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□米国 ミラー記者批判広がる CIA身元漏えい事件検証で [毎日新聞]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1447587/detail?rd
[米国]ミラー記者批判広がる CIA身元漏えい事件検証で
【ワシントン和田浩明】米中央情報局(CIA)工作員身元漏えい事件を審理する連邦大陪審で、取材源の秘匿を理由に証言を拒否、法廷侮辱罪で約3カ月収監された米ニューヨーク・タイムズ紙のジュディス・ミラー記者(57)に対し、米メディアを中心に批判が広がっている。証言拒否に関する同紙の検証報道で、同記者の独断専行ぶりや同紙の検証取材への不十分な協力、編集幹部による特別扱いが判明したからだ。
タイムズ紙は16日、複数の記者が執筆した一連の経緯に関する長文の検証記事を掲載したが、ミラー記者に不利な内容が目立った。
同記者がイラク開戦前にフセイン政権の大量破壊兵器保有を報じたが、戦後の調査では証明されず、批判を浴びて担当からはずされたことや、同記者が収監された後、身元漏えい事件に関する記事の掲載を編集幹部が抑えたことなどが明らかにされた。さらにサルツブルガー発行人は、同記者を擁護する社説を掲載するよう編集者に再三指示したという。
また、検証記事のためミラー記者を2度取材したが、取材元とされるチェイニー副大統領の首席補佐官、ルイス・リビー氏取材のメモは提示されず、同氏とのやり取りに関する十分な説明もなかったと指摘、検証作業への非協力に不満をにじませた。また、ミラー記者が過去に「私はやりたいことは何でもできる」と発言、一緒に取材することを拒否する同僚もいたことなどを暴露した。
ワシントン・ポスト紙は「ミラー記者の不十分な協力もあって、検証記事は不十分な内容だった」と批判。ロサンゼルス・タイムズ紙も「幹部が同記者を制御できない状態なのではないか」と懸念を示した。新聞業界紙「エディター・アンド・パブリッシャー」によると、タイムズ紙内部でも同記者への批判は強く、編集幹部の責任を問う声もあるという。
漏えい事件では、イラク・フセイン政権の核開発疑惑を強調してイラク戦争に踏み切ったブッシュ政権を批判したウィルソン元駐ガボン米大使の妻、プレイムさんが、CIA工作員だと03年に報じられ、ホワイトハウス高官が報復目的で意図的なリークを行ったとの疑惑が浮上した。ミラー記者はウィルソン氏に関しリビー副大統領首席補佐官から取材したが記事は執筆しなかった。同記者は最終的に「取材源から許可が得られた」として先月30日と今月12日の2回証言した。
2005年10月19日19時02分
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http://www.asyura2.com/0505/war74/msg/769.html
投稿者 white 日時 2005 年 9 月 30 日 16:42:09: QYBiAyr6jr5Ac