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(回答先: 2004年４月と11月にファルージャに対して用いられた兵器（Falluja, April 2004 - the book 投稿者 ドキッ！プロ奴隷だらけの水泳大会 日時 2005 年 11 月 15 日 19:29:24)
記事タイトルは
ペンタゴンは白リン弾を使ったが、人を殺すためではない
（コリエレ紙11月15日付）
軍事専門家ジョン・パイク 「遺体の写真？ ただの反米プロパガンダ」
「ペンタゴンはファルージャの白リン弾についてすべての事実を語っていないが、
RAIニュース24のドキュメンタリーは悪質な反米プロパガンダの一例に過ぎない」。
世界で最も意見が求められている軍事専門家のひとり、グローバル・セキュリティ
（2000年にパイクが設立）ディレクターのジョン・パイクが、バージニアから
電話取材で認めた。「04年のファルージャの戦闘で白リン弾が使用された」。
ペンタゴンが主張するように、敵の位置を照らし出すためか？ 「ノー。
ゲリラを狩り出すためだ」。 国営RAIのジャーナリストSigfrido Ranucci による
ドキュメンタリー”隠された虐殺”は、町を破壊するために使用した海兵隊を
糾弾する内容だ。 元兵士の証言もあるが・・・「白リン弾で町は破壊できない」。
22分のドキュメンタリーには黒焦げの遺体が出てくるが・・
「全体をみていない。 インターネットサイトにある写真と英文に目を通した。
何の証明にもなっていない。 あの遺体には白リン弾の痕跡がない。1週間ほど
太陽に晒されただけの遺体にみえる」。
白リン弾は骨までは焼かないのか？
「広範囲を焼くのは困難。 そして衣服も焼く」
ドキュメンタリーでは、衣服は焼かず肉を”溶かす”のが白リン弾の特徴と
されていたが？
「誰がそんなたわ言を言ったのだ？ 事実に反する。白リン弾は特に致命的な
ものではない。 おそらく苦痛を伴う火傷をひきおこすだろうが、普通はそれで
死なない」。
一般的な使用は？
「敵を隠れ家から追い出す。このために使われた。仲間言葉でshake and bakeと
呼ばれる戦闘テクニックだ。 ファルージャではゲリラ狩り出しに使われた。
Field Artillery誌今春号にもそう書いてある」。
それで焼き出された敵には何が起こるのでしょう？
「町に民間人がいた可能性は排除できない。 白リン弾が民間人を死の淵まで
追いやった可能性は否定できない。 しかし繰り返すが、この燃焼性兵器の
特色を知っているなら、虐殺とは言えないだろう」。
米国のメディアはファルージャで白リン弾が使用されたことを伝えません。
ブッシュ主導のイラク戦争を強く批判するむきがある状況でも。
「米国メディアは多くを語らない。 だからといってずさんなRAIドキュメン
タリーを信ずる理由にはならない」
あなたはあれをずさんと判断するのですね？ 不正確だと。
「Yes。あの遺体映像は何も証明しない。 否、あの映像は白リン弾で死んだ
のではないことが証明された」。
しかしペンタゴンの主張、戦闘地を照らすため、もまた不正確でしょう。
「あっちとそっちのプロパガンダ。 罪深いね」
どの罪です？
「良質のプロパガンダはあの種のものであってはいけないのだよ。 RAIの
ファルージャ・ドキュメンタリーは悪質プロパガンダだ。 サダムが
ニジェールからウランを購入しようとしたでっちあげ話のように」。
Michele Farina
15 novembre 2005
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Cronache/2005/11_Novembre/15/pike.shtml
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。