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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/10/08 イギリス兵とデンマーク兵が元協力者を大量逮捕、緊張走る
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106506559?page=1#106506559
2005/10/09 (日)
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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 転送・転載可
編集・発行 山本史郎
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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※ 今日紹介する主な内容 ※
2005年10月8日付
◇バスラ: イギリス兵とデンマーク兵が元協力者を大量逮捕、緊張走る
◇ハディッサ: レジスタンスが米軍ヘリを撃墜
◇ラワ: 米・イラク合同軍の検問所を自動車爆弾で破壊
◇マダイン: 治安部隊による捜索で30人以上の若者を逮捕
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■イラク・レジスタンス・レポート 10月8日 土曜日
□Iraqi Resistance Report for events of Saturday, 8 October 2005.
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http://www.albasrah.net/en_articles_2005/1005/iraqiresistancereport_081005.htm
★バスラ州 Al-Basrah Province
◇イギリス兵とデンマーク兵が元協力者を大量逮捕、緊張走る
イスラム・メモ 午後3時20分
イギリス軍とデンマーク軍の占領軍部隊が、7日夜から8日朝にかけて、
バスラで新たな大量逮捕作戦を遂行した。目撃者は、この作戦がハリサ地区
とクルナ地区、カルマト地区といった市内北部を狙ったものだと指摘した。
イギリスとデンマーク軍の捜索で逮捕された者のなかには、占領軍が設置
したバスラ州政府で電力配給を担当している高官も含まれていた。
逮捕のあと、バスラ地方電力部の従業員と同僚が声明を発表し、(イスラ
ム・メモもコピーを入手した)、声明のなかで彼らは責任者が逮捕されたこ
とを非難して、9日にイギリス大使館の外でデモをおこなうと警告した。電
力部門の職員は責任者の釈放を求めてイギリス占領軍に24時間の猶予を与
え、同時に占領軍が設置したバスラ州議会に事件を迅速に解決するため介入
するよう要請した。
イギリス軍とデンマーク軍が7日朝と同じようにバスラ北部の他の地域を
包囲したのは、おそらくそこでも同様の逮捕作戦を遂行するためだろう−−
ある目撃者がイスラム・メモに話した。
イスラム・メモの通信員は次のように報告した−−身元をあかさないこと
を求めた複数の情報筋が、逮捕された州の配電責任者はサイード・アッ・シ
ュハダ運動のメンバーであり、イランの諜報機関と強い関係を持っていたと
語った。だが、そのような主張を確認することができず、特にイギリス軍は
みずからの展開している大規模な逮捕作戦に関する情報を封印しつづけた。
ハリサ地区、クルナ地区、カルマト地区、そしておそらく他の地区におけ
る捜索は、バスラ北部における傀儡警察と傀儡政府の治安部隊系列にある諜
報機関幹部が逮捕されたあとにおこなわれたものだった。イスラム・メモの
8日午前10時10分の速報によると、イギリス軍はこの捜索作戦で15人
を逮捕したという。
確かな逮捕理由は明かされていないが、現地の情報筋は、イランが破壊活
動と暗殺を遂行するためにイラク南部のシーア派グループに資金提供してい
るという多くの非難がでたとき、イギリス軍の逮捕作戦が同時に実行された
と述べた。その目的は偏向した宗派主義の恐怖感をあおる目的で、スンニ派
がそのような攻撃の背後で画策していると思わせるためである。
今回の事件に先立って、イギリス軍と彼ら自身が設置した傀儡勢力とのあ
いだに重大な事態が発生しており、それは明らかにある種の破壊活動を目的
として爆発物を携帯していたイギリス軍特殊部隊兵士をイラクの治安関係者
が逮捕した9月の事件に関連するものである。イギリス軍は後に、イラク人
のデモ参加者がイギリス英軍戦車に放火したあと、彼らのスパイ(特殊部隊
兵士)を釈放するよう強要した。イギリス占領軍を一方とし、彼らと提携し
ていると推測される地元シーア派の宗派主義的勢力を他方として、緊張状態
