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【司令部キャンプ座間、市道封鎖へ】 キャンプ座間、「日米軍事中枢」に 【神奈川新聞】
http://www.asyura2.com/0510/war75/msg/962.html
投稿者 愚民党 日時 2005 年 10 月 29 日 02:33:24: ogcGl0q1DMbpk
 

http://www.kanalog.jp/news/local/category_20.html


Oct 28, 2005 9:33:18 PM
厚木の艦載機は08年から4〜5年で移転/横浜防衛施設局

 横浜防衛施設局は二十八日、在日米軍再編の中間報告について、綾瀬、海老名、相模原、座間、大和の五市に説明した。厚木基地の空母艦載機は「二〇〇八年から四、五年かけて移転させる」と時期を明示した。米陸軍相模総合補給廠(しょう)は陸上自衛隊が共同使用して「防災拠点」を設置するなど、県内基地の再編案の全容が地元に提示された。

 二十九日に開かれる外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)に先立つ、地元自治体への事前説明。政府は、中間報告に盛り込まれた詳細を三十一日にあらためて各市に提示する方針。

 厚木基地では、〇八年から四、五年以内に戦闘攻撃機FA18など三機種計五十七機を岩国基地(山口県)に移す一方、岩国基地からは海上自衛隊機四機種計十七機が厚木基地に移転。厚木基地の総数は米軍、海自機を合わせ現在の百八機から六十八機に減らす。

 補給廠は、現在の在日米陸軍が使用したまま、陸自も共同使用して普通科連隊千三百人を配置。テロ対策も含めた広域防災拠点として活用する。一部を公園として市民利用も認めるが、有事には米軍の兵たん拠点とする。

 キャンプ座間は、米陸軍第一軍団司令部(ワシントン州)を改編した新司令部(UEX)と、陸自が新設する「中央即応集団」司令部を置き、計約六百人の増員となる。

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Oct 28, 2005 9:32:04 PM
原子力空母の配備合意に地元横須賀は猛反発

 日米両政府は二十八日、在日米海軍横須賀基地を事実上の母港とする空母キティホークの後継艦に、初の原子力空母を二〇〇八年に配備することで合意した。配備決定を説明したシーファー駐日米大使に対し、町村信孝外相が受け入れを表明。しかし突然の決定に、通常型空母の継続配備を求めてきた地元横須賀市や市民からは、猛烈な反発が巻き起こっている。

 同日午前、シーファー大使らが東京都港区の米大使館で会見し、横須賀へのニミッツ級原子力空母配備を正式に表明した。米海軍には建造中の「ジョージ・H・W・ブッシュ」を含め十隻の同級空母があるが、配備される艦は未定という。

 就役から四十年以上の老朽艦キティホークと比べ、原子力空母は戦闘・作戦能力に優れ、稼働率も高く、同大使は「日本や周辺地域の安全に貢献する」と主張。過去約四十年間で原子力艦が日本に約千二百回寄港しているが、放射能漏れが一度もないという実績を挙げ、「日本の方々が原子力艦に対して持っている微妙な感情を考慮し、空母が日本で安全に運用されると保証する」などと強調した。

 また、非核三原則については「原子力艦は核兵器ではなく、抵触しない」。地元の反対には「できるだけ説得する。これが一番いい決定だと分かってもらえると信じている」と語った。

 日本側は、町村外相が会見で「わが国周辺に米海軍の強固なプレゼンスが維持され、極東の平和と安全の維持に寄与する」と受け入れ理由を語った。細田博之官房長官も「日本国内で原子炉修理や燃料交換はしない。停泊中は通常原子炉を停止する」などと米側が示した安全策について説明した。

 これに対し、キャンプ座間や厚木基地の米軍再編問題がクローズアップされていた時期に、原子力空母受け入れ調整が水面下で進められ、日米両政府から突然通告を突きつけられた横須賀市。蒲谷亮一市長は「納得できない」と反発。同日夕に、外務省で矢内正太郎事務次官と面会し、「配備の再考」を要請した。

 また両政府が地元への説得を始めようとしていることに対し、同市長は「配備を前提にした話し合いには応じない」と警戒感を示しており、今後の両政府と地元の交渉が難航するのは必至だ。

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Oct 28, 2005 11:11:37 AM
キャンプ座間、「日米軍事中枢」に

 二〇〇三年秋から始まった日米の再編協議で、県内の再編案が地元に打診されたのは初めて。再編案は米国で二十九日に開かれる外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)で、中間報告に盛り込まれる予定。

 米陸軍はテロや局地紛争、大規模災害など不測事態への即応力を強めるため、指揮系統を旅団中心にした改編を進めている。

 第一軍団の責任区域は太平洋からインド洋まで広範囲に及ぶが、座間の新司令部はUEX(ユニット・オブ・エンプロイメント)と言われる新司令部となるという。
 司令官は現在の少将から新司令部では中将に格上げされ、他の三軍を含めた統合作戦機能を持つ。組織替えもあるため、差し引き三百人前後の増員を見込む。

