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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/10/12
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106522908?page=1#106522908
2005/10/14 (金)
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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 転送・転載可
編集・発行 山本史郎
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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※ 今日紹介する主な内容 ※
2005年10月12日付
◇西バグダッド: アラブ人に偽装した米国人が自動車爆弾
◇イスラム法学者協会は投票参加を拒否、
バース党はイスラム党を米軍の手先と非難
◇米軍車列にレジスタンスの自動車爆弾、米兵6人死亡
◇ハリディヤ: 爆弾2発で米兵5人死亡
◇ラワの自動車爆弾で米兵2人死亡か
◇サウジ国境近くの戦闘で米軍ヘリ撃墜
◇ファウ半島でバドル旅団と傀儡軍がスンニ派44人拘束
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■イラク・レジスタンス・レポート 10月12日 水曜
□Iraqi Resistance Report for events of Wednesday, 12 October 2005
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http://www.albasrah.net/en_articles_2005/1005/iraqiresistancereport_121005.htm
◆バグダッド Baghdad
◇バグダッド西部: アラブ人に偽装した米国人が自動車爆弾
バグダッド西部の住宅地でブービートラップの自動車を爆破しようとして
いた人物は、アラブの衣装をまとった米国人2人だった−−多くのイラク人
がそのように受けとめていた。
バグダッドの西部のガザリヤ地区住民はクドス・プレスに次のように証言
した−−11日午後にガザリヤの住宅地近くに爆弾を仕掛けた車を放置した
のはアメリカ人だったと人々は理解している。地元住民が不審な人物を発見
し、不審人物が逃げだすまえに住民が彼らを捕まえた。それがアメリカ人だ
と判って、住民はイラク傀儡(かいらい)警察に電話で通報した。
傀儡警察が現場に到着した5分後、大勢の米兵が現れてその地域を包囲し
た。彼らは2人のアメリカ人を米軍のハンビーに乗せ、驚いたことに、その
住宅地から猛スピードで走り去った。
クドス・プレスがその事件を確認したガザリヤ地区の傀儡警察官と電話で
話したところ、2人の人物がアラブの外国人ではないということだったが、
2人の国籍についてそれ以上詳しく確めることができなかった。
クドス・プレスは次のように解説した−−1ヶ月ほど前に、イラク南部の
バスラでは、イラク傀儡警察が2人のイギリス人を逮捕したところ、彼らは
市内で爆発事件を引き起こそうとしていた。しかしイギリス人は軍を動員し
た襲撃で刑務所破りをするために、イラク傀儡警察の拘置所に押し入った。
その事件はイギリス軍と地元バスラの傀儡当局者との関係を緊張させた。
◇イスラム法学者協会は投票参加を拒否、
バース党はイスラム党を米軍の手先と非難
イラクのイスラム法学者協会は、米国がスポンサーとなっている「イラク
憲法」の国民投票に対して『イラク・イスラム党』が採用している立場を非
難した。イスラム党は米占領者に断続的な同調姿勢をとるモスレム同胞団の
分派であり、イラクのスンニ派イスラム教徒に米国監視のもとでの「憲法」
国民投票に参加するよう呼びかけた。
占領されているイラクにおいてスンニ派モスレムの最高宗教権威であるイ
スラム法学者協会は、12日、イスラム党の投票呼びかけを非難し、「名誉
を重んじる人々は占領者が影で支配するもとでの政治システムへの参加を忌
避するだろう」と述べた。
同組織の本部があるウム・アル・クラ・モスクにおいて、イスラム法学者
協会の関係者はイスラム・メモに、協会は「憲法」を支持しておらず、参加
することもなければ、他の者が国民投票を受け入れたり参加することに同意
することもしないと語った。同協会は、「憲法」がアメリカ人の手によって
提案され、イラクを分断しイラクをイラン・イラク支配のもとに置くことを
意図していると宣言している。
代表者は、ここ数日のスンニ派の総意は満場一致で完全に憲法を拒否する
ことになったと語った。そのことは、スンニ派のボイコットが「憲法」を無
効にしかねないという懸念を、シーア派の偏向した政党と親米的シーア派聖
職者シスタニに生じさせている。そのように懸念している者とは、米占領軍
の大砲の影で「憲法」にもとづく将来の政権で良い地位を与えることによっ
て、スンニ派政党を「憲法」あるいは国民投票支持の側に誘惑しようと策動
してきた者たちである。
◇スンニ派がイスラム党の投票参加を非難するデモを計画
ファルージャ、ラマディ、サマッラ、モスルのスンニ派教徒は、15日に
おこなわれる国民投票をイスラム党が受け入れたことに抗議するため、13
日に大規模なデモをおこなうことを計画している。
イスラム・メモの通信員は、占領が続く限り政治システムへの参加を拒否
するというスンニ派の総意に戻ることを求めて、布教と導きを担当する委員
会および多数のイスラム法学者たちは全国のイスラム党事務所前で集会とデ
モを計画していると報じた。
◇イラク・バース党はイスラム党を米国の手先と非難