が広がっている。
その後の進展のなかで、その背後関係はまだ不明だが、バドル旅団(シー
ア派の宗派主義的に偏向した盲目的狂信集団)のメンバー2人がこの48時
間のあいだに暗殺された−−匿名を条件に複数の情報筋がイスラム・メモに
話した。バドル旅団メンバーの1人は自宅のベッドで死んでいるのを発見さ
れ、もう1人の遺体はバスラ市内の道路上で発見された。
バドル旅団は、2003年に米・英軍とともにイラクを侵略したイラク・
イスラム革命最高評議会(SCIRI)の武装部門である。イラク侵略以後
は、彼らは米・英軍が新たに採用募集した傀儡警察と治安機関の骨格として
奉仕してきた。傀儡勢力と強い繋がりを持ち、彼らもまたイランと親密な関
係を維持している。
イラク・レジスタンスはバドル旅団を占領者の一部でありその手先である
とみなしており、その構成員は攻撃目標である。しかし、最近のバスラにお
けるバドル旅団メンバー殺害がレジスタンスによるものなのか、それともバ
ドル旅団とパトロンであるイギリス軍のあいだに緊張が高まっていることに
関係があるのかは不明である。その暗殺事件を実行したと認めたレジスタン
ス組織は1つもないとイスラム・メモは述べた。
★アンバル州 Al-Anbar Province
◇ハディッサ: レジスタンスが米軍ヘリを撃墜
イスラム・メモ メッカ時間8日午後10時25分
ハディッサ市近郊のハミサ地区で米軍ヘリが炎に包まれて墜落した。
目撃者はイスラム・メモの同通信員に、デミトロフ対空砲と思われる砲声
が聞こえたあと、上空を飛んでいた米軍ヘリが火に包まれて近くに墜落した
と証言した。乗組員の消息は不明。
◇ラワ: 米・イラク合同軍の検問所を自動車爆弾で破壊
イスラム・メモ 午後4時20分
イラク・レジスタンス戦士が爆発物を積んだ車を運転し、ラワからカイム
方面へむかう道路上にある米・イラク合同軍の検問所に突入した。
ラワに駐在するイスラム・メモ通信員は、その爆発で検問所の大部分が破
壊され、米軍兵士とイラク傀儡(かいらい)軍兵士7人ばかりが死傷したと
いう目撃証言を伝えた。
◇ハバニヤ: 米軍基地にレジスタンスが120ミリ迫撃弾9発見舞う
イスラム・メモ 午後4時10分
イラク・レジスタンスの部隊が120ミリ迫撃弾9発をハバニヤ市内の主
要米軍基地に撃ちこんだ。この基地はバグダッドの西方にあり、サクル空軍
基地の名で知られている。
ハバニヤにいるイスラム・メモ通信員は、米軍基地と隣りあわせに位置す
るファラハト村の住民が、基地はレジスタンスから激しい攻撃を受け、その
後にアメリカ軍がヘリを基地上空に飛ばして周囲を包囲したと話すのを伝え
た。また米軍の重砲がレジスタンスの所在地と思われる方角へ反撃した。
◇カイム: レジスタンスの爆弾が米軍輸送車列を襲う
イスラム・メモ 午後4時20分
イラク・レジスタンスの爆弾がカイムの米軍基地に物資を輸送するトラッ
ク車列の近くで爆発した。道路脇にレジスタンスが仕掛けた爆弾がトラック
1台を炎上させ、運転手を負傷させた。
◇カラビラ: レジスタンスの自動車爆弾が米軍車列を襲う
イスラム・メモ 午後2時55分
イラク・レジスタンス戦士が爆発物を積んだ車を運転し、カラビラの村入
り口に近い幹線道路で米軍車列に突っこんだ。その爆発で米軍の兵員輸送車
1台が炎上し、乗っていた米軍兵士4人が殺傷された−−カラビラの住民が
イスラム・メモの通信員に話した。
◇バグダーディ: アサド米軍基地近くで自動車爆弾、米兵3人死亡
イスラム・メモ 午前9時50分
バグダッドの北西約170キロに位置するバグダーディ村で、米軍車列が
アイン・アル・アサド基地に向かっていたところ、イラク・レジスタンスの
戦士が爆発物を積んだ車でその車列に突入した。
バグダーディに駐在するイスラム・メモの通信員は、その攻撃を目撃した
同市住民が、爆発物を積んだ車に乗ったレジスタンス戦士は突然ハンビー数
台からなる米軍車列を襲ったと話したことを報じた。その戦士は猛スピード
で車を走らせ、その車を止めようと米兵が銃撃したにもかかわらず、米軍車
列のまじかで爆破させた。
その爆発は米軍車両1台を完全に破壊し、米兵3人を死亡、2人以上を負
傷させた−−目撃者が語った。
◇ファルージャ: レジスタンスの爆弾が米・イラク合同パトロールを狙う
イスラム・メモ 午後2時30分
ファルージャ市北部のジャギフィ地区において、レジスタンスの仕掛けた
爆弾が米・イラク合同パトロール部隊の近くで爆発した。
爆弾は米軍とイラク傀儡軍の駐屯する基地につながる大通りの道路脇に仕
掛けられており、合同パトロール部隊が通りすぎようとしたとき破裂した。
イラク傀儡軍兵士1人が死亡し、アメリカ兵1人を含む4人が負傷した−−
この爆弾攻撃を目撃した地元住民がイスラム・メモの通信員に話した。
米軍はその爆発のあと、イラク傀儡軍の支援を得て一帯を包囲し、たまた
ま近くにいただけの一般市民2人を逮捕した。
