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【テヘラン=工藤武人】イランのアフマディネジャド大統領は28日、自らの反イスラエル発言が国際社会から非難されていることについて、「発言が正しければ、反応を引き起こすのは当然だ」と述べ、発言の正しさを強調した。
さらに、「(米欧の批判者が)何を話すのも自由だが、彼らの発言は妥当ではない」と、批判に反論した。
大統領は、同日テヘランで開かれた反イスラエルの大規模デモに出席して演説した。大統領はまた、「(米欧は)全世界が彼らに従うべきだと考えている。彼らはパレスチナの家族を粉々にし、だれにも文句を言わせないつもりなのだ」と述べた。この問題で、イラン政権と国際社会の亀裂はさらに深まりそうだ。
デモは「イスラム革命の父」ホメイニ師が1980年に、ラマダン(イスラム教の断食月)の最終金曜日を、「コッズ(エルサレムのアラビア語名)の日」と定めて以来、毎年行われているもので、国営テレビによると、この日は全国で100万人以上が参加。テヘランの集会では、大統領のほか、ラフサンジャニ最高評議会議長ら要人も、「イスラエルに死を」「アメリカに死を」などと叫ぶシュプレヒコールの列に加わった。
(2005年10月28日23時36分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20051028id23.htm