 また陸自の中央即応集団は、第一空挺(くうてい)団(習志野、約八百五十人)や第一ヘリコプター団(木更津、約六百人)など即応性の高い部隊が割り当てられる新設組織で、その司令部要員約二百〜三百人を配置する。当初は陸自朝霞駐屯地に置く予定だったが、再編協議に絡み、米陸軍の新司令部とともに座間に置くことになった。

 二つの司令部を座間に置く狙いについて、大野功統防衛庁長官は二十七日の参院外交防衛委員会で「自衛隊と米軍が共同で対処していくために、同じ所にいた方がいいだろうということだ」と答弁した。

 相模総合補給廠は米陸軍が使用しているが、国は陸上自衛隊との共同使用案を地元市長らに説明。有事に米軍の補給・兵たんに使われる野積み場などに関しては、平時における一部市民利用など「効率的な活用」を検討する考えを示した。基地返還についての言及はなかったという。

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Oct 28, 2005 11:10:47 AM
横須賀に原子力空母配備へ

 在日米海軍横須賀基地の空母キティホークの後継艦問題で、米政府と日本政府が二〇〇八年以降の原子力空母配備で最終調整に入っていることが二十七日、明らかになった。両政府は今後、地元横須賀市などへの説明に着手する見通しだ。

 横須賀市はこれまで日米両政府に対し、一貫して「後継艦に通常型空母の継続配備」を求めてきており、今後は市民を巻き込んだ激しい反発が予想される。

 同基地には一九七三年十月以来、いずれも通常型空母の「ミッドウェー」「インディペンデンス」「キティホーク」が配備され、事実上の母港となってきた。老朽化したキティホークは二〇〇八年にも退役する予定で、後継艦に原子力空母が配備されるかどうかが注目されていた。

 横須賀市の蒲谷亮一市長は今年七月に外務省、今月六日にはシーファー駐日米大使と面会し、「通常型空母の継続」を要請。同市議会が「原子力空母反対」を決議したほか、横浜市長らも反対姿勢を明確にしている。訪米中の松沢成文知事も米国防総省や国務省に「原子力空母配備の回避」を求めていた。

 市民グループは原子力空母配備に反対する署名活動を展開し、これまでに三十万人を超える署名を集めている。

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Oct 26, 2005 11:10:10 PM
県内米軍基地の再編案、自治体に説明へ/防衛庁

 在日米軍再編協議の焦点だった沖縄・普天間基地の移設問題が決着し、再編案の全体像が固まったことを受け、防衛庁が二十七、二十八の一両日中にも、県内の米軍基地に関する具体的な再編案を地元自治体に出向いて説明する意向であることが、二十六日分かった。

 県の尾高暉重副知事が同日夕、記者団に明らかにした。
 尾高副知事によると、同日午後五時すぎ、大野防衛庁長官から電話があり、「在日米軍の再編に関して、事務方の方からきちんと説明したいので日程を調整させてほしい」との連絡があったという。

 松沢成文知事が訪米中のため、県と防衛庁で調整の上、二十七日以降に尾高副知事が説明を受ける。

 県はこれまで、再編協議に基地を抱える地元自治体の意向を最大限反映させるよう要求。中間報告がまとまる前に地元自治体への説明を求めており、キャンプ座間のある座間、相模原両市、厚木基地を抱える大和、綾瀬両市にも、同様の説明がある模様だ。

 尾高副知事は「大野長官の電話では具体的な再編に関する話はなかった。県としてはまず国が説明したいというので、会って話を聞きたい。その後、知事や関係自治体とも調整し、対応することになるだろう」と話した。

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Oct 26, 2005 10:49:21 PM
日米協議で地元に考慮求める/訪米中の松沢知事

 訪米中の松沢成文知事は二十五日、米国防総省、国務省を訪れ、在日米軍再編協議をめぐり県内基地の実情を説明。月内にも中間報告発表が予定される日米協議に地元の事情を考慮するよう米側に求めた。国防総省はジョン・アレン・アジア太平洋部長、国務省はトーマス・ギボンズ日本部長代行が対応した。

 松沢知事は厚木基地(大和、綾瀬市)やキャンプ座間(座間、相模原市)、相模総合補給廠(しょう)(相模原市)などについて、「沖縄の基地負担軽減が問題となっているが、神奈川にも過密地の中に基地があり、県民生活に不便をもたらしてきた」と説明した。

 米陸軍第一軍団(ワシントン州)を改編し、新司令部をキャンプ座間に置く構想についても「地元市は強く反対しており、県も地元の意向を尊重したい」として、計画に「賛同できない」との姿勢を伝えた。厚木の騒音問題の解決、横須賀の原子力空母配備の回避なども併せて求めた。

