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アゼルバイジャン 野党党首が帰国前に拘束 議会選の立候補妨害
来月、議会選挙を控えた旧ソビエトのアゼルバイジャンでは、当局に指名手配されてい
た野党指導者が十七日、帰国しようとしたところ身柄を拘束され、野党側が反発を強め
ています。
身柄を拘束されたのは、アゼルバイジャン議会の元議長でアゼルバイジャン民主党の
グリエフ党首です。
アメリカ在住のグリエフ党首は、国家資産を横領した疑いで指名手配されていますが
、自ら立候補している来月六日の議会選挙のため、十七日、首都バクーに空路帰国しよ
うとしたところ、航空機の着陸を拒否されました。
このため、航空機は経由地のウクライナに引き返しましたが、アゼルバイジャン当局
の依頼によって、グリエフ党首は現地で身柄を拘束されました。
身柄の拘束について、司法当局は、刑事事件として妥当だと主張していますが、野党
側はグリエフ党首の立候補を妨害するものだとして反発を強めています。
バクーの空港周辺では、大勢の野党支持者がグリエフ党首を迎えようとしていました
が、治安当局ともみ合いとなり、一部が拘束されました。
旧ソビエトのグルジアやウクライナなどで、選挙の不正をきっかけに大規模な抗議行
動が起き、政権交代につながるケースが相次ぐ中、アゼルバイジャンの議会選挙の行方
が注目されています。
[2005-10-18-13:06]
NHK