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□ボイコットせず「反対」投票を要請 新憲法国民投票でイラク・スンニ派 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1431683/detail
ボイコットせず「反対」投票を要請 新憲法国民投票でイラク・スンニ派
【アルジャジーラ特約8日】イラク新憲法案への国民投票まで約1週間と迫った8日、同国のイスラム・スンニ派21団体の代表らがバグダッドで会合を開き、「国民投票をボイコットせず、『反対』票を投じるよう国民に訴える」などとした共同声明を発表した。
スンニ派団体の中には国民投票自体をボイコットすべきとの声もあったが、会合は結局、ボイコットではなく、国民投票に参加した上で「反対」票を投じるよう訴えることで合意した。
スンニ派教徒は全人口の5分の1を占めており、同派有権者の大半が今回の訴えに応じて「反対」票を投じた場合、新憲法案承認が微妙になる可能性もある。
共同声明はまず、「新憲法案は、国民の分裂、アラブのアイデンティティー喪失、そして国家財産の略奪をもたらす元凶」と厳しく非難した上で、「国民があらゆる合法的な手段を使い、同案を葬り去るよう訴える」と呼び掛けている。
新憲法案について同スンニ派が最も懸念しているのは「連邦制」条項で、この導入が決まれば、「国家の分裂と石油資源の不公正な配分」が起きると主張している。
今回の国民投票では、イラクの全18州のうち最低3州で、「反対票の割合が3分の2を超えた」場合、憲法案内容の見直しが行われる。
一方、スンニ派原理主義組織の指導者はこの日、「国民の間に不公平を持ち込む」として新憲法案への反対姿勢を示しながらも、「イラク聖戦アルカイダ組織」を率いるザルカウィ(容疑者)が打ち出している「シーア派との全面戦争」方針は受け入れられない、と言明した。
2005年10月09日03時08分