 知事によると、国防総省、国務省とも「地元の意向は理解しており、実情を詳細に調べた上で検討している」と答えた。個別基地の再編案については詳細な言及はなかったという。

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Oct 26, 2005 10:47:42 PM
深夜時間帯の飛行禁止を要請/米艦載機飛行で藤沢市長

 藤沢市の山本捷雄市長は二十六日、米海軍厚木航空施設司令官リード・A・エクストロム大佐と横浜防衛施設局の高見沢将林局長に対し、NLP(夜間離着陸訓練)終了後の深夜時間帯の飛行禁止を求める要請文を出した。日米が取り決めた厚木基地周辺の騒音軽減措置(午後十時以降の飛行禁止)に触れるとしている。

 同市渉外課によると二十五日午後十時から、この日午前一時ごろまでに藤沢市上空を米艦載機が飛行。「うるさくて眠れない」などの苦情が市民から六十件以上寄せられた。市は軽減措置が順守されず、深夜の飛行は遺憾としている。市は今月五日にもNLPの中止と深夜飛行の禁止を要請している。

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Oct 26, 2005 10:46:49 PM
大和、綾瀬の両市長と懇談/在日米海軍司令官

 在日米海軍司令官のジェームズ・ケリー少将は二十六日、米海軍厚木基地を抱える大和、綾瀬の両市役所を訪れ、土屋候保大和市長、笠間城治郎綾瀬市長と懇談した。

 ケリー少将は先月末に着任。今回はあいさつのための表敬訪問だといい、大和市役所では土屋市長が騒音や安全対策を要望した。ケリー少将は「大和市民には支援、協力、我慢を含めて感謝している」と感謝の意を表すとともに、「飛んでいる飛行機は日米同盟にとって大きな意味がある。市民は国のためにいろいろやっていると意識してほしい」と話した。

 また、米軍再編問題についてケリー少将は、「基地問題が焦点になっているが、大きくみると、国と国とのこれからの同盟の行方が含まれている。そこから出た結果はすぐに実現できるものではないが、中・長期的なプロセスで実現するだろう」と述べた。

 綾瀬市役所では、笠間市長が騒音解消や五月にNLP(夜間離着陸訓練)が行われた際に高騒音機が含まれていた点を指摘し、再発防止を要望。ケリー少将は「最大限努力する」と答えたという。

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Oct 25, 2005 9:21:09 PM
原子力艦船事故想定し訓練、米軍は電話参加のみ/横須賀

 在日米海軍横須賀基地を抱える横須賀市は二十五日、同基地に寄港する原子力艦船の事故を想定した原子力総合防災訓練を市内各地で行った。四回目の今年は、基地近くの公園で緊急避難輸送訓練が初めて行われるなど、国の関係機関や市民ら約千人が参加したが、米海軍は「原子力艦船の事故はあり得ない」として、三年連続の電話参加だけで、事実上の不参加だった。

 訓練は、同基地内の測定装置で通常の約百倍の放射能が検出されたという想定。同市汐入一丁目のヴェルニー公園で幼稚園児が消防局員の誘導で避難したほか、各地で警戒区域設定や屋内退避などの訓練が行われた。

 異常値が出た原因は「基地周辺で、放射線を用いた配管内部の検査が行われたため」とされ、米海軍側に配慮した内容となった。米海軍は、市からの連絡を受けて関係部署に連絡確認した後、「基地内の艦船に事故は起きていない」と電話で返答するにとどまった。

 ヴェルニー公園では、課外授業中の市立諏訪幼稚園の園児四十人が遭遇したと想定。園児らがハンカチで口を押さえながら避難し、バスで搬送されたほか、防護服の消防局員が放射能数値を測定した。多田幸子園長は「起きてほしくないが事故の可能性はある。危険な時は協力して身を守ることを子供たちが学ぶ機会になれば」と話した。

 在日米海軍司令部はこの日、「軍と市の電話連絡は正常に行われた。訓練への参加は必要なかった」などと従来通りのコメントを発表。

 訓練を視察した「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」の呉東正彦弁護士は、米軍に配慮した結果、本格的な参加を得られていない現状について、「原子力艦船が事故を起こしたという想定に踏み込むことで、市が危険性を懸念しているという米軍へのメッセージになる」などと訴えていた。

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Oct 24, 2005 9:18:22 PM
米空母キティホークが出港/横須賀

 米空母キティホーク(八三、九六〇トン)が二十四日午前十時ごろ、事実上の母港である在日米海軍横須賀基地を出港した。

 今後、西太平洋上などで約一カ月、さまざまな軍事情勢に対応するための演習を行う。海上自衛隊が十一月に開催を予定している演習にも、同基地のイージス艦とともに参加するとみられる。

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