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□広がる正統イラク・レジスタンスとのコミュニケーション [イラク情勢ニュース]
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URUKNEWSイラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2005/10/22(土)
[飛耳長目録 today'snewslist]
☆CEOSIとイラク・レジスタンス国際局が会議
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☆★イラクの主権を支持し占領に反対するスペインの運動と
イラク・レジスタンス国際局が会議 :イラク連帯10月18日
Ameetingof
theSpanishCampaignagainstOccupationandfortheSovereigntyofIraq
andInternationalRelationsoftheIraqiResistance
(IraqSolidaridad:10-18-05)
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http://www.albasrah.net/en_articles_2005/1005/ceosi_181005.htm
広がる正統イラク・レジスタンスとのコミュニケーション
WideningmeansofoutercommunicationtothelegitimateIraqiResistance
「2005年9月末、<イラクの主権を支持し占領に反対するスペインの
運動(CEOSI)>は、イラク・レジスタンス国際局(IRIR)の代表と会議を
開いた。それはこの組織(IRIR)の存在と活動に由来する重要性をかん
がみて、イラク占領軍に反対するこれら全グループの公式の対話として
認識を補強することを確信するゆえに、CEOSIは可能なかぎりあらゆる
分野と組織に全情報を広めることが望ましいと考えている。それはレジス
タンスの正統性を強化し、イラク解放後の民主的で統一された社会プロ
ジェクトの勝利に貢献するという意味である。」
2005年9月末、<イラクの主権を支持し占領に反対するスペインの運
動(スペイン語の頭文字でCEOSI)>のメンバーは、イラク・レジスタンス
国際局(IRIR)との会議を開いた。その組織のメンバー(少なくともIRIRを
代表してCEOSIと接触した者たち)はアラブ社会主義バース党の幹部で
あるが、イラク侵略前の旧組織を公的に代表する者ではない。彼らはイ
ラクの学術界からやってきた。実際に、CEOSIの対話者はバグダッド大
学の教授および大学スタッフ経験者であった。
少なくとも2点の興味深い斬新さがある。
a)IRIRは、確かにレジスタンスがバース党周辺で明瞭に述べているよ
うに、イラク国内の武装レジスタンスを代表しているが、しかしイラク愛国
同盟(IRA、イラク人の全国民的な同盟組織)と現地のイスラム勢力およ
び共産主義者も同様である。
b)IRIRは武装レジスタンスとして公然たる接触を求めている。
◆武装レジスタンスの代表
このIRIRという組織の創設と存在は、バース党と関係を持つイラクの武
装グループを国際的に公式に代表する最初のものであり、幹部配置と武
器および資金の供給、軍事的な訓練、情報収集においてレジスタンスの
なかでバース党の主導権が確立されてきていることを示している。これと
並行した政治的側面では、民族的でイスラム的な解放戦線[1]が登場す
るにいたり、人民同盟(共産主義者)とイラク愛国同盟、そしてアラブ社会
主義バース党もそのプロセスに参加している。ここ数ヶ月のあいだに、イ
ラクの内・外にいるCEOSIが接触をもった複数の人々(バース党との政
治的提携を持たない)が、この政治および軍事部門の創設は、いまだに
占領勢力に拘束されていないイザット・イブラヒム・アッ・ドゥーリ元副大統
領とバース党を志向していることを確認した[2]。
CEOSIのイラク人コンタクト(窓口担当)は、次の2点を前提とする現地
におけるイスラム的および民族的レジスタンス勢力の統一した活動につ
いてCEOSIに報告した。すなわち、1)占領者からイラクを解放するとい
う、最優先かつ最も重要な到達目標、2)民主主義と多元的共存主義に
もとづくイラク国家の再建である。この2点は軍事および政治面における
バース党の優位性を認めており、また、2005年4月にイラクを訪問した
CEOSIと協議した幾人かの人々によっても定式化されていたことでもあ
る。実際に、CEOSIの対話者は既に上述の「イラク国家」について協議し
ており、それは「イラク国民の志向から米国の支配をぬぐい去ったあと」
で段階的に設立されていくであろう。
CEOSIのコンタクトは、米国が武装レジスタンスとの接触を望んでおり
接触を開始しようとしていたことを確認した。彼はまた、(レジスタンスの)
さまざまな勢力のすべてが、そのような提案は各勢力を分断し内部対立
