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イラク復興支援 川内、国分から120人派遣
陸自に編成命令 下旬にも出国
防衛庁の大野功統長官は3日、イラク南部サマワで人道復興支援活動に当たる陸上自衛隊の交代部隊として、「第8次復興支援群」を編成するよう陸自西部方面総監に命令した。第8師団(司令部・熊本市)を中心に約500人で編成し、国分、川内両駐屯地から計120人程度が派遣される見込み。2004年1月に始まった陸自のイラク派遣で、鹿児島の部隊が復興支援の本隊として派遣されるのは初めて。
任期は3カ月間。近く派遣命令が出され、10月下旬以降、3回に分けて出国する。
政府はイラク復興支援特別措置法の基本計画で派遣期間を今年12月14日までとしているが、延長は必至。防衛庁の守屋武昌事務次官は同日の会見で「派遣延長を前提にしていないが、任期は従来通り3カ月間になる」と述べた。
派遣部隊は大半が陸自宿営地があるサマワに駐留。国分駐屯地の部隊は警備や管理部門を、川内駐屯地の部隊は学校や道路の補修工事などを担当する。
これまで陸自宿営地を狙ったロケット弾などの砲撃は計10回で、うち4回が宿営地内へ着弾。今年6月には走行中の陸自車両が路上爆弾で爆破されたが、いずれも負傷した隊員はいない。防衛庁はサマワの治安情勢について「イラクでは比較的安定している方だが、予断を許さない状況」としている。
国分、川内両駐屯地からは、本隊とサマワ当局の連絡調整に当たる「復興業務支援隊」として、今年7月から計3人がイラクで活動中。海外派遣ではカンボジアや東ティモールなど、これまで計32人が派遣された。
陸自のイラク派遣は昨年1月の先遣隊を皮切りに、北海道、東北へと部隊交代しながら南下。今年8月には「第7次群」として九州北部の部隊がサマワ入りした。
http://373news.com/2000picup/2005/10/picup_20051004_1.htm