アラブ・バース社会党は12日に声明を発表し、イスラム党は米国の手先
でありアメリカの占領が作りだしたものだという2004年11月19日の
非難をくり返した。
また声明は、バース党は宗派的偏向とその宗派的偏向への仕返しに対して
繰り返し警告し、そのような偏向と仕返しは実際、民族と宗教宗派によって
祖国を分断しようとする米国の手の中で踊らされることになるものであると
述べた。
バース党の主張では、アメリカ製の「憲法」を受け入れるというイスラム
党の採用した立場は、国民投票を粉飾するために米国とヨルダン政府によっ
て操られた傀儡政党としての役割を再び露呈したものであり、占領憲法をシ
ーア派の宗派主義的偏向にもとづいて祖国分断に道を開くものだと見なして
いる。
バース党は次のように警告した−−イスラム党は表向きはスンニ派を守る
ために自派の民兵組織を米国の占領を祝福することへ導き、実際にはアメリ
カの計画を前に進め、イラクにその支配を押しつけるために彼らの治安計画
の枠内で働いている。
◆アンバル州 Al-Anbar Province
◇ファルージャ: 米軍車列に自動車爆弾、米兵6人死亡
現地時間12日午後3時、ファルージャ市の郊外に続くアミリヤト・アル
・ファルージャの道路上で、イラク・レジスタンス戦士が爆発物を積んだ車
を運転し、米軍の水陸両用戦闘車両3台からなるパトロール部隊のなかに突
入した。
目撃者はイスラム・メモに、レジスタンス戦士がアメリカ軍パトロール部
隊に突入し、米軍車両2台に損害を与え、そのうちの1台は完全に破壊され
たと証言した。その目撃者はまた、破壊された車両の乗員6人のなかに攻撃
のあと車から脱出した者は1人もいなかったと話した。2台目の車両では、
アメリカ兵3人が重傷を負ったと目撃者が報告した。
攻撃があったあと、が現場から死傷者を輸送するために米軍大型ヘリ・チ
ヌーク飛来した。
◇ハリディヤ: 爆弾2発で米兵5人死亡
イスラム・メモ 10月12日午後3時5分
イラク・レジスタンスの爆弾2発がバグダッドの西方、ハリディヤの中心
部でほぼ同時に爆発した。
幹線道路の路肩に埋められていた2発の爆弾は、米軍の兵員輸送車ジール
5台とハンビー3台が通過するさい、ほぼ同時に爆発した−−目撃者が同地
区のイスラム・メモ通信員に語った。
その爆発で少なくとも5人のアメリカ兵が死亡し、別に米兵4人が負傷し
た−−目撃者が報告した。
◇ラワの自動車爆弾で米兵2人死亡か
12日正午、イラク西部のラワ市の路上では、イラク・レジスタンスの自
動車爆弾が米軍の武装車列そばで炸裂した。
米軍戦闘車両とハンビー数台からなるパトロール部隊が通りすぎようとし
たところ、道路脇に駐車していた爆発物を積んだ車両が爆発した−−目撃者
の証言をラワ市在住のイスラム・メモ通信員が伝えた。
その爆発で戦闘車両1台が破壊され、米兵2人が死亡、3人が負傷した。
◇アルアル: サウジ国境近くで2時間の戦闘、米軍ヘリ撃墜
12日早朝、サウジ国境のイラク側に位置するアルアル地区で、イラク・
レジスタンスは米海兵隊と約2時間交戦した。
イスラム・メモのアルアル通信員は、イラク傀儡(かいらい)軍1個師団
を伴った米海兵隊が3日前にイラク・サウジ国境沿いに多数の兵士を派遣し
たと報じた。米軍と傀儡軍兵士はその地域一帯に定住するベドウィンを追放
し、彼らが飼っている羊の群と一緒に追い払った。占領軍はその後、そこに
軍の駐屯地を築き、空からの観測地点を設けた。
◇サクラウィヤ: レジスタンスが米軍駐屯地を砲撃
◇ラマディ: レジスタンスが米軍駐屯地に迫撃弾8発
◇アブグレイブ: 米軍が住民を大量拘束、ザイダン地区
◆バグダッド Baghdad
◇ガザリヤ: 米・イラク傀儡軍にレジスタンスが2段階攻撃
米軍車列に自動車爆弾、救援の傀儡軍にも仕掛け爆弾
◇西バグダッド: アラブ人に偽装した米国人が自動車爆弾
◇カシムの路上でレジスタンスが米軍車列を攻撃
◇地方相の車をレジスタンスが襲撃
◇イスラム法学者協会は投票参加を拒否、
バース党はイスラム党を米軍の手先と非難
◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇バイジ: 米軍の輸送車列をレジスタンスが爆弾攻撃
◇サマッラ: 近郊の米軍基地をレジスタンスが迫撃砲攻撃
◆バスラ州 Al-Basrah Province
◇ファウ半島でバドル旅団と傀儡軍がスンニ派44人拘束
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イラク・レジスタンス・レポート
日本語版:http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
イラク情勢ニュース(URUK NEWS)の重要な構成部分です。
英語版:http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
Iraqi Resistance Report :
Translated and/or compiled by Muhammad Abu Nasr,
member, editorial board, the Free Arab Voice
イラク情勢ニュース URUK NEWS
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
メール宛先: uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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スンニ派主勢力、イラク・イスラム党が憲法反対を撤回へ [アルジャジーラ]
http://www.asyura2.com/0510/war75/msg/487.html
投稿者 white 日時 2005 年 10 月 12 日 18:59:14: QYBiAyr6jr5Ac