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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/12/23
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106788765?page=1#106788765
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2005/12/25 (日)
※ 今日紹介する主な内容 ※
2005年12月23日付
◇カルタン村民は米軍に急襲され寒い戸外で寝る
◇ファルージャ: 米・イラク軍にレジスタンスが2度の襲撃
◇米軍逮捕の「内務大臣」はラムズフェルドの訪問後に釈放
◇米軍が釈放した旧政府高官25人に傀儡政権が逮捕状
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□イラク・レジスタンス・レポート 12月23日 金曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Friday, 23 December 2005
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http://www.albasrah.net/en_articles_2005/1205/iraqiresistancereport_231205.htm
◆アンバル州 Al-Anbar Province
◇カルタン村民は米軍に急襲され寒い戸外で寝る
Residents of Kartan village forced to sleep outside in the cold
22日、米軍基地に「近すぎる」という理由から、米軍はファルージャ西
の村落全体を無人にした。
ファルージャ在住のイスラム・メモ通信員は、米軍が22日正午にカルタ
ン村を襲撃し、戦車と戦闘車両を動員して一帯を徹底的に捜索したあと、村
民全員を家から追い出したとレポートした。
14以上の家族がその村に住んでいた。
23日には州都ラマディにある米軍のプロパガンダ・ラジオが声明を発表
し、その地域にある大規模な米軍基地に「近すぎる」という理由と、この村
からロケット弾が基地に発射されたことを理由にして、米軍はこの村を無人
地帯としたと述べた。
イスラム・メモの通信員は、カルタン村のほとんどの家族メンバーは22
日の夜、12月の寒気を耐えて戸外で寝なくてはならなかったと報じた。一
部の者は廃墟となっていた家屋と学校に避難場所を見つけることができた。
車を持っている家族はその車両のなかで寝た。
これが一時的な措置だとすると村はずっと無人のままになるかどうかにつ
いて、米軍はそれを示唆する命令をなにも発表してないと通信員は書いた。
◇ファルージャ: 米・イラク軍にレジスタンスが2度の襲撃
Resistance mounts two attacks on US, Iraqi puppet forces
イスラム・メモは23日正午の速報において、イラク・レジスタンス戦士
がファルージャに駐留する米・イラク合同軍に2度の攻撃を仕掛けたと報じ
た。
レジスタンス戦士が市内南部のナザレ地区にある米・イラク軍合同基地を
攻撃した−−ファルージャ在住の目撃者の証言をイスラム・メモの通信員が
レポートした。この攻撃は約15分続いたが、米軍とイラク軍が素早く一帯
を封鎖したことから、犠牲者の数などの詳細は得られなかった。
これとは別の攻撃において、レジスタンス戦士は米軍が占拠したあと宿営
地にしている旧移民局ビルを攻撃した。この攻撃で米兵1人が死亡し、3人
が負傷したと同通信員が伝えた。
◆バグダッド Baghdad
◇ラムズフェルド到着後、米軍は逮捕した「内務大臣」を釈放
US releases Iraqi puppet “Interior Minister” after arrival of Rumsfeld
イスラム・メモは23日午後10時20分の速報において、米国防長官ラ
ムズフェルドが占領下のイラクに到着してちょうど1時間後、米占領軍がイ
ラクの傀儡(かいらい)内務大臣バヤン・ジャブル・スラフを釈放したと報
じた。
イスラム・メモの通信員は、アラウィ前首相の率いる政党「国民合意」の
メンバーで「内務省」幹部でもあるフサイン・アル・マクサウシ中佐が次の
ように述べたと伝えた−−スラフとその他の9人が釈放されたが、スラフは
まだ尋問中である、と。この10人全員が直接、秘密監獄で収容者(主とし
てスンニ派)の拷問に関与していたと見られている。
ドナルド・ラムズフェルドは、彼自身が東南アジアと東欧にある米軍の秘
密監獄およびグアンタナモ、アフガニスタン、イラクに広がっている拷問に
関与しているとして、米国メディアでは突出して名指しされてきた。米国の
人権団体であるAmerican Civil Liberties Union と Human Rights First
は、2005年3月1日の訴訟で、「ラムズフェルド国防長官は米軍に捕ら
えられた拘束者の虐待と拷問に直接の責任を負っている」と主張した。
◇米軍が釈放した旧政府高官25人に傀儡政権が逮捕状
Iraqi puppet regime issues arrest warrants for 25 officials freed from US
米軍が設置したイラクの「司法当局」は米軍の収容所から19日に釈放さ
れたイラクの高官に逮捕状を出した。「イラク刑事裁判所」は新聞発表にお
いて、逮捕状は2003年春の米軍侵攻までにイラク政府内にいた23人の
(元)高官に対して出されたと述べた。この25人はサダム国際空港に設置
された米軍捕虜収容所に米侵略軍によって2年間拘束されたあと、この12
月19日に米軍から釈放された。
クドス・プレスは「刑事裁判所」の声明を報道したが、その声明は25人
が判事によって尋問されるべく「指名手配」され、彼らの逮捕状は既に発行
されたと述べている。25人のうちの一部は既に傀儡当局によって再逮捕さ
れた。
声明は25人が拘束されるだろうと述べ、釈放命令も保釈命令も出されて
いないので、いったんは投獄されることになるだろうとした。司法手続きが
とられるはずで、もし彼らがイラク国外に逃亡するなら、インターポールが
追跡して彼らを逮捕するだろうという。
◆アンバル州 Al-Anbar Province
◇ハディッサ: レジスタンスの狙撃手が米兵を倒す
◇ラマディ: 路上爆弾で米兵2人死亡
◇アミリヤト・アル・ファルージャ: 通過中の米軍車列を攻撃
◇ファルージャ: イラク国家警備隊の基地を攻撃
◇ヒート: 米軍車列を襲った爆弾で米兵4人死亡
◇ハリディヤ: 道路脇爆弾で米兵1人死亡
◆バグダッド Baghdad
◇文京地区で内務省部隊をレジスタンスの爆弾が襲う
◇ムハンマド・カシム・ハイウェイで米軍車列に爆弾攻撃
◇市内のスンニ派モスク13ヶ所を米軍が包囲
◆ディヤラ州 Diyala Province
◇バクーバ: 内務省治安部隊がスンニ住民を大量拘束
◇マダイン: レジスタンスの爆弾が内務省部隊を襲う
◇アジム: 傀儡軍の検問所をレジスタンスが襲撃
◇国家警備隊の車列をレジスタンスの爆弾が襲う
◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇ティクリート: 米軍基地への燃料輸送車列を爆破
◇バラド: 米・イラク合同軍基地を迫撃砲攻撃
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オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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