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2005年10月25日12時19分
国連の対イラク人道支援事業「石油と食糧の交換計画」をめぐる不正疑惑を調査している米上院の調査小委員会(コールマン委員長)は24日、旧フセイン政権から石油販売権を得ていたと同小委員会が名指しで指摘したギャロウェー英下院議員が、本人の全面否定にもかかわらず多額の金銭を授受していたとする報告書を米司法省と英政府当局に提出した。
同小委員会の調べでは、ギャロウェー氏は99年から03年にかけてイラク政府から2300万バレル分の原油割り当てを受け、取引を通じて夫人が約15万ドル(約1700万円)を受け取った。また、イラクの子どもたちのがん治療などを目的に同氏が設立した慈善団体が少なくとも約44万6000ドル(約5100万円)の基金を受け取ったと断定した。イラク政府側も同氏との取引で約164万ドル(約1億9000万円)の手数料を得ていたと指摘した。
ギャロウェー氏は今年5月、同小委員会の公聴会で「現在も過去も石油の取引をしたことはなく、誰かの代理になったこともない」と証言し、金銭の授受を全面的に否定していた。
http://www.asahi.com/international/update/1025/008.html