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(回答先: 日経【イラン大統領「イスラエルを地図から消せ」と公言】 投稿者 木村愛二 日時 2005 年 10 月 27 日 20:33:48)
□イラン大統領のイスラエル抹殺発言に非難集まる イスラエルは国連除名を要求 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1461006/detail
イラン大統領のイスラエル抹殺発言に非難集まる イスラエルは国連除名を要求
【アルジャジーラ特約27日】イランのアハマディネジャド大統領がイスラエルを地図上から抹殺してしまおうと呼び掛けたことは広範な非難に火を付け、イスラエルはイランの国連からの追放を求めた。
フランス、スペイン、オーストリア、カナダ4国はイランの国家指導者の発言を非難し、うち欧州3国はイランの大使を召喚して、説明を求めたことを明らかにした。
この発言は26日、テヘランで開かれた「シオニズムなき世界」という会議の席上で飛び出したが、同大統領は、イスラエルの建国について「イスラム世界に対する世界的抑圧者の策動」と述べ、イラン革命の指導者だった故ホメイニ師の言葉を引用して「イマム(ホメイニ師)のおっしゃられたように、イスラエルは地図の上から消し去らねばならない」と発言した。
この発言に対して、シモン・ペレス副首相はイスラエルのシャロン首相宛ての公開書簡で反応し、イランが「明白かつ現存する危険」になっていると言明した。同書簡は「われわれは(アナン)国連事務総長と安保理に対し、はっきりとイランを国連から追放するように要求せねばならない」と述べている。
イスラエルのシャロム外相は、複数のイラン指導者の発言は、テヘランの政権が「核爆弾を開発することができるよう・・・時間を稼ぐ」ための努力を反映していると確信すると言明した。
フランスのドストブラジ外相は声明の中で、「もしこれらの(報道された)発言が真実であれば、受け入れることはできない。私は厳然として非難する」と述べた。スペイン外務省は「モラティノス外相は最も強い言葉で拒否を表明しており、かつ、イラン大使に説明のため直ちに出頭を求めることを決定した」と述べた。
英外務省スポークスマンは、イラン大統領の発言を「世を騒がせること甚大で、吐き気を催させる」と評した。同スポークスマンはイスラエルの待ちハデラで5人が死亡、30人がけがをしたパレスチナ人による爆弾テロ事件に言及して、「彼(イラン大統領)が称揚した暴力の恐るべき現実が、今日、イスラエルで目撃された」と述べ、さらに「イランがイスラエルを地図上から抹殺したいと述べたことは、イランの核への野望についての懸念を高めるにすぎない。・・・われわれはイランの代理大使に抗議することになろう」と語った。
カナダのペティグルー外相は記者団に対し、「かかる憎悪と反ユダヤ主義、非寛容の発言を許すことはできない。われわれはイランの核の野望を知っていrだけに、これらの発言はますます当惑の種である」と語った。
アハマディネジャド・イラン大統領の発言は、イスラエルの抹殺を呼び掛けるイラン高官の発言としてはここ数年で最初のものだが、同じようなスローガンは政府の組織する大衆行動では定期的に使われていた。
同大統領は「イスラエルの存在を認める条約に署名する者は誰であれ、イスラム教徒の世界の屈従に署名したことを意味する」「イスラム聖職者の中で、イスラエルを承認した指導者は人々の怒りに当面するだろう」と発言した。
彼の基調となる姿勢は、「諸文明間の対話」を好んで話題とし、イランの西側世界との関係を改善しようと努力したハタミ前大統領のそれとは大きく変わっている。
アハマディネジャド大統領はイラクの最強硬派であう革命防衛隊の古参幹部であり、6月の大統領選で大勝し、8月就任した。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2005年10月27日19時38分