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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(5日)軍事力でテロは抑止できると参謀長
★(6日)来週火曜にシャロン−アッバス会談
★(7日)自治政府の議会選挙は延期の可能性
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2005年10月5日(水)ロシュ・ハシャナ2日目
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*ロシュ・ハシャナ(ユダヤ暦の新年祭)は2日間の休みとなり、新聞
は休刊。新年礼拝の後には、水のある場所でポケットのごみを水に流
す儀式がある。タシュリークというこの儀式は、ミカ書7:19によ
るもので、罪を取り去ることを象徴するもの。(解説)
*日本の漁船と衝突事故を起こした際、ジム社の船の船長は睡眠中だっ
たもよう。乗組員が異常を感じたかどうかについては不明。同社は捜
査に協力し、補償も行う方針。(P,H)
*ナブラス近郊の検問所でパレスチナ人の女性がナイフで兵士を刺そう
として射殺された。兵士は負傷。アルアクサ殉教団が犯行声明を出し
たが、女性は精神異常だったとの情報も有る。(P,H,7)
*国防軍のハルツ参謀長が新年インタビューで「軍事力でテロは抑えら
れる」と強気の発言。アイルランドなどの成功例を引き、テロはゼロ
にはならないが、許容レベルに抑制可能だと語った。(H,I)
*ハリケーンの被害で家を失い避難生活を送るニューオリンズの住民が、
避難先のヒューストンのロシュ・ハシャナ礼拝で再会。(H)
*ハアレツ紙が「昨年の歴史を動かしたのは誰か」とのアンケート。圧
倒的多数の人はシャロン首相の名を挙げたが、一部にはアラファト議
長とする人も。中には「天にいます主」との回答もあった。(H)
*イスラム教ではラマダン(断食月)が始まった。1ヶ月にわたり、昼
間は断食、夜にはお祝いをする。この期間は、聖戦で死ぬと大きな祝
福を受けるとされているため、各地でテロも増加する。(P,I)
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2005年10月6日(木)
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*シャロン首相と自治政府のアッバス議長が来週火曜に会談へ。ワイス
グラス官房長官とエレカット氏が予備協議を行う。(P,7,I)
*ファタハの指導者カドウミとハマスの指導者マシャールがダマスカス
で会談。パレスチナの武装勢力間の抗争を話し合いにより解決するこ
とで合意したが、武装解除は拒否した。(P)
*イランが核開発について強硬姿勢を転換し、EUと交渉を再開か。イ
ランは「核兵器を開発する権利」を主張している。(P,H)
*アッバス自治政府議長はイスラエルへの協力者だとする声明をアルカ
イダのインターネットTVが放映。アルカイダがガザから自治区全体
への浸透を進めている兆候と見られている。(P,I)
*EUが自治政府への支援を倍増し、年5億ユーロにすることを検討中。
ガザ撤退で生まれたチャンスを活かし、経済を復興して安定した政府
を樹立することを支援する。(H)
*パレスチナ議会がアラファト議長の死の原因を調査する委員会を設置。
パレスチナ自治政府の中には、イスラエルが議長を暗殺したと信じる
人が多く、その疑惑を調査するのが目的。(H)
*フロリダで、ロシュ・ハシャナの礼拝にシナゴグに来た79歳の男性
が、44歳の男性を射殺。女性をめぐるトラブルが原因か。(H,P)
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2005年10月7日(金)
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*宗教右派のNRPと、反宗教政党のシヌイに対してシャロン首相が連
立入りを打診か。実質的に少数与党となっているシャロン政権は、今
後の国会運営に向け、連立の枠組み変更を迫られている。(P,H)
*ガザ撤退が終わった今、連立を離脱すべきだとの労働党内の声に反し、
来年の選挙まで政権に残留する方針をペレス党首が表明。(H)
*建物内に立てこもったテロリストとの投降交渉の際に、国防軍が現地
住民を利用するのは違法だとの最高裁判決。以前には、現地住民の自
発的協力があればこの方法は認められていた。(H,P,7)
*米国防高官のフランクリン氏が、国防上の機密情報をユダヤロビーの
AIPACに流していたことを認める司法取引に応じた。今後、AI
PACのメンバーに対する訴追も予想される。(7,P)
*ハマスが議会選挙で大勝する可能性が出て来たため、自治政府は選挙
の延期を検討中。イスラエルとの共存を否定する武装組織が選挙で勝
てば和平は振り出しに戻る。エジプト政府も選挙延期を支持か。(H,P)
*ファタハ傘下のアルアクサ殉教団がパレスチナ議会選挙に単独リスト
で出馬か。ファタハの世代間対立の結果と見られている。(H)
*自治政府がイスラエルに対し、テロ実行犯の釈放を要求か。オルマー
ト蔵相は「テロリスト釈放はありえない」と語った。(P)
*アラブ世界では各国でヨム・キプール戦争から32周年の記念式典。
アラブ諸国が連合して断食祈祷中のイスラエルを奇襲したこの戦争は、
アラブ世界では大勝利とされている。(P)
*米国議員の説得でエジプトがなつめやしの枝(ルラブ)の輸出禁止を
部分解除へ。世界中のユダヤ人が仮庵祭で使うルラブの多くはエジプ
トで生産されており、突然の禁輸は大きな衝撃となっている。(7)
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関連用語データベース・1999年10月以降の記事の全文検索は
http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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