★阿修羅♪ > 戦争76 > 1033.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
◆◆◆◆◆◆◆
||||||| シオンとの架け橋
_\\|//_ イスラエル・ニュース
__\|/__
___土___ http://www.zion-jpn.or.jp
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(21日)聖書にもとづき大祭司の衣装を復元
★(22日)ハマスとの交渉を是認する意見が50%
★(23日)ガザからの砲撃が続き兵士5人が負傷
****************************************************
2005年12月21日(水)
****************************************************
*シャロン首相が火曜日に病院を退院。医師からは体重を減らすように
との指示が出されたという。数日は自宅から政務を行う。(H,P,7)
*シャロン首相の突然の病気にもかかわらず、カディマの支持率に変化
は無し。病気が致命的ではないとの認識が広がったためか。(P)
*労働党は、候補者リストを一般党員の投票により決定するとの現行制
度を維持することを決定。「ルールは試合の途中には変えられない」
と委員会議長は語った。(P,H)
*自治政府のアッバス議長が近日中にエジプトを訪問し、自治政府選挙
の延期を協議。議長は予定通り1月25日に選挙を行う構えだが、フ
ァタハの分裂でハマスが大勝する可能性が高まっている。(P,I)
*アルアクサ殉教団のメンバー約15人が支援金や雇用を要求してベツ
レヘムの市役所を襲撃。アッバス議長が要求を受け入れたため退去し
た。クリスマスを控え、治安維持に懸念の声が高まっている。(P)
*雇用情勢の厳しい中、ガザを退去した中高年の元入植者の就職は難航。
入植者は安価なパレスチナ人労働力を使って農業を行うなど、好条件
で生活していたため、大幅な減収は避けられない。(P)
*エルサレムでは市役所が毎年恒例のクリスマスツリー配布を実施。正
統派の市長がクリスチャン住民に挨拶を行った。(I,7)
*エルサレム旧市街にある神殿研究所が、聖書の規定に基づき大祭司の
衣装を復元。第三神殿が完成すれば実際に着用できるという。(7)
****************************************************
2005年12月22日(木)
****************************************************
*昨日は現議員にとって最後の国会。リブリン議長は「今回の議員は過
去最悪」と不祥事の多発を嘆いたが「考え方の違いを乗り越え、ガザ
撤退を決議できたのは最大の成果」だと語った。(P,H)
*ホロコースト犠牲者の土地を、相続人に分配する法案が成立。建国前
のイスラエルでホロコースト犠牲者が購入していた土地は英国に没収
され、後にイスラエルの国有地となっていた。(P,H)
*ジェニンで国防軍がハマスのテロリストを射殺。ハデラでの自爆テロ
の犯人捜索中に銃撃戦になり、国防軍兵士も負傷した。(P,H)
*エジプト政府のスレイマン氏がイスラエルとパレスチナを訪問。モフ
ァズ国防相の要請を受け、スレイマン氏は自治政府に治安対策の強化
を求めることを約束した。(P)
*エルサレムのカトリック指導者サバ司教が、クリスマスメッセージ。
米国やイスラエルの強硬政策がハマスの人気を高めていると語った。
また、イスラム教徒によるクリスチャン迫害を否定した。(P)
*捕虜交換でレバノンに戻ったディラニが獄中で暴行を受けたとしてイ
スラエル政府に損害賠償を要求。国は敵国住民に告訴権は無いと主張
したが、テルアビブ地裁はディラニの告訴権を認めた。(P,H)
*ガザでPFLPが国際学校の教師を誘拐。国際チームの監視下で服役
中のゼエビ観光相殺害犯の釈放を要求するため。PFLP系議員の仲
介で8時間後に釈放された。(H,I)
*ヘブライ大学がイスラエル人を対象に行った調査で、ハマスとの交渉
を肯定する意見が50%。賛成意見は今後も増加か。(H)
****************************************************
2005年12月23日(金)
****************************************************
*ガザからまたカッサムロケット砲撃。工業地帯と国防軍基地に着弾し、
5人の兵士が負傷した。ギシン報道官は「ガザからの砲撃はテロでは
なく戦争行為だ」として、厳しく報復する考えを示した。(P,H)
*モディーン近郊で国防軍がパレスチナ人の違法建築の撤去を計画中。
軍は、左派活動家が現場に設置したバリケードを撤去した。(P,H)
*国防軍のハルツ参謀長がトルコを訪問。イスラムのテロ対策とイラン
の核への対処などについて協議が行われた。(P)
*西岸地区の大都市における世論調査でファタハに投票する人は20%。
ハマス大勝利の可能性が高まっているため、ファタハは人気回復のた
めバルグティーらが設立した新党との統合を模索している。(P,H)
*エジプトの選挙で躍進した野党のムスリム同胞団の指導者が、また、
ホロコーストは神話に過ぎないと発言。同党は選挙前には穏健派だと
打ち出していたが、選挙で勝った後はまた先鋭化している。(P)
*ハマスなど武装勢力が連名で、予定通り選挙が行われないなら対話は
拒否すると自治政府に警告。敗色が強まっているファタハ内部では、
選挙延期を求める声が高まっている。(H)
*下水工事に伴う発掘で、新約聖書にも登場するシロアムの池の全容が
判明。現場では西暦68年頃のコインも発見されている。(H)
*ガリラヤ湖畔の14ヘクタールの土地を米国福音派のクリスチャンに
貸し、観光センターを作る計画を、観光省が発表。イスラエルと福音
派クリスチャンの関係強化の表れと見られている。(H)
------------------------------------------------------------
関連用語データベース・1999年10月以降の記事の全文検索は
http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
-------------------------------------------------------------
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
============================================================
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
============================================================
★購読解除は http://www.zion-jpn.or.jp/kaijo.htm