようとして
いて、その一方では、ほとんどの被弾した民家はそのまま放置されていた」と
語った。
彼はブルドーザーが土壌をかき集め、さらにトラックに積んで運び出すとこ
ろを見たと言った。米軍が「特殊兵器」を使用した特定地区では、爆弾が破裂
した現場ごとに200平方メートルの土壌が除去されていたと彼は言った。
※筆者はエンベッド取材でなくファルージャから報道するジャーナリスト。
※インディペンデントのウェサイトに掲載された記事は次をクリック。
http://news.independent.co.uk/world/middle_east/article327136.ece
※『戦争を包むモヤ:白リン、ファルージャ、そして幾つかの論争点』は、
次をクリック。この記事の関連報道である。
http://news.independent.co.uk/world/americas/article327094.ece
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☆★米軍が使用した白リン弾(化学兵器) 補足情報
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2005_Fallujah-The_Hidden_Massacre.html
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▼ファルージャでの隠された虐殺
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2005_Fallujah-The_Hidden_Massacre.html
昨日(11月15日)、イラク情勢ニュース(URUKNEWS)で過去に紹介した関
連記事とそのリンク情報を補足しました。今後も情報追加がありえます。
▼化学兵器および白リン弾に関して、ダール・ジャマイルの記事一覧
(ダール・ジャマイルの IraqDispatches)
http://dahrjamailiraq.com/weblog/archives/dispatches/000317.php#more
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☆★イラク内務省地下室、スンニ派?173人拘束し虐待
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イラク内務省地下室、スンニ派?173人拘束し虐待
読売新聞 11月16日
【カイロ=岡本道郎】イラク移行政府内務省構内の地下室でイスラム教スン
ニ派とみられるイラク人173人が不当に拘束され、拷問などの虐待を受けて
いたことが明らかとなり、移行政府は調査を開始した。
ジャアファリ首相が15日、記者会見で明らかにした。
ロイター通信などによると、地下室の存在は、行方不明家族の消息を求める
スンニ派住民からの訴えを受け、米軍が13日、バグダッドの同省庁舎内に立
ち入り検査をした際に発覚。
内務省は、シーア派与党を構成する主要政党「イラク・イスラム革命最高評
議会(SCIRI)」などの影響下にあり、庁舎内での自国民虐待行為の発覚
は、国民和解を訴えてきた移行政府にとっては重大な失態で、スンニ派の反発
は必至だ。
ジャアファリ首相は「被拘束者は栄養不良で、一部は拷問を受けていたよう
だ」と述べ、現在は全員が別の場所に移動し、治療を受ける予定であることを
明らかにした。スンニ派最大政党「イラク・イスラム党」のアブドルハミド党
首はAP通信に対し、「遺憾ながら被拘束者全員がスンニ派だ」と述べた。
スンニ派側は従来、シーア派民兵組織が武装勢力摘発を理由にスンニ派市民
多数を拉致、殺害してきたと非難。移行政府は「被拘束者は旧政権関係者」な
どと否定してきた。
(2005年11月16日10時27分読売新聞)
▼BBC 英字報道 2005年11月16日
US'troubled'byIraqabuseclaim
米国はイラクの虐待問題に困惑
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/4441128.stm
・・・
ブッシュ政府は素早くこの虐待報告から距離を置こうとしたとBBCの記者
がレポートした。米国はイラク政府を後押ししており、報告されることになっ
た虐待行為に彼らも責任があると思っているからだ。
新たな訴えがあって、拘束者に対する米軍の虐待行為を表面化させることに
もなった。拘束されたことのある2人のイラク人が、アメリカのテレビに、自
分たちは2003年に米兵から殴られ、ゴム弾で撃たれ、屈辱的な仕打ちを受
けたと語ったのだ。・・・
▼ニューヨーク・タイムズ TOPSTORIES
TortureAllegedatMinistrySiteOutsideBaghdad
(写真はオバイディで展開されている米軍の掃討作戦)
http://www.nytimes.com/2005/11/16/international/middleeast/16iraq.html?th&emc=th
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