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http://www.usfl.com/Daily/News/05/12/1223_012.asp?id=46464
米政府肝いりの雑誌休刊に アラブ読者の人気得られず
更新2005年12月23日 14:05米国東部時間
アラブ世界の若者に少しでも米国に親しみを感じてもらおうと、米政府の肝いりで発行したアラビア語誌「ハイ」が読者の人気を得られず、休刊を決めた。米国務省が22日、発表した。
アラブ社会でも米国文化にあこがれる若者は少なくないが、内容に特段の新味がなく、インターネットが普及した現在では印刷メディアとして読者獲得が難しかったようだ。
同誌はイラク戦争開戦後の2003年7月、月刊誌として発刊。欧米の文化への関心が高い若者をターゲットに、米国流の生活様式などを紹介しようと、イラク、エジプトなど中東・アフリカ圏の18カ国で発行したが、無料配布分を含めて発行部数が平均5万5000部のまま伸び悩んでいた。
このため、米国の対外イメージ改善を目指し、広報外交を担うカレン・ヒューズ国務次官(広報担当)が仕事見直しの一環で休刊を決めた。同誌の編集は米国の請負業者が行っているが、年間450万ドルの発行費は全額国務省が負担していた。
同誌の電子版(http://www.himag.com)は、毎月300万件ほどのアクセスがあり、維持費用もさほどかからないため、当面継続する。(共同)