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アルジャジーラの密告者に成るよう強要  米軍が拘束中の同社カメラマンに [アルジャジーラ]
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投稿者 white 日時 2005 年 10 月 28 日 07:43:19: QYBiAyr6jr5Ac
 

□アルジャジーラの密告者に成るよう強要  米軍が拘束中の同社カメラマンに [アルジャジーラ]

 http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1461407/detail

アルジャジーラの密告者に成るよう強要  米軍が拘束中の同社カメラマンに

 【アルジャジーラ特約28日】アルジャジーラのカメラマンで、スーダン国籍のサミ・ムヒ・アル・ディン・アル・ハジ氏が今、正式な起訴、裁判もないまま、約4年間にもわたって米軍グアンタナモ基地に収監され続けている。米国人のクライブ・スタッフォード・スミス弁護士がこのほど、アル・ハジ氏と2カ月ぶりに面会、同氏の近況、米軍による取り調べ状況、そして同氏解放の見通しなどをアルジャジーラに語った。

 アル・ハジ氏はアルジャジーラの要請を受けて2001年10月、米英軍の空爆が続くアフガニスタンに入ろうとした際、米軍に拘束され、その後グアンタナモ基地内に移送、収監され、厳しい取り調べを受けている。

 同弁護士は「アル・ハジ氏は無実」と強調した上で、アル・ハジ氏が取り調べで暴行や性的虐待だけでなく、宗教的迫害も受けるなど、劣悪な環境に置かれていると明らかにした。

 さらに、同弁護士は、米軍があらゆる脅迫材料を使って、アル・ハジ氏にアルジャジーラの内部情報を流す”密告者”になるよう強要し、最終的には同氏に「アルジャジーラはアルカイダと関係している」と”供述”させようと企んでいると言明した。

 スタッフォード・スミス弁護士との一問一答は次の通り。

 ―アル・ハジ氏に対する法的手続きは進んでいるのか。

 「残念ながら、何の進展もない。米政府は法的手続きを故意に遅らせている」

 ―アル・ハジ氏の近況、特に身体、精神面の状態はどうか。

 「今回の面会は2カ月ぶりだった。アル・ハジ氏は家族の状況を知りたがり、アルジャジーラが同氏の妻と5歳の息子をカタールのドーハに移し、世話していることを喜んでいた。アルジャジーラがグアンタナモ基地に収監されている”囚人”たちの惨状を世界に報じたことも喜んでいた」

 ―アル・ハジ氏に示されている罪状には法的根拠があるのか。

 「法律論からすれば、何の法的根拠もない。罪を犯したというのではなく、”敵側の戦闘員”とされているだけだ。米国内ではこのような罪名など通用しない。米軍は同氏がアフガニスタンに入ろうとしていたと主張している。それは事実だが、米軍は同氏がアルジャジーラの命を受けていたことには全く触れていない」

 ―アル・ハジ氏が拷問や虐待を受けた形跡はあったか。

 「身体的、性的虐待だけでなく、宗教的迫害を受けた。最もひどかったのはアフガニスタンで拘束された時で、頻繁に殴られ、性的虐待を受けたという。顔には傷が残っている。グアンタナモ基地でも同様で、特に、コーランへの冒とくに抗議すると、暴行は激しくなるという」

 ―ジャーナリストということで圧力を受けたことはあるか。

 「これまでに約130回もの尋問を受け、アル・ハジ氏はその間、アルジャジーラの内部情報を流す”密告者”になるよう強要されたという。米軍は、同氏の口からアルジャジーラがアルカイダと関係があり、資金提供を受けていると言わせたいのだろう。同氏はもちろん、”密告者”になることも、アルカイダとのつながりも否定した。それが事実だからだ。さらに、米軍は取調べ中、同氏を含めアルジャジーラの記者たちの電話を盗聴していると明かしたという。友人の記者の情報を密告するよう求められたが、きっぱりと拒絶したという。アル・ハジ氏は大変な勇気の持ち主だ」

 ―アル・ハジ氏の件は世界のジャーナリストたちに伝わっているのか。

 「西欧の報道機関がこの件を取り上げないことに苛立ちを感じる。その理由のひとつは米国が反アルジャジーラ・キャンペーンを張っているからだ。そのため、西側のジャーナリストたちはアルジャジーラを正当な報道機関とは思っていない。彼らがアラビア語を解さないせいもあるが、アルジャジーラが英語放送を開始すれば、状況は変わるだろう」

 ―アル・ハジ氏の件はまだどれだけ続くと思うか。

 「アルジャジーラが同氏への支援をこれまで通り続ければ、同氏は今後半年以内に解放されるだろう。そのためには、@アルジャジーラが同氏解放を米国に求めているスーダン政府と協力するA同氏に関する情報を頻繁に流すB世界にいる同氏の友人・同僚たちにも協力を求める―ことが重要だ」

 ―首尾よく解放された場合、アル・ハジ氏が米国を不当拘束で訴えるのは可能か。

 「当然、同氏は米国に法的措置を講じる。いつの日か、ブッシュ大統領とラムズフェルト国防長官の2人が証人として法廷に立ち、グアンタナモ基地の”囚人”たちをなぜこのように扱ったのかを詳しく証言してもらいたい」(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)

2005年10月28日02時08分

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