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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/10/13,14
http://www.asyura2.com/0510/war75/msg/565.html
投稿者 white 日時 2005 年 10 月 15 日 21:56:24: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/10/13,14

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106528172?page=1#106528172

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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版)      転送・転載可
  編集・発行 山本史郎 
  webサイト 
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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          ※ 今日紹介する主な内容 ※

2005年10月13日付
 ◇イスラム党を非難して各地でデモ
 ◇イシャキ北部の砲撃で米兵死亡
 ◇レジスタンスがモスルで3度の攻撃
 ◇キルクーク: レジスタンスが米軍司令部にミサイル攻撃

2005年10月14日付
 ◆イスラム党アンバル支部、
     国民投票をめぐってバグダッド指導部に決別を宣言

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■イラク・レジスタンス・レポート 10月13日 木曜
□Iraqi Resistance Report for events of Thursday, 13 October 2005
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http://www.albasrah.net/en_articles_2005/1005/iraqiresistancereport_131005.htm

◆アンバル州 Al-Anbar Province

◇ラマディ: スンニの街にデモが溢れる、イスラム党に抗議
Demonstrations sweep Iraqi towns protesting “Iraqi Islamic Party’s”
collaboration with the US occupation referrendum

 ヒート、ラマディ、サマッラとモスルの街は13日、イラク・イスラム党
に抗議する激しい大衆デモと集会に人があふれた。15日の国民投票を利用
して米国のイラク占領下で「憲法」を押しつけるという米国の策動には反対
するというスンニ派の総意を、イスラム党が裏切ったと見なされた。

 イスラム・メモの通信員はイラク西部のハディッサ、ヒート、バグダーデ
ィでの目撃証言を次のように報じた−−それらの地域ではひどく治安が欠如
していても、現地の人々はモスクの前で街頭に出て抗議するのを止めなかっ
た。彼らはイスラム党に反対するスローガンを唱和し、「すべての手先に死
を!」、「占領者の尻尾たることを恥よ!」などといった主張を掲げた。

 同じようなデモが、短時間ながらも、イラク北部の都市モスルでも数カ所
でおこなわれた。イスラム・メモの通信員は、人々はイスラム党への怒りを
表明し、地元の党役員に党指導部を拒絶するよう呼びかけたと報じた。

 サマッラのサフワト・アル・ラーマン・モスクはイスラム党を非難するデ
モの開催地となり、米国に支援された土曜日(15日)の国民投票への参加
呼びかけを取り消すよう呼びかけた。デモ参加者たちは、もしイスラム党が
そうしないのなら、イラクのスンニ派は永久に彼らとの縁を切るだろうと警
告した。

 ファルージャでは別の抗議形態をとって、イスラム党の本部が手榴弾によ
る攻撃の目標にされた。

 ラマディ在住のイスラム教の宗教指導者はイスラム・メモに次のように語
った−−イスラム党が米国の後押しする国民投票への参加をスンニ派教徒に
呼びかけたことは、スンニ派に対する同党の初めての犯罪というものではな
く、また、これが最後というのでもないだろうと。そのイスラム法学者は、
「われわれはファルージャにおける第一および第二のレジスタンスの名誉、
そしてサマッラのレジスタンスの名誉を汚す彼らの立場を忘れていない」と
指摘した。さらに、「彼らは(占領勢力の)手先であり、したがって彼らは
この世では死、来世では地獄の業火に値する」と。

 ムスリム同胞団の分派であるイスラム党は米国のイラク侵攻に続いて設立
され、米国の植民地総督たるポール・ブレマーによって編成された内閣に参
加した。最近では、同党は10月15日土曜日に米国の後押しする国民投票
を支持する立場をとったことから、イスラム法学者協会とバース党、さらに
アルカイダ系組織から非難を受けている。イラクのスンニ派共同体とレジス
タンス支持者のあいだでの総意は、占領軍がイラクにとどまる限り、いかな
る形態の政治プロセスにも反対するというものである。


◇ファルージャ: イスラム党支部事務所が襲われる
Islamic Party headquarters in al-Fallujah attacked
 イスラム・メモ 午前11時30分(メッカ時間)

 先ほど、イラク・イスラム党の地方事務所が襲撃を受けた。

 イスラム・メモのファルージャ通信員は、手榴弾が投げこまれ、同党支部
の入居するビルが損害を受けたと報じた。現地の傀儡警察関係者は、この襲
撃による犠牲者は出ていないと語った。
 

◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province

◇イシャキ北部の砲撃で米兵死亡
US soldier reported killed in morning bombing north of al-Ishaqi

 13日午前8時(現地時間)、バグダッドから北に延びるイシャキ市の道
路上において、イラク・レジスタンスの爆弾が米軍兵員輸送車とハンビーか
らなる車列近くで破裂した。

 幹線道路の路肩に埋められていた爆弾が通行中の米軍車列を吹き飛ばし、
兵員輸送車1台を炎上させ、米兵1人を殺し、4人を負傷させた−−攻撃を
目撃した同市住民の証言をイスラム・メモの通信員が伝えた。


◆タミン州 At-Ta’mim Province

◇キルクーク: レジスタンスが米軍司令部にミサイル攻撃
Resistance launches early morning rocket attack on US headquarters in Kirkuk

 イラク・レジスタンス勢力は、米軍が占拠してイラク北部の重要司令部と
したキルクーク空港に激しい攻撃をしかけた。このミサイル攻撃は13日の
朝、現地時間の午前7時30分に始まった。

 キルクークにいるイスラム・メモの通信員は、米軍の空港司令部がイラク
・レジスタンスの中距離ミサイル(グラッド)で攻撃されたというイラク傀
儡(かいらい)軍関係者の証言を伝えた。その情報筋は4発のミサイルがア
メリカ軍司令部に命中したと話した。2発のミサイルは午前7時30分、ア
メリカ占領軍施設内で炸裂し、その5分後には、別の方角からさらに2発の
ミサイルが同基地に命中した。

 この攻撃で基地内の管理棟の1つがほぼ全壊し、指令部内の食堂の1つが
甚大な被害をこうむった。情報筋は、米軍兵士1人が死亡し、将校を含めて
6人が負傷したと語った。


◆ニネベ州 Ninwa Province

◇レジスタンスがモスルで3度の攻撃
Resistance mounts three attacks in Mosul Wednesday - Thursday
 イスラム・メモ 午前10時15分

 この24時間のあいだに、イラク・レジスタンスはモスル市の異なる場所
で米軍への3度の攻撃を遂行した。

 現地の目撃者は次のように話した−−爆発物を積んだ車に乗ったイラク・
レジスタンス戦士が、市内中心部から南部ワフダ地区につながる幹線道路上
で突然、数台の米軍ハンビー数台で編成された車列に割りこんだ。その自動
車爆弾は米軍車列のなかで近い場所にいたハンビー1台を吹き飛ばし、完全
に破壊した。その搭乗員4人が死亡または負傷した。

 モスル南東部での2番目の攻撃では、イラク・レジスタンスの狙撃手が、
数台の車両からなるパトロール部隊のうち、ハンビーに乗って立っていた米
軍兵士を射殺した。

 3番目の攻撃では、モスルにむかう道路の道端に仕掛けられていたレジス
タンスの爆弾が、通行中の米軍パトロール部隊のそばで爆発した。その爆発
で車両1台が使用不能になり、3人の米軍兵士が負傷した。

◇モスル: イスラム党の地元党員が射殺される

◆バグダッド Baghdad
◇バグダッド南部の自動車爆弾で米兵4人死亡
◇バグダッド西部でイスラム党メンバーが暗殺される
◇傀儡イラク軍がスンニ派モスクを襲撃、礼拝者20人拘束

◆ディヤラ州 Diyala Province
◇モンディリヤ: イラン国境近くで爆弾破裂、米兵7人死亡
◇ミクダディヤ: レジスタンスが投票所警備の傀儡軍を攻撃


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■イラク・レジスタンス・レポート 10月14日 金曜
□Iraqi Resistance Report for events of Friday, 14 October 2005
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◆アンバル州 Al-Anbar Province

◇イスラム党アンバル支部、国民投票問題でバグダッド指導部に決別を宣言
Al-Anbar Branch of “Islamic Party” declares its separation
from Party leadership in Baghdad over referendum issue
 イスラム・メモ 午後7時45分(メッカ時間)

 イスラム党のアンバル州支部は、同党がとった「恥ずべき」立場をめぐっ
て、バグダッドの党中央指導部から分裂すると宣言した。米国が後押しする
憲法に関して米国がスポンサーとなった国民投票に参加するよう、イスラム
党がイラク国民に呼びかけたことによる。


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イラク・レジスタンス・レポート
 日本語版:http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
    イラク情勢ニュース(URUK NEWS)の重要な構成部分です。
 英語版:http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
    Iraqi Resistance Report : 
    Translated and/or compiled by Muhammad Abu Nasr,
    member, editorial board, the Free Arab Voice 
 イラク情勢ニュース URUK NEWS
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 メール宛先: uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
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