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以下引用
▼新たな抗議活動の波:今度は政府の支持者から(10/14)
ベネズエラのチャベス大統領が、これまで政府を支持してきた人々からの抗議活動に直面している。
コロンビアとの国境沿いにあるペリハ山脈では、地元先住民が石炭の採掘に反対している。森が失われる、ベネズエラ第2の都市であるマラカイボへの水供給源が立たれるというのがその主な理由だ。首都から西に60キロの都市マラケイでは、洪水の被害にあった人々が補償を要求している。
首都カラカスでは、10月4日、教育省の職員数100名が、未払い賃金を求めて教育省のビルの外に集結した。さらに、数100名の公務員が、政府との協定締結の遅れに抗議して行進を行なった。また、カラカス東部において、強盗被害の危険にさらされているバスやタクシーのドライバーたちが、政府に安全対策を要求して連続的に道路封鎖の行動に出ている。
さらには、年金未払い・インフラ未整備・電気水道等の未整備などに対して、各地で抗議活動が繰り広げられている。これらの活動はみな、基本的にチャベス政権を支持している人々が行なっているのが特徴だ。
象徴的なのは、ジャーナリストのウォルター・マルチネス氏のケースである。彼は、国営のチャンネル8で「ドシエー(Dossier)」(ある事柄に関する書類・ファイル一式のこと:IPSJ)というニュース番組の司会者をしていたが、政府を批判する発言をしたばかりに、番組から降ろされてしまったのだ。
チャベス政権はこれまで、貧困層への食糧品購入補助、中小企業への融資、貧困層への医療サービス提供などさまざまな社会政策を展開し、社会下層の生活を向上させてきただけに、彼らの要求にさらに応えられるのかという正念場に立たされている。
チャベスを大統領の座に押し上げた人々による、政府批判のさまざまな活動について報告する。<原文へ>
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引用ここまで URL http://www.janjan.jp/world/0510/0510224143/1.php