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(回答先: イタリア中道左派指導者の一人が予備選挙の最中に暗殺される(エル・ムンド) 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 10 月 17 日 05:44:55)
来春に予定されるイタリア総選挙を前に16日、中道左派連合「ユニオン」の首相候補を選ぶ予備選挙が始まった。政党間の「談合」ではなく、支持者の投票によって首相候補を決め、連合内の結束を強めることが狙いだ。国政レベルでの予備選の実施は初めて。プロディ元首相の勝利は確実とみられる。
候補者は、最大野党の左翼民主党が支持するプロディ元首相のほか、左派系「再建共産党」のベルティノッティ氏、「緑の党」のスカニオ氏、中道に近い「欧州民主連合」のマステッラ氏ら計7人。同日、約9700カ所の投票所で支持者らが投票を行った。
中道左派9政党は2月、「ユニオン」(イタリア語では団結、連合を意味する「ウニオーネ」)を立ち上げた。90年代、「オリーブの木」を率いて政権を取ったプロディ氏は統一首相候補のもと、団結して総選挙を戦うために予備選を実施することを提案、6月に各党と合意した。
ユニオンは4月の地方選で、ベルルスコーニ首相率いる中道右派連合に圧勝し、最近の世論調査でも中道右派陣営を10ポイント近くリード。予備選の勝者が将来の首相になる可能性が高まっている。
プロディ氏は「2極の政党体制を確立するためにも、予備選システムは効果的だ」と話す。同氏が首相候補の立場を固めるため、どれだけの大差で勝つかに注目が集まっている。
http://www.asahi.com/international/update/1016/004.html