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CNNからhttp://www.cnn.co.jp/usa/CNN200510040025.htmlより引用
今年最大規模のアルカイダ掃討作戦と、イラク駐留米軍
2005.10.04
Web posted at: 19:46 JST
- CNN/REUTERS
バグダッド――イラク駐留米軍は4日、国際テロ組織アルカイダ系の戦闘員を駆逐するため西部ハディーサ市近郊で米兵、イラク軍兵士2500人を投入する今年最大規模の作戦を開始した、と発表した。近郊のバルワーナなど2町も作戦対象地域に含まれている。この作戦に絡め、海兵隊隊員ら計3人が路上爆弾の攻撃など受け、死亡した、とも述べた。
米軍は今年8月にも米兵約1000人を動員して、ハディーサの掃討作戦を実施したことがある。しかし、地域住民は、戦闘員が街を占拠し続け、厳格なイスラム教の統治を強いていると不満を伝えていた。
米軍は声明の中で、ハディーサは、シリアを通じたアルカイダ系戦闘員の主要な流入ルートで、首都バグダッドやラマディ、北部モスルなどに浸透する経由地にもなっていたと指摘している。
米軍は現在、シリア国境のカイム周辺でも約1000人の兵力を投じたアルカイダ壊滅を続けており、ハディーサと合わせ、2方面で大掛かりな作戦を同時実施することになる。
イラクは10月15日に、新憲法草案の是非を問う国民投票を実施予定で、今回の同時作戦は投票に向けた治安維持の強化の意味合いもあるとみられる。