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イラク スペイン:3米兵に国際逮捕状(コリエレ紙)〜03年の記者狙撃事件
03年4月8日 スペイン人ジャーナリスト、ウクライナ人カメラマン死亡
ロイター事務所で3人が負傷 05年10月20日
マドリッド発 −03年、バグダットのパレスチナホテルを意図的に狙撃したとして
サンチャゴ・ぺドラス(Santiago Pedraz)判事が米兵3人に国際逮捕状を発した。
この狙撃でスペイン/テレシンコ局記者(ホセ・コウソJosé Couso)、ウクライナ人
カメラマン(タラス・プロトシュクTaras Protosyuk)が死亡、3人が負傷した。
3兵士は、米軍歩兵隊第三部隊に属するショーン・ギブソン中尉、フィリップ・
ウォルフォード大尉、フィリップ・デ・キャンプ中尉。 パドラス判事によると
逮捕状を発した理由は、「3人の身柄をスペイン当局による裁判に保障するためと、
アメリカ当局側の捜査非協力」。
事件は米海兵隊によるバグダッド解放の前日に起きた。
米国側は「ホテルの屋上にスナイパーがいたから」
アメリカ側の一貫した言い分は、パレスチナホテルの屋上に複数のスナイパーの
存在を見止めたため。 しかし銃弾は、記者たちが使用していた遥か下の客室を
貫いた。その場にいた記者たちは、スナイパーからの銃撃音を聞かず、狙撃時間の
ホテルとその周辺で疑わしい人物や動きを見なかったと繰り返し証言している。
米陸軍が行った複数の聞き取り調査では、軍の行動に何ら違法な点を見出せなかった
とした。 当時のスペイン首相ホセ・マリア・アスナール氏は、このワシントンの
結論を受け入れた。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Esteri/2005/10_Ottobre/19/spagna.shtml