◇ファルージャ: 工業地区でも米・イラク合同パトロールを襲う
イスラム・メモ 午前9時40分
ファルージャ市南東部に位置する工業地区において、イラク・レジスタン
スの爆弾が米・イラク合同パトロール部隊のすぐ近くで爆発した。
同地区と市内中心部をつなぐ道路のそばに仕掛けられた爆破装置が、パト
ロール部隊の通過時に炸裂した−−爆発を目撃した同地区の機械店経営者が
イスラム・メモの通信員に報告した。その爆発はイラク傀儡軍の車両1台を
炎上させた。
★バグダッド Baghdad
◇ドーラ地区: レジスタンス戦士が治安部隊を待ち伏せ攻撃
イスラム・メモ 午前3時10分
イラク・レジスタンス戦士がドーラ地区の郊外で、イラク内務省に所属す
る治安部隊のパトロール兵を攻撃した。
バグダッドにいるイスラム・メモ通信員はドーラ地区住民の証言を伝えた
−−傀儡部隊のパトロールがドーラ地区中心部の脇道を進んでいると、レジ
スタンス戦士が攻撃した。その攻撃で傀儡部隊の車2台が甚大な損害をこう
むり、傀儡兵5人が負傷、そのうち2人は重傷を負った。
◇タジ: 傀儡軍の車列をレジスタンスが爆弾攻撃
バグダッドの北に位置するタジ近郊で、イラク・レジスタンスの爆弾が、
兵員輸送車数台と装備を積んだトラックからなる傀儡軍パトロール部隊の近
くで炸裂した。
ハイウェイの道路脇に仕掛けられた爆弾が彼らの車列の通過時に爆発し
た。その爆発で車列のなかのトラック1台が炎に包まれ、傀儡兵2人が死
亡、2人以上が負傷した。
★サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇ティクリート: レジスタンスが米軍司令部を砲撃
夜明け前、現地時間の午前5時、ティクリートの旧大統領宮殿に置かれた
米軍司令部に、イラク・レジスタンス部隊が迫撃弾6発を撃ちこんだ。
6発の迫撃弾がアメリカ軍司令部内で炸裂し、施設内を爆破した−−攻撃
を目撃した地元住民の証言をイスラム・メモの通信員が伝えた。損害の質と
規模に関する情報は得られなかったが、攻撃後も3時間にわたって一帯には
米軍ヘリ多数が目撃された。
★ディヤラ州 Diyala Province
◇マダイン: 治安部隊による捜索で30人以上の若者を逮捕
傀儡内務相の治安部隊「ショック・トループ」は8日、バグダッドの南東
にあるマダイン地区とサルマン・バク地区でスンニ派住民の逮捕作戦を展開
した。
マダインに駐在するイスラム・メモの通信員が目撃者の証言をレポートし
た−−ショック・トループは一帯のすべての道路を封鎖し、家から家への急
襲作戦とスンニ派アラブ人の逮捕作戦を遂行。少なくとも30人以上の若者
が拘束された。
マダイン地区とサルマン・バク地区はスンニとシーアが入り混じって住ん
でいるにもかかわらず、逮捕劇は通常スンニ派住民に対してだけおこなわれ
ている−−イスラム・メモの通信員が特筆した。
◇ブフリツ: 米軍車列をレジスタンスが待ち伏せ
イラク・レジスタンス勢力は8日午前10時頃、バグダッドの北東ブフリ
ツに通じる道路で米軍車列を待ち伏せ攻撃した。
バクーバに駐在するイスラム・メモの通信員は攻撃を目撃した住民の証言
を伝えた−−イラク・レジスタンスがバクーバへの道路脇に埋めていた爆弾
は、そこを通過する米軍兵員輸送車とハンビーからなる車列近くで破裂し、
そこで戦闘が始まった。
爆発は米軍車両1台を走行不能にし、車列全体が停止したと目撃者が証言
した。そのとき、レジスタンス戦士が82ミリ迫撃砲を発射し、米軍の兵員
輸送車1台を破壊、米兵7人ばかりを殺傷した。
★バスラ州 Al-Basrah Province
◇イギリス兵とデンマーク兵が元協力者を大量逮捕、緊張走る
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イラク・レジスタンス・レポート
日本語版:http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
イラク情勢ニュース(URUK NEWS)の重要な構成部分です。
英語版:http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
Iraqi Resistance Report :
Translated and/or compiled by Muhammad Abu Nasr,
member, editorial board, the Free Arab Voice
イラク情勢ニュース URUK NEWS
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
メール宛先: uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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