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□元首相暗殺事件でレバノン大統領を聴取 国連独立調査委 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1487254/detail
元首相暗殺事件でレバノン大統領を聴取 国連独立調査委
【アルジャジーラ特約12日】レバノン大統領府筋は12日、アルジャジーラの取材に対し、ハリリ元同国首相暗殺事件を調べている国連独立調査委員会が11日、エミール・ラフード大統領と面会、同事件について事情聴取したと明らかにした。
それによると、独立調査委のメンバー2人が11日、大統領宮殿のあるバーブダに向かい、ラフード大統領と面会、約6時間にわたり、今年2月14日に起きた爆弾テロによる暗殺事件との関係などについて事情聴取したという。
同大統領は、暗殺事件との直接関係は指摘されていないが、独立調査委の報告によると、暗殺事件が起きる直前、事件容疑者の1人がラフード大統領に電話をかけたとされている。
事情聴取後、大統領府は「電話問題について、大統領は独立調査委に真実を語った。また、大統領が事件に関係しているとの点については、メディアが報じているうわさにすぎないと説明した」とする声明を発表した。
声明は、大統領の発言内容については全く触れていないが、大統領府筋がアルジャジーラに語ったところによると、暗殺事件直前の電話についてラフード大統領は、「かけてきたのは慈善団体理事長のアフマド・アル・アラリだった」と独立調査委メンバーに説明したという。
一方、独立調査委に近い筋は、今回の事情聴取では大統領府の指揮系統や通信網などについて質問したという。
独立調査委の報告では、レバノン軍の将軍4人が暗殺事件に関与したと名指しされ、これを受けてレバノン政府は現在、同4将軍の身柄を拘束している。4将軍のうち1人は大統領護衛機関の責任者で、また、残り3将軍のうち2人はラフード大統領と極めて近い関係にあるとされる。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2005年11月12日23時35分