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□インドネシア当局はバリ島テロで数十人を取り調べ 正式逮捕者はゼロ [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1423778/detail
インドネシア当局は、バリ島テロで数十人を取り調べ 正式逮捕者はゼロ
(アルジャジーラ4日特約)インドネシア警察当局は4日、バリ島で起きた爆弾テロ事件の首謀者を追及する中で、これまでに数十人を取り調べたことを明らかにした。バリ警察本部長のパスティカ少将は同日、「一定の前進があった。より明確な手掛かりがあるよう願っているが、報告はまだ、すべてが私のところへ上がっていない」と語った。しかし、アルタント広報副主任は正式な逮捕者はまだないとして、情報提供者が39人に上るとだけ説明した。
インドネシア法では、警察当局は逮捕状も起訴手続きもなしで数日間は取り調べのために身柄を拘束してもよい。2日に身柄を拘束された二人の参考人の氏名は明らかにされていない。
10月1日夕、爆発が起きたのはバリ島のジンバラン・ビーチの戸外にも座席があるシーフード・レストランとクチ・ビーチにあるステーキ・バーの三飲食店。
2002年のバリ島爆弾テロ事件に連座して獄中にあるイスラム教指導者、アブ・バクル・バシール師は4日、弁護士を通じて声明を発表して、バリ島のテロ事件を非難した。同師の声明要旨は「私はバリ島を含め、非紛争地域における爆弾使用を容認しない。なぜならば、罪がなく、何も知らない人々が犠牲になって倒れるのが確実だからである。攻撃がもし、イスラム教徒の命を要求したのであれば、悲しいことである。傷ついた犠牲者と死者の遺族はアラーによる宿命を受け入れてほしい。政府は神の法をより良く実行すべきである。今回の悲しむべき事件は、イスラム法に敬意を示さないわれわれすべてに対するアラーの警告であり叱責である」というものだった。
インドネシア政府は、2002念のバリ島爆弾テロ事件以降、数十人を逮捕し、有罪にして来て称賛を受けてきたが、一部には主要な役割を演じた者たちが軽い刑で出所し、ジェミスラミアが非合法組織に指定されないことに対する批判がある。
オーストラリアの野党、労働党はハワード首相に対して、同国政府が同グループの非合法化をインドネシア政府に求めるよう要求した。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2005年10月04日21時37分