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□イラク国民との連帯会議への挨拶(前半)/サラハ・アル・モフタール [イラク情勢ニュース]
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0001028;jsessionid=q9kexuf2m1
URUKNEWSイラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2005/10/07(金)
[飛耳長目録 today'snewslist]
☆イラク国民との連帯会議への挨拶 (前半)
★ご案内: 05年10月6日発売(05.10.21号) FRIDAY
☆支持率37%、就任以来最低 世論調査で米大統領
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☆★イラク国民との連帯会議への挨拶 (前半)
サラハ・アル・モフタール
(イラク友好と平和・連帯機構議長)
2005年9月29日
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http://www.albasrah.net/ar_articles_2005/1005/mukht_051005.htm
親愛なる友人および同志の皆さん
まず初めに、アメリカによる植民地的イラク占領に反対して戦うイラク国
民とともに、この連帯会議を組織していただいたことに感謝したい。私た
ちはイラク国民に対する占領軍の犯罪と、占領勢力および傭兵たちによ
る全イラクの破壊を暴露する権利を否定されてきました。アメリカ政府は
西側メディアとアラブ系メディアの双方に命令し、あるいは圧力をかけて、
アメリカとイギリスがイラクにおいてなした上述の犯罪を暴露する機会を
バース党とナショナリストに与えないようにしてきたので、皆さんの準備し
た会議がイラクの状況を伝えるための大きな機会となっています。
友人および同志の皆さん
この2年半にわたってイラクがこうむった苦難の根源は、古典的なタイ
プの植民地主義であり、イラクに対する血なまぐさい軍事侵略の形をとっ
て、今までに約25万人の人間を殺してきました。また、空爆によって、あ
るいは全市・全村ぐるみ破壊攻撃によって、住民はそれらの都市や村落
を離れるように強要され、食料も水も電気その他の基本的な必需品や公
共サービスもないまま、砂漠での生活を強いられています。
全市ぐるみ破壊の好例は、ファルージャその他の都市で起こった事態
です。大虐殺のもう一つの手段は、たとえ相手が無実の人々であったと
しても、アメリカ兵がいわゆる「テロリスト」だろうと考えたイラク人市民に
対しては、手当たり次第に発砲する許可をアメリカ兵に公然と認めたこと
です。そうして最後的に、何十もの米軍収容所で拷問されて死に至った
者もふくめて、25万人が殺害されたのです。
イラク侵攻の最初の時期、占領軍が外国人傭兵をけしかけて、政府中
央官庁と経済機構、保健所、治安機構、報道・情報機関などイラクのあ
らゆる国家機構を破壊し火を放ったときに、占領の植民地的な性格が明
らかになりました。破壊をまぬがれたのは唯一石油省のみで、アメリカ軍
は外国人傭兵と訓練したギャング集団から石油省だけを守ったのです。
その前には、イラクの領土を占領した最初の日に、アメリカ軍はイラク南
部の油田地帯を支配しました。その地域にある軍事目標を占拠したり破
壊するよりも前のことです。
親愛なる友人のみなさん
素早いイラク占領を可能にするために最大限の兵力を投じ、侵攻過程
では毎日何百人ものイラク人市民を殺害したことによって明らかになった
占領の植民地的性格は、これこそまさに、イラク人の報復を決定づける
ものとなりました。占領軍の投入した最大規模の兵力は、イラク人武装レ
ジスタンスを最大規模の勢力に育てることになったのです。バグダッド占
領のあと、イラク最後の選択となった武装レジスタンスは、最初から大規
模なものとしてスタートし、イラクの北から南まで、東から西の辺境地帯ま
で、ほとんどの都市と村落を網羅するものとなったのでした。
おそらく皆さんはこう尋ねるでしょう−−最初は人々の支持と構成メン
バーを徐々に増やしていくというゲリラ戦術を採用するというのでなく、初
めから巨大で大衆的な武装闘争としてイラク・レジスタンスが始まったの
はどうしてなのか? このイラク武装レジスタンスのユニークな特徴につ
いて説明しましょう。
イラク・レジスタンスの最も顕著でユニークな特徴は、占領と戦う準備の
整った大量の大衆的な組織が、イラクのいたるところに即座に姿を現し
たことです。バグダッドが占領された日、フセイン大統領の像倒壊を報道
したハリウッド映画のような展開とは別に、アメリカ軍は恐るべきレジスタ
ンスに直面し、バグダッド市内でも少なくとも4ヶ所で大規模な戦闘が発
生しました。
バース党員は地下に潜るように命令を受けとると、即座に武装レジスタ
ンスを開始し、戦争の第2幕すなわちゲリラ戦術を開始しました。歴史的
な教訓を皆さんに思い起こしながら、イラク・レジスタンスのこのユニーク
な特徴とゲリラ戦術の採用に注目してください。もし皆さんが近代史に目
をむけるならば、外国の占領に対する武装レジスタンスは、限られた数
の自由の戦士によって展開される攻撃から、さらに複雑で大規模な軍事
作戦へと段階的に始まっていることに気づくでしょう。
武装レジスタンスの拡大は、その宣伝にも依存していますた。というの
は、敵の軍事的に武装した部隊を攻撃することによって、自由の戦士が
ますます人々の認識にのぼるようになり、敵に大きな損失を与えるという
意味です。そうすることによって、人々が武装レジスタンスに合流し始め、
一歩一歩、そして何年かたつと、武装レジスタンスが武装革命に成長転
化するのです。この歴史的事実は中国、キューバ、パレスチナの革命に
も適用されたはずです。
しかしイラクでは、私たちはそれと異なる話を知っています−−武装レ
ジスタンスは侵略される何年も前に準備されていて、実際に、1991年の
侵略(=いわゆる湾岸戦争)の後に大きな労力を払って、バース党の義
