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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(2日)イスラエル大統領が初のバチカン訪問へ
★(3日)ガザで自治警察とハマスが激しい戦闘
★(4日)ユダヤ新年(ロシュ・ハシャナ)の祭
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2005年10月2日(日)
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*イスラエルの海運会社ジム社の船が先週水曜に日本の漁船と衝突か。
漁船は転覆し、7人が死亡した。寄港先の韓国での調査結果で衝突痕
が確認されたもよう。ジム社は関与を否定している。(P,H)
*イスラエルが先週から続けていたパレスチナのテロ組織に対する攻撃
を休止。自治政府にテロ組織を取締まる機会を与えるため。(P,I)
*シナイ半島でテロ組織がイスラエル人の誘拐を計画していると、政府
が警告。現在シナイ半島には3000人のイスラエル人がいるが、祭
の期間中には3万人が訪問すると予想されている。(P,H,I,7)
*国防軍が金曜、ナブラスで13歳のパレスチナ人少年を射殺。少年が
武装していると誤認か。国防軍は謝罪し、調査を開始した。(P,H)
*米国のライス国務長官が、ハマスは和平行程表にもとづき武装解除す
べきだと明言。しかし実施には時間がかかると語った。(P,H)
*新年を前に恒例の人口統計発表。総人口は1.8%の増加で687万
人、ユダヤ人の比率は1%低下し、76.2%となった。(P)
*ハアレツ社のリクード党内意識調査でネタニヤフ氏の人気が急落して
いることが判明。シャロン首相がリクードを去った場合、ウジ・ラン
ダウ氏がネタニヤフ氏を抑えて党首になると予想した。(P)
*当初はファタハの勝利が伝えられた自治区の選挙で、実際には都市部
を中心にハマスが大量得票していたことが判明。ファタハは、無投票
となった地方で議席を大量獲得していた。(H)
*カツァブ大統領が来月にバチカンを訪問することが決定。イスラエル
の大統領がバチカンを訪問するのは史上初となる。(H)
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2005年10月3日(月)
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*ガザではハマスなど武装勢力が自治政府の命令を無視して武装行進。
各地でハマスと自治警察の戦闘があり、3人が死亡し、多数の負傷者
が出た。パレスチナの内戦としては10年間で最悪の規模。(P,H,I)
*自治政府のアッバス議長がシャロン首相に電話でユダヤ新年の賀詞を
伝えた。両首脳は近日中に会談することで合意したという。(P,H,I)
*貧困対策のための予算案を労働党が作成。シャロン首相も原則了承し
た。ペレス副首相はオルマート副首相らと交渉を続けている。(P,H)
*南アフリカの実業家ケルン氏がシャロン首相一家に不正融資を行った
証拠を、現地の捜査当局が把握か。近日中にイスラエルにも通知する
と、南アの捜査関係者は話している。(P)
*外国人違法労働者対策のために作られた移民警察の人員を削減へ。3
年前に20万人いた外国人違法労働者は半減している。(P)
*先週にカッサムロケット砲による攻撃があって以来続いている自治区
の封鎖は、新年祭の終りまで継続へ。(P)
*月曜日没から始まるロシュ・ハシャナ(新年祭)を前に、警察は厳戒
態勢。人の集まるシナゴグでは厳しい警備が行われる。(P,H,7)
*政府のテロ警告を受け、シナイ半島から帰国する人もあるが、旅行を
続ける人も。旅行者は半数程度に減ると見られている。(H,7)
*ガザを退去した入植者のうち1200人は仮住居で新年を迎える。元
入居者の多くは、集団で住むことを求めている。(P)
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2005年10月4日(火)ロシュ・ハシャナ(ユダヤ新年)
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*ユダヤ暦5766年が始まる。国民の休日となるため、新聞は休刊に
なるが、インターネットでの情報提供は続けられている。ユダヤ新年
の主な行事は、シナゴグで「ショファー」と呼ばれる角笛を吹き鳴ら
すこと。そのため「ラッパの祭」とも言われる。十日後に迎える大贖
罪日(ヨム・キプール)までは悔い改めの期間とされる。(解説)
*ジム社の社長が、同社船と日本漁船が衝突した可能性が極めて高いと
認め、日本大使館を訪れて謝罪。必要な補償などを行う考えを示した。
また、イスラエルの捜査当局も係員を日本に派遣する。(P,H)
*パレスチナ議会が内閣交代を求める決議を43対5で採択。自治政府
のアッバス議長は新内閣の構成を迫られる。(P,H)
*新年を迎えるため、食糧の支援を必要とする貧困者は全国に30万人。
福祉団体は昨日、各地の配給ステーションで食糧配布を行った。(P)
*ハマスなど武装勢力の横暴を許さず、ガザでの治安維持を目指すと自
治警察が発表。ハマスは取り締まり強化に反発を強めている。(P,H)
*40人の自治警察官がパレスチナ議会議場に乱入して銃を乱射し、装
備不足に抗議。ハマスの襲撃を受けた際に応戦する弾丸さえ不足した
として、装備の強化とハマスへの強い対応を求めた。(H)
*昨日トラック20台分の食料がガザへ搬入。自治区は完全封鎖が続い
ており、これだけ大量の物資が搬入されるのは初めて。(H)
*今日からイスラムの断食月(ラマダン)が始まる。中東諸国では、イ
スラム過激派のテロを警戒し、厳重な警戒態勢を取っている。(H)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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