をもたらすものだという理由から、全員一致でその(米国との接触)の試
みを拒否したと明言した。また、もしそのような接触があれば、イラクから
の占領者の「無条件撤退」という原則に依拠すべきだということも(拒否
の)理由であった。イラクを訪問したCEOSIの最後の代表団が見届けた
こととして、(彼らのあいだには)占領者は既に軍事的に敗北を喫してき
たのだという全員一致の信念が存在している。
◆コンフェッショナリズム(※1)と分裂に反対する
このような理由から、CEOSIのコンタクトは、他のいくつかの問題にみ
ずからの関心の焦点をあてた。それはCEOSI代表団もさる4月の訪問
中に注目したものだ。占領者に対する武装レジスタンスの優位と成功の
ほかに、彼の話の焦点は、まず第一に、イラクへのアル・カイダ/ザルカ
ウィ勢力の進出がもたらす危険性であり、第二にイランおよびイランと結
びついたシーア派のコンフェッショナリズム勢力がもたらす危険性である
(後者は特にイラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)とその軍事部門
バドル旅団を指す)。「われわれはイラク人の社会生活が抹殺されること
を認めない」と彼は断言し、イラクにおいてそのような傾向が生まれてい
ることを意味した。
前者の(ザルカウィの)問題については−−第三国の諜報機関が主張
しているだけという大衆的な印象が広がっているものの、彼はザルカウィ
との関連を考慮している−−、彼はゲリラの活動地域において「テロリス
トがレジスタンスを誘拐する可能性もある」と警告し、また同様に、海外で
無差別かつ偏向した攻撃が起こっている否定的印象に警告を発してい
る。後者(イランと上述の国内同調勢力)については、とりわけ社会的権
利および女性の権利、信仰の自由などに関して、特に彼によると既に「イ
スラム共和国」になっているイラク南部諸州においては、彼らが勝利した
ときにもたらされる反動に警告を発した。さらに彼はイランとイスラエルが
イラク人専門家と学者を組織的に殺害している[3]と非難した。
CEOSIの対話者によると、占領者によって引き起こされたイラクの国
内情勢における変化(退行的なコンフェッショナリズムの傾向の確立、イ
ランの浸透とイラクの事実上の解体、それらが中東全域に広がる気配)
は、幾つかのアラブ諸国政府[4]とイラク・レジスタンスのあいだの接触
を可能にした。CEOSIのコンタクトは、その情勢はヨーロッパの諸政府が
同じように行動することを促すはずだと考えられている。
◆ヨーロッパとの接触
類似する問題として、彼はイラク・レジスタンスが一部で直接に非公式
の接触を始めるという意向とその決定を伝えており、彼は「ヨーロッパと
の協議」という表現を使ってそれを定式化した。彼は幾つかの非公式な
接触が既に北ヨーロッパと中央ヨーロッパで持たれており、レジスタンス
は引き続きその試みを深化させ幅広いものにするだろうと指摘した。そ
れとは逆に、しかし不信感とは違って、実際に役立つセンスを持っていな
いイラク人の民間対話者を武装レジスタンスの代表として紹介するという
提案については、彼は用心深い姿勢をとった。
この組織(IRIR)の活動と存在に由来する重要性をかんがみて、イラク
占領軍に反対するこれら全グループの公式の対話として認識を補強する
ことを確信するゆえに、CEOSIは可能なかぎりあらゆる分野と組織に全
情報を広めることが望ましいと考えている。それはレジスタンスの正統性
を強化し、イラク解放後の民主的で統一された社会プロジェクトの勝利に
貢献するという意味である。」
原註
[1] IraqSolidaridad(イラク連帯)のwebサイト上に訳されたスペイン語
の文書を見よ。
http://www.nodo50.org/iraq/2004-2005/docs/ceosi-iraq_fln_17-05-05.html
[2] イザット・イブラヒム・アッ・ドゥーリの書簡(アラビア語)を見よ。それ
は10月初め、アルバスラ・ネットで最初に紹介され、その後アル・クドス・
アル・アラビーでも発表された。
http://www.albasrah.net/index1.html
http://www.alquds.co.uk:8080/archives/pdf/2005/10Oct/05OctWed/qds04.pdf
そのなかで彼はこの戦線(フロント)の胚形成期について話し、IPAとイ
ラクの共産主義者に公然と指摘している。その書簡では、彼は民主的な
事業計画を擁護し、サダム・フセイン政権がとった幾つかの政策と姿勢
に関して批判的な評価にもオープンである。
[3] 不完全だが次のリストを見よ。
http://www.brusselstribunal.org/Academics.htm
[4] サウジアラビアはそのことを公式に表明した。ワシントン・ポスト
2005年9月9日付。
訳註
※1 コンフェッショナリズム: ヨーロッパにおいて宗教改革後にあらわ
れた政治状況を指す言葉で、宗教上の信条の対立を政治党争とする傾
向をいう。
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