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□イラク国民投票が予定通り開始 バグダッドでは爆弾テロで警官2人重傷 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1441660/detail
イラク国民投票が予定通り開始 バグダッドでは爆弾テロで警官2人重傷
【アルジャジーラ特約15日】新憲法案の是非を問うイラクの国民投票は15日午前7時(日本時間同日午後1時)から、全国の投票所で一斉に開始された。投票は同午後5時(同午後11時)に締め切られる。有権者総数は約1500万人。
バグダッド在住のイラク人記者カリド氏は同日、アルジャジーラに対し「(首都では)開始直後、有権者の出足は遅いが、投票は比較的平穏に進んでいる」と語るとともに、「ラマダン(断食月)中なので、投票結果の判明は遅れる可能性がある」との見通しを示した。
と同時にカリド記者は、「バグダッド市内でも緊迫した情勢下にあるドュラ、ガザリヤ、マンスル、アミリヤでは、有権者の出足は鈍い」と話したほか、アミリヤの投票所近くでは同日早朝、道路わきに仕掛けられた爆弾が爆発、警官2人が重傷を負ったほか、警察車両1台が破壊されたと明らかにした。
同投票所に向かう道路わきには、さらに多くの爆弾が仕掛けられていたが、処理班が出動し取り除いた。発生時間が早かったため、この爆弾テロで有権者への被害は出なかったという。
さらに、バグダッドの西方ラマディでは投票開始時間の午前7時前後に、抵抗勢力兵士の小グループがパトロール中の米軍部隊と交戦した。銃撃戦は人通りのない道路で続き、負傷者の有無は分かっていない。
また、イラク南部のバスラでは投票約4時間前の同日未明、市内南部の投票所を襲撃した武装した3人組が地元警察に逮捕された。襲撃での負傷者はなかった。
一方、タラバニ大統領とジャファリ首相は開始直後、移行政府本部のある「グリーンゾーン」内の投票所に姿を見せた。同大統領は「賛成票を投じた。国民にも民族と宗教の違いを乗り越え、賛成票を投じてもらいたい」と呼び掛けていた。
今回の国民投票では、賛成票が過半数を占めれば、新憲法案が承認され、これに対し全国18州のうち3州以上で反対票が3分の2以上となれば、否決される。
2005年10月15日20時08分