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以下引用
平成十七年(二〇〇五年)十月二十七日(木)
(第一千四百七十五回)
○「EIR」、二〇〇五年十月二十八日号。六十六頁以下。
○ここに、メリー・バードマンの
「ネオコンは、ブリテンのリベラル派帝国主義である」、と言う論文あり。
○そしてそこに、二〇〇五年九月十二日、国連総会での、ブレアブリテン首相
の演説が引用され、論評されてある。
○ブレアはそこで、「主権国民(民族)国家の終焉」を宣告した、と言う。
○これは、
もちろん現代世界政治と世界情勢の核心に関する論点であるが、筆者は、
ブレアの国連演説のこの部分を、日本のマスコミで目にした記憶がない。
○報道されたかどうかは分からないが、
少なくとも、その部分が日本のマスコミで論議されたことはないであろう。
○主権国民国家の終焉、と言う。
○それでは、その代わりに、又そのあとに、いかなる世界が用意されて居るのか。
○それは言うまでもない、国境が廃止され、撤廃された、ボーダーレスな、
市場原理主義の貫徹するグローバリズムの時代であると言う。
○つまりそれは、悪名高き、
NWOニューワールドオーダー(新世界秩序、新世界権力)と言う美名の下での、
○世界人間牧場(グローバル・プランテーション)の完成、であろう。
○確かにこの「世界人間牧場」=NWO(ニューワールドオーダー)には、
主権国民国家などは存在する余地はない。
○しかしちょっと待て。
○ブレアは「労働党」の「党首」であり、ブレアの政権は、「労働党政権」では
なかったのか。
○このブリテンのブレア労働党政権が、
○世界人間牧場の実現を目指すリベラル帝国主義勢力である、
とはどう言うわけか。
○日本人は、徳川家康の時代から現代に至るまでの四百年間、「ブリテン」に
ついて、恐るべき無知状況を続けて居る。
○「ブリテン」は、決していわゆる「国民(民族)国家」に成ったことはない。
○にも拘わらず、
幕末、日本が開国して、「ブリテン」と関係を持つように成ると、日本人は、
「ブリテン」を、欧米のその他の「国民(民族)国家」と同水準、同等の
「国民(民族)国家」の一つ、と錯覚した。
○この錯覚は、「英国=イギリス」と言う表記の仕方に表現されて居る。
○ブレアは、前述の国連総会に於て、国連が、本物のグローバリゼーションを
実現して行く組織と成ることを要求した、とある。
○これも、まさしくイルミナティサタニスト世界権力の本音を表現する本筋の
発言として、重要である。
(了)
●[注]参考文献
(1)太田龍著「血塗られた英国王室](雷韻出版)
(2)「ユダヤはいかにして英国を金権支配国家に変えたか」
(一九四〇年、ナチスドイツ政府の宣伝教育文書の日本語訳)
(3)ジョン・コールマン著 太田龍監訳
「三百人委員会」(KKベストセラーズ刊)
引用ここまで URL http://www.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/jiji.cgi