勇軍であるイラク国民軍がゲリラ戦術に関する集中的かつ専門的軍事
訓練を受け、そのほかに、バース党は侵略に備えてフェダイン・サダムと
呼ばれる新組織を創設して、250万人以上の若者をそのメンバーにしま
した。最後にバース党は700万人のメンバーからなる新しい軍隊として、
訓練を受けた国民軍としては最大規模のエルサレム軍を創設しました。
バース党はいかなる外国にも依存しないですむように、外部から何らの
支援を受けなくとも10年間戦うのに十分な弾薬とともに、何百万丁もの
銃をイラク国民に分散し、格納庫のほかにも、秘密の兵器庫に蓄えたの
でした。バース党は地下で多くの科学者と軍の専門的な司令官を兵器生
産と弾薬製造、兵器の修理に割り当てました。
親愛なる友人の皆さん
イラクが侵略を受けた場合には、訓練を受けてゲリラ戦を始める準備
をしたイラクのおよそ1000万市民のなかから、イラク指導部は高度に
洗練された精鋭を選出し、侵略から間を置かずに大衆的な武装レジスタ
ンスを始められるようにしました。イラク人の革命的運動が小さな部隊に
よる小規模かつ限定的な攻撃から始まるのでなく、占領直後の数日から
大規模な軍事作戦をともなって始まった理由がここにあります。この事実
は、イラク人はアメリカ軍を花束を持って歓迎すると考えていたアメリカ政
府にとって、最大のショックと驚きでした。1年もしないうちに、イラク武装
レジスタンスはイラクの主要都市を占領者に敵意を抱き武装レジスタン
スの自由の戦士には好意を持つようにさせることによって、それらの諸
都市をほとんど解放しました。
そのようなレジスタンスの支配をものがたる最高の例は、アメリカ軍司
令部や米国大使館、バグダッド傀儡(かいらい)政府などが位置するいわ
ゆる「グリーン・ゾーン」です。アメリカ人と傀儡勢力は、グリーン・ゾーン
の外には出ることができず、アメリカ軍の命令はイラクにおけるどの地域
にも10分以上滞在してはならないとしています。その理由は、レジスタン
スの情報収集機関がレジスタンスの中央指導部に通知し、米軍だけに限
定した攻撃がおこなわれるからです。
同志ならびに友人の皆さん
数ヶ月後には、侵略前に創設された元からの組織も合流したことによ
り、あるいは旧来の組織とともに占領者と肩を並べて戦うために新しい組
織が編成されたことにより、何千人ものイラク人が武装レジスタンスに参
加しました。したがって武装レジスタンスは当面、バース党のレジスタンス
として始まったという事実にもかかわらず、すべてのイラク人、アラブ人、
クルド人、トルコメン、シーア、スンニ、さらにはナショナリスト、左翼、イス
ラム主義者、部族指導者などを代表するものとなっているのです。この事
実は、イラク・レジスタンスが国民的運動であり、生まれたときからあらゆ
る国民政党、すべての宗派、すべての民族、すべての宗教を代表してい
ることを意味しています。
(次回につづく)
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「殴打、電気ショック、ドリル痕・・・
それでも自衛隊はサマワ駐留を続けるのか?
凄惨! 米軍が黙認する『イラク大虐殺』の衝撃写真」
取材・文:志葉玲
Photo:イサム・ラシード、相澤恭行
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☆★支持率37%、就任以来最低 世論調査で米大統領
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(共同通信)-10月7日12時9分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051007-00000095-kyodo-int
【ワシントン6日共同】米CBSテレビが6日発表した世論調査によると、ブ
ッシュ米大統領の支持率は先月の41%から就任以来最低の37%に下
落した。
ガソリン価格の高騰や出口の見えないイラク情勢、ハリケーン対応へ
の不手際のほか、側近を巻き込んだ米中央情報局(CIA)工作員名漏え
い疑惑などのマイナス要因が重なった結果とみられる。
「国が間違った方向に向かっている」との回答は69%と、同テレビがこ
の質問を始めた1983年以来、最高となった。
個別の問題での支持率はテロへの対応が46%、イラク32%、経済
32%と軒並み最低。イラク駐留米軍に関しては「可能な限り早期に撤
退」が59%で、「必要なだけ駐留」の36%を大きく上回り、ブッシュ政権
の対イラク政策への懐疑が広がっていることを裏付けた。
調査は今月3−5日に808人を対象に実施した。
▼米軍15万2000人に大幅増強 イラクの国民投票に備え
(共同通信)-10月7日15時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051007-00000120-kyodo-int
【ワシントン6日共同】米陸軍のハン准将は6日の記者会見で、イラク新
憲法案の是非を問う15日の国民投票に向けて、反米勢力の攻撃激化
などに備え、駐留米軍を約15万2000人に増強したと明らかにした。
ハリケーン「カトリーナ」が襲った直後の9月2日、米軍幹部は当初より
増派規模を抑制し、約13万8000人から約2000人程度を増やすと説
明していた。しかし、実際には約1万4000人の大幅な増強となった格好
だ。
ハン准将は国民投票までは、ほぼこの規模の米軍を維持するとの見
通しを示した。また、年末の正統政府樹立時の米軍の規模に関し「まだ
国民投票の結果も分からない段階で、時期尚早だ」と述べた。
米国内では泥沼化するイラク情勢に米軍の早期撤退を求める世論が
高まる一方、多額の戦費をハリケーン被害の復興に回すべきだとの声
が出ている。
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※URUKNEWS イラク情勢ニュース(webサイト)
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※イラク・レジスタンス・レポート
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